【体験談】WEBライターの文字単価を上げるコツ!現役の私が行った6つのこと
WEBライターにとって、文字単価は非常に重要です。
文字単価はそのWEBライターの実力を示す指標であるとともに、それがWEBライターの収入に大きくきます。
その重要な文字単価ですが、あまり深く考えたことがない方も多いのではないでしょうか?
このこの記事では、
- 文字単価の仕組みと文字単価の決め方
- 現役のWEBライターが文字単価を上げるために実際に行った6つのこと
これらを中心にご紹介していきます。
- WEBライターとして生計を立てたい方
- WEBライターとしてのスキルを上げたい方
の参考になれば幸いです。
文字単価の仕組みと文字単価の決め方
WEBライターに依頼するときには文字単価か記事単価で金額が決められることが多いです。
金額・報酬の決定の際には必須である文字単価ですが、あまり深く考えている人も少ないのではないでしょうか?
- 自身がWEBライティングの募集を出すときに、どうやって文字単価を決めればいいのか?
- また、自身が納得のいく報酬・文字単価に上げるためにどうすればいいのか?
私の実体験をもとに解説していきます。
文字単価
文字単価とは、その名の通り1文字あたりの金額のことです。
文字単価が1文字1円であれば、1,000文字執筆すれば1,000円となります。
この文字単価でだいたいの報酬と、WEBライターのスキルが判断できます。
ではこの文字単価はどのように決められているのでしょうか?
文字単価の決め方
文字単価の決め方は、基本的にはWEBライターの一存で決められます。
自身が1文字100円で請け負いたいと考えれば、そのまま依頼が来るのを待ったり、自身で交渉を持ち掛けることができます。
しかし、高額な設定にするとなかなか仕事の依頼が来ないというデメリットがあります。
そのあたりも後ほど解説していきます。
文字単価は以下のような相場がありますので、下記にその一例を記載しておきます。
実力から文字単価を設定する場合 | |
文字単価0.1円~0.5円 | 未経験者WEBライター |
文字単価0.6円~1円 | 初心者~中級者WEBライター |
文字単価1円~10円 | 中級者~上級者WEBライター |
文字単価10円以上 | 上級者WEBライターもしくは専門的な 知識を有するWEBライター |
案件で文字単価を決める場合 | |
文字単価0.1円~0.5円 | ブログやレビューなど簡単なWEBライティング 個人で運営しているもの |
文字単価0.6円~1円 | ビジネス・ファッション・グルメなど様々な ジャンルがあり、比較的初心者でも執筆しやすいWEBライティング。 サイトの1ページなどに 掲載されるケースが多い。 |
文字単価1円~10円 | コスメ・金融・美容などのコンテンツを 運営する中規模のメディアが多くなる。 ただ記事を執筆するだけでなく上位表示などの成果も求められる。 |
文字単価10円以上 | 大企業が運営する媒体や専門的なサイトに掲載するWEBライティングをおこなう。 SEOの知識はもちろん、売り上げアップに つながる結果が求められる。 |
WEBライターのスキルや依頼者の都合や希望、案件などによって変動しますので一概にはいえませんが、1つの参考にしてみてください。
現役のWEBライターが文字単価を上げるために実際に行った6つのコツ
では、ここからは現役のWEBライターが文字単価を上げるために実際に行った6つのことを具体的に解説していきます。
WEBライターとして働いていきたい方や、WEBライティングでの売り上げを増やしていきたい方は参考にしてみてください。
文字単価を上げるコツ①WEBライティングスキルを上げる
当たり前のことですが、大前提のお話になりますのでさらっと書きます。
高い文字単価の報酬をいただくということは依頼者も高品質の記事を期待しています。
ここで期待を裏切ってしまえば、次回の依頼がなくなってしまうばかりか、悪評がネット上に出回ってしまう可能性もあります。
自身のWEBライティングスキルの向上は必須になります。
詳しくは以下のページで解説しています。
文字単価を上げるコツ②SEOの知識を身に付ける
SEOも高い文字単価を得るには必須のスキルとなります。
ただの記事を書くことと、SEO対策をした記事を書くことは、書き方も用途も全く異なるからです。
SEOという単語を知らない方はすぐに勉強が必要です。
しかし、逆に言うと『SEO対策をしたWEBライティングができる』というのは強みになり、文字単価を上げるチャンスになりますので頑張って習得しましょう。
文字単価を上げるコツ③実績を積む
基本的には飛びぬけたWEBライティングスキルがない限りは、『地道に実績を積んで文字単価を上げる』これに尽きると考えています。
前述したように、自身で自由に文字単価を設定できるのですが、1文字10円の無名のWEBライタ-に依頼をしたいという方が果たしているでしょうか?
明確な資格や一定のライティングスキルを保証できない以上、最初はやはり他の有名な実績のあるライターにお願いしようというのが依頼者の心理でしょう。
もう1つは、低品質でもいいからとにかく安く済ませたい、という依頼者の心理です。
未経験者や実績のない初心者WEBライターは、まずは安い単価の仕事をこなし、実績と信頼を積み重ねる必要があります。
懇切丁寧な執筆をし、文字単価以上の記事を作成することで依頼者の高い満足度を得ることができます。
その実績を積み重ねるとことで、次の依頼を受けたり、次の依頼の価格交渉に初めて臨むことができるのです。
文字単価を上げるコツ④文字単価の高いジャンルを狙う
文字単価を上げるための基本的な部分をお伝えしたところで、次は実践的な内容をお伝えしていきます。
それは文字単価の高いジャンルを狙うことです。
上記で記載したように、案件の中にはジャンルによって文字単価が違うものがあります。
- ビジネス系
- 投資系
- 医療系
- 美容系
などです。
これらは資格や専門的な知識が必要なものもあり、誰でも書けるというものではありません。
誰でも書けないということは希少性につながり、それが文字単価が他のものよりも高い理由となっています。
これらのジャンルを狙っていくことで、文字単価の高い依頼を受けることができます。
基本的に時期や季節関係なく、このジャンルは人気で依頼が多く出ているため、勉強して自分の得意ジャンルにする価値はあるでしょう。
文字単価を上げるコツ⑤自身の強みを見つける
次の実践的な内容は、自身の強みを見つけることです。
強みとは専門的な知識であったり、得意ジャンルを見つけるという意味です。
これらは上記にも共通する、他のWEBライターとの差別化ということです。
同じライティングスキルなら、より安いWEBライターに依頼をお願いしようとなりますが、自身にしか書けない強みやメリットを提示することで高い文字単価でも依頼が来るようになります。
この時に、依頼者にわかりやすく自身の強みを伝えるのがポイントです。
- 過去10年間出版業界に携わっていたため、業界の事情や校正業務に精通しています。
- ○○企業で部長をしており、○○のプロジェクトを任されていたため、この業界は熟知しています。
など、数字や実績を提示するととても強い説得力になりますので、WEBライティングと絡めてアピールできるものは積極的に活用していきましょう。
文字単価を上げるコツ⑥SNSを活用する
SNSは今はなくてはならないツールになっており、企業も積極的に発信しています。
YouTuberやインスタグラマーのように影響力のある人は広告塔としての価値を認められており、高額な広告費を得ることもあります。
Twitterは1ツイート140文字ですが、その限られた文字数で自身の思いを呟くというのは良いライティングの練習になります。
また、たくさんのフォロワーがいれば、自身の影響力を客観的に表す数字となり、その影響力を買われて依頼が来るということも少なくありません。
SNSなどは積極的に活用していきましょう。
文字単価を上げるには努力と工夫が必要である
ここまで文字単価を上げるコツを6つご紹介してきました。
①WEBライティングスキルを上げる
②SEOの知識を身に付ける
③実績を積む
④文字単価の高いジャンルを狙う
⑤自身の強みを見つける
⑥SNSを活用する
ベースとなるスキルアップは必要ですが、それにプラスして自分なりの強みや武器を作り、それで差別化することでスムーズに文字単価を上げていくことができるでしょう。
WEBライターはライバルが多いため、他の方とは違う工夫が必要になるので、今回の6つのコツを参考にしてみてください。
▷実際に単価を上げて実績を積み上げていかれた方の体験談についても参考にしてみてください
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