ビザスク(visasQ)は初心者では稼げない?評判と仕組みを解説
みなさんはビザスク(visasQ)というサービスをご存知でしょうか?
ビザスクは株式会社ビザスクが運営しているスポットコンサルティングのマッチングプラットフォームです。
専門知識を持っている様々な人が登録しており、手軽に1時間からスポットコンサルを依頼できるサービスです。
起業、企画、営業、マーケティングの相談など幅広い専門家とマッチングすることができ、自社の課題を解決することができる新たなマッチングサービスとして注目を集めています。
依頼者は1時間から依頼が可能で、あらゆる分野の専門家が常駐しているので企業に依頼するよりも安く抑えられるメリットがあり、コンサルティングのアドバイザーとしても自由な働き方ができるwin-winの関係になっています。
この記事では
- ビザスクとはどういったサービスなのか
- ビザスクのメリットやデメリット
- ビザスク初心者は稼げるのか
といった点を解説していきます。
副業を考えている方や、自身のキャリアを活かしたい方はぜひ参考にしてみてください。
ビザスクはどういったサービス?
ビザスクは株式会社ビザスクが運営する日本最大級のナレッジプラットフォームです。
その道の専門家やプロフェッショナルが2020年8月時点で10万人以上が登録しており、自社が抱える問題の解決や売上アップといったコンサルを依頼できるサービスです。
- 「エキスパートサーベイ」・・・その業界に特化した有識者からwebアンケート調査ができる。
- 「ビザスクプロジェクト」・・・新規事業を立ち上げる方向けに、アイディアや具体的なプランを提案する。
- 「ビザスクweb展示会」・・・ビザスクに登録している10万人超の業界/業務に精通したエキスパートに対しweb公募を実施し、提案や解決策を募集する。
- 「ビザスク業務委託」・・・必要な時に一定期間契約をし、実際に実働型契約をし総合的なコンサルティングをおこなってもらう。
- 「海外調査」・・・海外事情に精通したエキスパート達に情報提供、リサーチをしてもらう。
- 「ビザスクライト」自らアドバイザー、コンサルタントを探し依頼する。
主に上記の6つのサービスを中心におこなっているコンサルタントと企業・個人をつなぐマッチングサービスです。
ビザスクの特長
業界に精通したエキスパートが10万以上登録しているビザスク。
企業や個人からの依頼は月間2000件を超え、コロナウイルスの影響における深刻な売り上げ不足の解消や経営の立て直し等の依頼が急激に増加しています。
自分のキャリアや今持っているスキルを活かすスキルシェアサービスが注目を浴びていますが、ビザスクはコンサルティングに特化したマッチングサービスです。
依頼者の予算や様々な課題に対しても対応できるようになっており、アドバイザー側としても自身の長所を活かした提案ができるようになっています。
こんな方におすすめ!自分のスキルやキャリアを活かした副業を考えている方第一線は退いたが専門分野で活躍していたキャリアママ
コンサルティング企業に勤めている訳ではないが、その業界の知識に長けた方
こういった方と、コンサルティング会社に依頼するには予算が気になる会社や個人経営者などをつなぐマッチングサービスとして国内最大級の規模を誇っているのがビザスクです。
さらにコンサルティングの仕組みとして
①直接会って話すorSkypeビデオ会議形式
②ビザスク内でアンケートを出し意見を求める形式
があり、他のスキルシェアサービスと差別化を図っています。
ビザスクで副業をする際のメリットとデメリット
ビザスクで週末コンサルや、コンサル副業を考えている方に向けて、ビザスクのメリットとデメリットを見ていきましょう。
ビザスクのメリット①単価が高額である
ビザスクのメリット②スキマ時間で始めることができる
ビザスクのメリット③今のスキルを活かせるため、新たに何かを習得する必要がない
ビザスクのメリット④人脈が増える
ビザスクのデメリット①すぐには稼げない
ビザスクのデメリット②深い専門知識が必要になる
ビザスクのデメリット③手数料が高額である
ビザスクのメリット①単価が高額である
通常、起業にコンサルティングを依頼するとなると数十万円~数百万円規模の話になってきます。
かなり高額な話になるため、売上や課題解決に悩んでいる中小企業や個人事業主はなかなか手を出せずにいます。
しかし、ビザスクでは1時間5000円~数万円といった案件が多く、依頼者側としてはかなり良心的な金額になっています。
一方で、アドバイザー側は最低単価が5000円~といった金額設定は副業として考えた中では高額の部類に入ります。
週末やスキマ時間を利用した副業としてはかなり稼げる副業となっています。
ビザスクのメリット②スキマ時間で始めることができる
ビザスクでは1時間~の料金設定ができるため、依頼者側からすれば時間が決まっているので長期間コンサルするコストがかからないといったメリットがあります。
一方受注者側も1時間毎の依頼のためスキマ時間を利用しておこなえる、本業と並行しておこなえるといったメリットがあります。
ビザスクのメリット③今のスキルを活かせるため、新たに何かを習得する必要がない
ビザスクは、自分が今持っているキャリアや経験、スキルをコンサルティングとして提供するため、新たに何か資格を習得したり、それ用のスキルを習得する必要がありません。
準備期間や初期費用がかからずすぐに副業を始めることができるため、最初にデメリットが全くないのはとても魅力的です。
ビザスクのメリット④人脈が増える
ビザスクで依頼を受けると、同業者からの依頼だったり、依頼を決定する重役の方々と、何かと接点があります。
コンサルティング以外の新たな気づきや発見があったり勉強になるため、お金以外のメリットも多く存在します。
準備期間や初期費用がかからずすぐに副業を始めることができるため、最初にデメリットが全くないのはとても魅力的です。
ビザスクのデメリット①すぐには稼げない
これはどんな副業にも言えることですが、ビザスクに登録したばかりの頃は実績もなく、ライバルも多いのですぐに稼げるというわけではありません。
後述してお伝えする初心者でも稼げるポイントや、何か突出したものがないと初月から大金を稼ぐのは難しいでしょう。
ビザスクのデメリット②深い専門知識が必要になる
コンサルティングをおこなうという事は、依頼者よりもその業界に精通している必要があります。
どんな質問にも答えられるようにし、どんな課題が来ても対応できるよう準備しておかなければなりません。
さらには、常に最新の情報を仕入れたり、動向を調査したりと日々の努力は欠かせないでしょう。
気を付けておかないといけないのが、提供する情報の内容によってはノウハウの流出・情報の流出が社内の規定に抵触する可能性があるため、どこまで話してもOKなのかしっかり確認しておく必要があります。
ビザスクのデメリット③手数料が高額である
ビザスクというプラットフォームを利用する以上手数料が発生します。
こちらは手数料が謝礼額の30%となっており、他のスキルシェアサービスと比較すると高い部類に入ります。
5000円の売り上げの場合
5000円×30%(手数料)=1500円
5000円-1500円=3500円の利益
となり、しっかりコンサル副業で稼ぎたい方には料金設定や売り出し方を考える必要があります。
気になるビザスクの評判は?
ビザスクはサービス開始が2013年10月とまだ始まって間もないサービスですが、こちらを利用された方の評判はどうなっているのか?
良い意見や悪い意見を合わせて見てみましょう。
「ビザスクのようなサービスが出たことで弱小企業でもコンサルしてもらえる機会に恵まれた」
「その業界のマニアックな知識がマネタイズできるようになった」
「他人に話すことで自身のスキルが活かせたとともに、さらにスキルアップにつながった」
「思ったよりも依頼が来ず、稼げなかった」
「自分が持っているキャリアがあまり需要のない分野だった」
「利用を検討したが、守秘義務に抵触する可能性があるため断念した」
良い意見の中で多かったのが、「安価でコンサルをしてもらえた」「自分のスキルやキャリアを活かして稼ぐことができた」といったものです。
これまでいくつかのスキルシェアサービスがありましたが、コンサルティングに特化したサービスはなかったので、ビザスクの出現はありがたいといった声が多かったです。
しかし、逆に言えばコンサルティングに特化した面はデメリットとも捉えることができ、「コンサルでは稼げなかった」といった意見が悪い意見の大半を占めていました。
ビザスクの仕組みは?
ビザスクを利用して副業を考えている方のために、まずはビザスクの仕組みを解説し、その後に初心者が稼ぐためのポイントを解説します。
ビザスクの利用の流れ
ビザスクを利用する際の手順は以下の通りです。
①ビザスクに会員登録する
②自身の経歴やプロフィールを記入する
③自身に関連する業界のキーワードなどから案件を検索するor提案(依頼)を待つ
④検索した案件に提案するor依頼に対して返信する
⑤担当者とビザスク上で日程等の打ち合わせ
⑥直接面談or Web会議などでスポットコンサル
利用の流れを見たところで、ここから見えてくるビザスクの仕組みとポイントを解説します。
ビザスクの仕組み①一点特化型のサービスである
ビザスクはコンサルタントと企業・個人のマッチングサービスです。
飲食店なら飲食に精通したコンサルタント
起業なら起業に特化したコンサルタント
というように、ターゲット層はかなり狭くなります。
依頼者は
- アドバイザーを公募する方法
- 直接検索・指名する方法
2つの方法から依頼者を探しますが、そもそも業界が違えばその時点で検索の候補から除外されるため、こればかりは運の要素が強いです。
ビザスクの仕組み②経歴やキャリアが大きく影響する
実際にアドバイザーとして登録されている方は、その道のプロフェッショナルばかりであり、実際に輝かしい功績や実績を残した方達ばかりです。
こういった方がライバルになるので、苦戦することが予想されます。
自身のプロフィールにも職歴・ビジネス経験を記入する項目がありますが、具体的に何をしてどんな功績を収めたか特筆すべき点がないと厳しいでしょう。
ビザスクの仕組み③提案の書き方、自己紹介での差別化が難しい
公募されている案件に自身から提案する際も、依頼者から直接アプローチがあった際も、やはり一番に目に止まるのはどんな仕事をしてきてどんな経験を積まれ、何を提案できるのかです。
こちらが定型化しつつあり、文章の見せ方や流れでイメージを持たせ期待させるといったことが難しく、やはりキャリア勝負になってしまう可能性が高いです。
その業界のプロフェッショナルと重役の依頼者とのやり取りになるため、単刀直入に何をしてきて何ができるかという会話になり、雑談等は不要になるからです。
ビザスク(visasQ)は他のサービスと上手く併用するのがおすすめ
これから右肩上がりのスキルシェアサービスというコンテンツにおいて、まだまだ市場が拡大することが予想されます。
それにコロナウイルスの影響もあり、売上を回復したい企業や、個人経営者の参入など、ビザスク自体の登録者も増えていくでしょう。
しかし、ビザスクは専門職に特化しているため、より高いコンサルティングを要求されます。
初心者の方はココナラやクラウドワークス、自身のキャリアや実績に自信がある方はビザスク、と使い分けるのがおすすめです。
自信がある方は、今までのキャリアを活かせるビザスクを利用したコンサル副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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