SKIMA(スキマ)は副業に使える?評判と具体的な稼ぎ方を調査
SKIMA(スキマ)は誰でも簡単に個人のクリエイターに依頼ができるオーダーメイドマーケットサイトです。
実力のあるアマチュアのククリエイターからプロのクリエイターまで幅広く登録されており、自分好みのクリエイターや自分の予算に応じて依頼することができます。
イラスト・デザイン特化型としておりますが、現在はモデリングや、アニメーション動画、小説や記事作成など、クリエイティブ関連を幅広く取り扱っています。
2020年3月現在、公式発表では会員数10万人を突破し、クリエイターの働き方が大きく変わりました。
以前は自身のSNSで作品を公開して依頼が来るのを待っていたり、自身の作品集を持って売り込むのが一般的でした。
SKIMAが登場したことにより、新しい働き方ができるようになり今まで埋もれていた腕に自信のあるクリエイターが多く自分の作品を知ってもらえるようになったのです。
この記事では、SKIMAを副業を始めようと考えている方に向けて、
SKIMAの評判はどうなのか?
SKIMAは稼げるのか?
具体的に稼ぐ方法
といったことを中心に解説していきます。
SKIMAはどういったサービス?
SKIMAは株式会社ビジュアルワークスが運営しているクリエイターと購入者をつなぐオーダーメイドマーケットサイトです。
今まではフリーランスのクリエイターは個人で作品を持ち込んで営業活動をしたり、SNSや自分のホームページなどのネット上に作品を公開して問い合わせを待つのが主流でした。
ですが、SKIMAの登場により、仕事を募集しているクリエイターと、依頼したい人とがスムーズにマッチングし、より依頼や提案がしやすくなりました。
- 個人が個人でクリエイターに依頼することができる
- クリエイター側が価格を設定できる
- やり取り、納品、決済がオンライン上で完結する
といった特長があり、これまで以上にクリエイターが稼ぎやすくなりました。
また、ギャラリーと呼ばれる自分の作品集を掲載するスペースがあり、自分のスキルのアピールにもなっています。
SKIMAには4つの稼ぎ方がある
SIKIMAで稼ぐにあたって4つの方法があります。
①直接依頼を受ける
②過去の作品を出品する
③依頼人のリクエストに参加するプロジェクト式
④依頼人のリクエストに応募するコンペ式
依頼者の都合や自分がどの売り方が向いているかなど、しっかり考えておきましょう。
①直接依頼を受ける
海外では直接依頼を受け制作するのは珍しいことではありません。
これをコミッションといい、commission(コミッション)とは、制作物を個人に有料で依頼することを意味します。
この方法はいわゆるコミッションと呼ばれ、依頼者がイラストレーターやクリエイターに直接、制作を依頼します。
自分の好みやイメージに近いクリエイターを登録されている中から選び、交渉に入ります。
そのクリエイターの実績や過去作品を見て選ぶので、依頼者側は安心して依頼することができます。
②過去の作品を購入される
こちらは自分の過去の作品を出品し、気に入ったユーザーに購入してもらう方法です。
自分で価格を設定できるので、自分の作品の評価にもつながり、モチベーションが生まれます。
③依頼人のリクエストに参加するプロジェクト式
プロジェクト式とは、「こんな作品を作って欲しい」という依頼者のリクエストに対応できるクリエイターが応募し、自分の作品や実績をアピールします。
依頼者は応募された中から1人を選び、その人から作品を制作してもらいます。
最も多いのがこの形式で、
1.自分が気に入ったクリエイターに作ってもらえる
2.細かい要望にも応えてもらえる
といったメリットがありますが、
やり取りを終えてから制作にとりかかるため、時間がかかるといったデメリットもあります。
④依頼人のリクエストに応募するコンペ式
コンペ式は、「こんな作品を作って欲しい」という依頼者のリクエストに対して、すでに完成したものを提案し、複数の応募の中から採用されてものだけに対して報酬を支払う仕組みです。
時間をかけて制作したものが採用されなければ報酬はゼロですが、自分の実績に追加したり、単体で販売することも可能なので全く無駄ではないでしょう。
こちらはクリエイターは報酬額を見てコンペに参加し作成にとりかかるため、高額報酬の依頼に人気が集まる傾向があります。
SKIMAのメリットとデメリット
この章では、クリエイターとしてSKIMAを利用しようと考えた際のメリットとデメリットとデメリットをお話しします。
SKIMAのメリット①クリエイターのレベルが高い
SKIMAのメリット②自分で金額設定が出来、自分に合った稼ぎ方ができる
SKIMAのメリット③SKIMAでやり取りが完結する
SKIMAのデメリット①実力がハッキリと出る
SKIMAのデメリット②稼げるようには時間がかかる
SKIMAのデメリット③販売手数料がかかる
こちらをよく把握しておかないと、思うように稼げなかったり、そもそもSKIMAに合っていない可能性もありますのでよく読んで理解しておいてください。
SKIMAのメリット①クリエイターのレベルが高い
SKIMAは元々イラスト・デザインに特化していましたので、腕に自信のあるクリエイターやイラストレーターが多数登録しています。
さらに、各イラストレーターの作品が一覧に表示されるため、他のイラストレーターから刺激を受け切磋琢磨し、日々作品の品質向上に力を入れています。
レベルの高いクリエイター目当てに登録しているユーザーはたくさんいますし、他のクリエイターの作品一覧を見ることができるので、勉強になる部分は多いはずです。
あまり他のクリエイターの作品を見る機会は少ないので、ぜひ参考にしましょう。
SKIMAのメリット②自分で金額設定が出来、自分に合った稼ぎ方ができる
SKIMAは先述したように、4つの稼ぎ方があります。
- 自分のスキマ時間を利用してコツコツ制作に取り組みたい方
- 休日を利用してガッツリ制作に打ち込みたい方
など、自分の都合やペースに合わせて稼ぐことができます。
また自分で自由に価格を設定できるので、“たくさん量をこなすのか” “1つのクオリティを追求するか”といった選択をすることができ、実際に購入されることで自分のモチベーションの向上にもつながります。
SKIMAのメリット③SKIMAでやり取りが完結する
個人でのやり取りや依頼は金銭面でのトラブルが起きやすいです。
正しい金額が振り込まれてなかったり、何かあった際の返金の対応などが起こります。
また、個人情報の流出なども懸念されています。
しかし、SKIMAではメッセージのやり取りや納品、支払いまでSKIMAを介しておこなうので、トラブルが起こりにくいです。
SKIMAのデメリット①実力がハッキリと出る
全国から腕に自信のあるクリエイターやデザイナーが多数登録しているため、一覧で表示されると実力の差が如実に表れます。
しかし、多少のクセがある作品が好きという方も多くいらっしゃるので、自信がないと諦めずにまずは出品してみましょう。
もちろん技術を磨く努力を怠ってはいけません。
SKIMAのデメリット②稼げるようには時間がかかる
どのサービスでも言えることですが、最初は実績もファンもいない状態からのスタートですので、稼げるようになるには時間がかかります。
ですが、こちらはポイントを押さえていれば、稼げるようになるまでのスピードを速めることができるので、後述する具体的な稼ぎ方を参考にしてください。
SKIMAのデメリット③販売手数料がかかる
SKIMAを利用する以上、販売手数料というものが発生します。
代表的なスキル販売サービスのココナラやクラウドワークスと比較してみましょう
サービス名 | 商品価格 | 手数料 |
SKIMA | 500円~20,000円 | 22% |
20,001円~50,000円 | 17% | |
50,001円以上 | 11% | |
ココナラ | 300円~50,000円 | 27% |
50,001円~10万円以下 | 20% | |
クラウドワークス | 10万円以下 | 20% |
10万円超20万円以下 | 10% | |
20万円以上 | 5% |
手数料はどれも20%前後といったところです。
ユーザーの多さではココナラですが、手数料が一番高くカテゴリーもかなり多岐にわたります。
クラウドワークスはココナラよりも手数料は安いですが、イラスト系の出品者は少ないです。
イラスト・デザインを売りたいならSKIMAが手数料とユーザー数のバランスが一番取れているでしょう。
実際の評判はどうなのかを調査した結果
これまでのSKIMAの特長やメリットをご紹介してきましたが、実際の評判はどうなのか?
ネット上にある意見を調べてみました。
「値段以上に良いクオリティのものが買えた」
「自分が好きな絵師にオリジナルの絵を描いてもらった」
「とっても可愛く描いてくださいました!ありがとうございました!」
「SKIMAのせいでイラストの価値が下がる。絵描き業界全体の相場が下がる」
「クオリティの低い絵描きが多い」
「あるイラストレーターに仕事を依頼したんだけど、あれから音沙汰がないんだけど大丈夫?」
やはり、評判に関しては良い意見と悪い意見があるようです。
良い意見に関しては、「値段以上に良いものが購入できた」という声が多かったです。
一方で、悪い意見の大半は「SKIMAでイラストレーターが安請け合いをすると、価格破壊が起こる」
というクリエイター側の意見が多かったようです。
「依頼者側が考える金額とクリエイター側の労力が見合っていない」と認識の差が生まれているようですが、
現に高額でも売れているクリエイターはいらっしゃり、良い物にはそれ相応の金額をお支払いしているようです。
ですが、やはりクリエイター側の努力は必須のようです。
SKIMAの具体的な稼ぎ方のポイント
せっかく腕に自信があるならば、SKIMAを利用しない手はありません。
ココナラより手数料が安く、イラストの出品数はココナラの倍以上とかなりにぎわっています。
イラストやデザインで稼ぐならSKIMAがおすすめですが、ただ登録しただけでは全く依頼はこないでしょう。
ここではSKIMAを使って稼ぐための具体的なポイントをご紹介します。
プロフィールは画像やイラストを多く掲載する
ユーザーが依頼したいクリエイターを探すときに、まずその人がどんな実力なのか?どんな絵を描くのかを重視します。
プロフィールに自己紹介文は掲載されますが、それよりもプロフィールアイコンの画像や、出品した際に掲載する画像のほうが遥かに重要です。
出品の際は一番自信のある絵をトップに持っていき、画像は一枚でも多く載せましょう。
キャラクター以外にも背景が描けたり、ロゴが描けるのはアピールポイントになりますのであわせて掲載しておきましょう。
自己紹介文は1000文字以内で、実績や得意なジャンルを記入します。
- 依頼を受けれるものと受けられないもの(エログロ表現など)
- 納品期日の目安
- 著作権の譲渡
などを記入します。
好きなマンガやイラストレーターを描いておくと、依頼者の共通点があったり、自分はこの人の影響を受けたと間接的に伝えることができるので書いておきましょう。
また、ここにはSNSのアカウントを記載して宣伝もしておきましょう。
自分のファン・フォロワーを増やす
次にやることは自分のファン・フォロワーを増やすことです。
まずはファンを増やすことで自分の認知度を上げます。
ツイッターやInstagramで投稿したらSKIMAでも投稿し露出をあげて自分の作品がたくさんの人の目に触れるようにします。
フォロワーが多いと、「この人はたくさんのフォロワーがいる=この人はすごいクリエイターだ」とブランド価値が生まれますので、自分から積極的に発信していきましょう。
新着ギャラリーに作品を登録する
ギャラリーに自分の作品を登録すると、SKIMAのトップページにある新着ギャラリーに載ります。
ここは登録した順に誰でも掲載され、自分の作品をログイン中の依頼者に見てもらえる数少ないチャンスです。
こまめに作品を登録して、自分のスキルをアピールしましょう。
自分のニーズを考える
SKIMAには絵が上手い人はたくさんいますし、かっこいい絵・可愛い絵といっても受け取り方は人それぞれです。
絵が下手でも“味がある”と言ってしまえばそれまでですし、人によっては上手いと感じるかもしれません。
要は売り方の問題です。
リアル等身が得意なら似顔絵や表紙の挿絵など
デフォルメが得意ならSNSのアイコンやスタンプなど
自分を客観的に見て、どこで勝負すれば勝てるのかを冷静に判断できるようになりましょう。
SKIMAはスキルがあれば稼ぐことができる
これまでSKIMAの特長やメリット、評判や稼ぎ方について解説してきました。
- SKIMAとはどういったサービスなのか?
- SKIMAで稼ぐ方法
- SKIMAのメリットとデメリット
- SKIMAの評判は?
- SKIMAで稼ぐ具体的な4つのポイント
イラストやデザインに特化しているという点から、全く絵やデザインをしたことが無いという方には不向きです。
しかし、多少自信があるのであれば、ココナラよりもメリットは多く、依頼者も多いのでSKIMAはおすすめと言えます。
同じクリエイター、イラストレーターから刺激を受けて創作意欲が湧きますし、ずっと続けていればスキルは必ず上達します。
デザインやイラストが描けるクリエイターはSKIMAの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
▷その他のスキルシェアサービス・クラウドソーシングは下記でまとめております!

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