WEBライターはオワコン?今後の需要や将来性を徹底考察してみた
今副業として人気の職業『WEBライター』ですが、新規参入者が増えすぎてオワコン(=終わったコンテンツ)などといわれております。
ライバルが多いために依頼を受注しづらく、1件あたりの単価も下がりつつあります。
このことから、今から参入しても稼げない、労力に見合わず割に合わない。
と考える人が多いのが原因のようです。
しかし、現役WEBライターである筆者はそのようには思いません。
まだまだ需要はありますし今後伸びていく業界だと考えています。
今回は、そんなWEBライティング業界について
- WEBライターはオワコンと言われている理由
- WEBライターはまだまだ需要がある理由
- 今後もWEBライターの需要は高まっていく
という点について、現役のWEBライターの視点から考察してみました。
WEBライターになろうか悩んでいる方や、WEBライターとしての今後に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
WEBライターはオワコンなのか
なぜ、WEBライターはオワコンと言われるのか、まずはその原因を探ってみましょう。
原因が解決されれば、WEBライターは今後も需要がある、伸びていく業界だという証明ができます。
まずはWEBライターがオワコンと言われる理由を挙げてみましょう。
WEBライターがオワコンの理由①仕事が取り合いになっている
WEBライターは特別な資格が必要なく、比較的未経験者でも参入しやすい業界です。
近年はクラウドソーシングサービスが活発になり、副業で始める方も劇的に増えています。
しかし、それだけ参入者が多いということはライバルも多いということです。
さらにコロナウイルスの影響もあり仕事の数は激減し、1つの依頼にWEBライターの応募が集中する事態が発生していることから、仕事が取り合いになっているようです。
WEBライターがオワコンの理由②単価が安くて稼げない
①の仕事が取り合いになっていると関連するものとして、WEBライターの単価が安くなっていることが挙げられます。
WEBライターが急激に増えて需要と供給のバランスが崩れたために、安い単価の仕事にも応募が集中している状況が発生しています。
「頑張って執筆しても単価が安く、時給に換算したら500円ぽっちで全く割に合わない……」
こういった嘆きの声も聞こえてきます。
WEBライターがオワコンの理由③AIで代用できる
近年のAIの技術の進歩は目覚ましく、AIが過去のデータから次の言葉を予想したり、自動で原稿を作成するといった技術が発達しています。
様々な分野の仕事がAIに取って代わっていくように、WEBライティングもAIで代用できるのではないと危惧されており、わざわざ今から参入するメリットはないのでないかと噂されています。
WEBライターがオワコンの理由④動画コンテンツが主流になりつつある
YouTubeやTikTok (ティックトック)に代表されるように動画コンテンツが若い世代を中心に人気を集めています。
動画コンテンツが主流になることで広告も動画を中心に掲載されるようになり、文字媒体は今後需要が減っていくのではないかと予想されています。
これらが主なWEBライターがオワコンと呼ばれる理由です。
WEBライターは将来性があり今後も需要がある理由
では、ここからは筆者が考える、WEBライターはまだまだ需要がある理由について考察していきたいと思います。
もちろん感情論ではなく、しっかりと客観的な根拠に基づいた考察をしていきたいと思います。
WEBライターは今後も需要がある理由①むしろ仕事は増えている
オワコンの理由①で仕事が取り合いになっているという意見がありましたが、これはかなり偏った考えだと筆者は推察します。
若者のテレビ離れやSNSの発達で、今後はWEB広告やWEBコンテンツの需要が高まると推測できます。
チラシやパンフレットの広告に代わり、自社サイトの立ち上げやリスティング広告などが主流となっていくでしょう。
WEBライターのメイン業務となるWEBライティングスキルはまだまだ需要があると考えます。
仕事が取り合いになっていると思うのは簡単な案件や好待遇な仕事に集中して視野が狭くなっているからで、WEBライティング業界全体を見れば、まだまだ需要があるといえます。
WEBライターは今後も需要がある理由②WEBライティングスキルは重宝される
WEBライティングスキルはただ文章を書くだけではなく、WEBコンテンツというものを熟知している必要があります。
掲載先に最適化させるだけでなく、SEOの知識も重要になってきます。
これらの専門的なスキルが必要な仕事が低単価なことはありません。
オワコンの理由②にあたる、単価が安くて稼げないというのは、文字単価の安い仕事ばかり受注している人や、簡単な仕事しか受けることができないスキルの未熟さに問題があると筆者は考えます。
事実として、稼いでいるWEBライターは1文字100円や1記事数万円で依頼されることも珍しくありません。
WEBライターは今後も需要がある理由③AIでは魅力的な文章は書けない
WEBライターがオワコンの理由③でAIの技術で代用できるのではないかという意見が見られました。
数年、数十年もすれば、いつかは可能になるかもしれません。
しかし、筆者はそう簡単にAIで代用できるものではないと考えています。
日本語は言語の中でも特に複雑であり、自動字幕機能を持つAIを見てもわかるとおり、まだまだ正確とはいえません。
固い・硬い・堅いのように同じ言葉でも違う意味を持っていたり、「見る」という言葉にしても「じっくり見る」のか、「食い入るように見る」のか「疑いの目を持って見る」のか、表現は無数にあります。
言葉の選択によって読み手に与える印象は全く異なり、これがWEBライターの腕が問われるところです。
この繊細な言葉選びはまだまだAIで再現するのは難しいと考え、今後もWEBライターが必要だと考える理由になります。
WEBライターは今後も需要がある理由④そもそも動画コンテンツとは別物である
WEBライターがオワコンの理由④で動画コンテンツが主流になりつつあるという意見がありました。
確かに、今は動画にエンターテインメントが多くあり、学習などでも幅広く利用されています。
しかし、その動画を作るためには台本を考えたり、シナリオを作成したり、その動画を掲載するためのWEBサイトを作成したりと、WEBライティングが密接に関わっています。
作成したWEBサイトを多くの方に見てもらうためには、SEO対策したWEBライティングが必須ですので、動画コンテンツが主流になるからといって、WEBライティングがなくなるということはありません。

WEBライターの需要は高く今後も将来性はある
ここまでWEBライターがオワコンと言われている理由とまだまだ需要がある理由、それらに対する考察を語ってきました。
- オワコンと言われている理由があるが、それらは表面的な理由ばかりである
- WEB業界の発展に伴い、WEBライターの仕事は増える見込みである
- AIでは対応できないWEBライティングスキルは重宝される
- 動画コンテンツなどの影響を受けず、WEBライターの活躍の場は多い
以上のことから筆者が考察した結果、まだまだWEBライターの需要は高まっていくと考えています。
決してオワコンではなく将来性もある魅力的な職業だと筆者は思います。
もちろん、一定のWEBライティングスキルを持っていることが前提となりますが、今後も活躍できるWEBライティングスキルをこの機会に習得してみてはいかがでしょうか?
▷WEBライターの収入の仕組みと増やし方について詳しくは下記の記事をご覧ください
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