BASEで副業を始めたい方に!初心者でも売れるポイント4つ
皆さんはBASE (ベイス) を利用していますか?
コマーシャルで目にしたこともあるかと思いますが、BASEは誰でも無料で簡単にネットショップが作成できるサービスです。
システムは既にBASE側が用意してありますので、自分でサーバーを契約したり、ややこしい決済機能を自分で用意する必要はありません。
これにより、今までは会社単位でネットショップを運営していたのが、個人でも簡単にネットショップを開設・運営できるようになりました。
しかも無料とは思えないようなネットショップのデザイン、決済機能、解析ツール、スマホ表示にも対応(レスポンシブデザイン)など、必要な機能が充実しています
ネットショップに興味がある方、いずれ自分でネットショップを運営してみたい方、副業としてネットショップを始めてみたい方にBASEはおすすめのサービスです。
この記事では、BASEの特長やメリット・デメリット、BASEを使って副業を始めたい方に商品が売れるためのポイントなどを詳しく解説していきます。
同じBASEというフォーマットを使うからこそ、細かいポイントでライバルと差をつけて商品を売れるようにしていきましょう。
BASEとはいったいどんなサービス?
BASEとは無料で誰でも簡単にネットショップが開設できるサービスです。
BASE株式会社が2012年11月にサービスを開始し、2020年10月にはBASEを使って開設したネットショップが120万ショップを突破しました。
BASEの魅力は何と言っても、本格的なネットショップが誰でも無料で簡単に作成・開設できるところです。
用意されているテンプレートから好きなものを選ぶだけでほとんど完成します。
あとは細かいところを好みにカスタマイズしたり、商品を登録するだけであなたのネットショップが完成します。
BASEにはどんな特長がある?
BASEにはネットショップに必要な機能が多く備わっており、パソコン初心者でも直感で操作できます。
- 面倒なサーバー契約が不要
- 独自ドメイン設定可能
- 商品管理機能
- スマートフォンのレスポンシブデザイン対応
- 独自決済機能搭載でクレジットカード払いに対応
など、個人でやるのは面倒な手続きや契約がBASEひとつで完結でき、しかも無料というのは今までにはない特長です。
BASEのメリットとデメリット
今まで無料でホームページが作れるサービスはいくつもあり、それに商品を掲載し、決済機能を付けてネットショップとして活用するものはありました。
しかし、ここまでネットショップに特化したものはありませんでした。
気軽にネットショップを始めたい、ネットショップで副業をしたいという方にはおすすめのサービスです。
しかし、メリットだけではなく当然デメリットも存在します。
メリット①誰でも無料で簡単にネットショップが作れる
メリット②ネットショップの機能が充実している
メリット③決済機能が充実している
メリット④サポートがしっかりしている
デメリット①集客・宣伝は自分の力でやる必要がある
デメリット②商品が売れる度に手数料がかかる
自分の方向性や将来事業として考えた時に、このメリットとデメリットを考慮したうえで取り組みましょう。
メリット①誰でも無料で簡単にネットショップが作れる
やはり、一番のメリットは誰でも気軽に無料でネットショップが作れるところにあります。
ドメインやサーバーの契約が不要なので初期費用がかからず、趣味でネットショップを始めてみたい、どんな雰囲気なのか気軽に試してみたい。
という方にもおすすめです。
豊富なテンプレートから自分のイメージに合うものを選ぶだけで外枠は完成しますので、パソコンの操作が苦手な方でもすぐに自分のネットショップが完成します。
メリット②ネットショップの機能が充実している
ネットショップには、ただホームページを作るのではなく、それとは別にネットショップ用に必要な機能がいくつもあります。
それぞれを個別で有料のものを揃えたり、自分で契約しなければならないものを無料で標準装備しているのは、ネットショップ初心者はもちろん、経験者にとってもありがたいものです。
- 豊富なテンプレートデザイン
- 商品管理機能
- 注文管理機能
- お金管理機能
- 販促管理機能
- データ管理機能
と欲しいものは一通り揃っており、BASEひとつですぐにネットショップを始めることができます。
メリット③決済機能が充実している
ネットショップを利用するにあたって、クレジットカード払い機能がついていないのは致命的です。
気に入った商品があったとしても、クレジットカード払いに対応していない場合、銀行に振り込むのが面倒で購入する意欲が無くなってしまうからです。
しかし、個人でクレジット払いに対応させるためには別で有料で契約する必要があります。
ですが、BASEには「BASEかんたん決済」というものがあり、
- クレジットカード
- キャリア決済(docomo、au、softbank、Y!mobileなど)
- 銀行振込
- コンビニ決済・Pay-easy
- PayPal
- 後払い
があり、購入者にとってもネットショップ運営者にとってもありがたいものとなっています。
しかし、代金引換には対応していない点は注意しておきましょう。
メリット④サポートがしっかりしている
ネットショップを作る際にはガイドラインが用意されており、指示通りにパーツを追加するだけでもネットショップが完成します。
BASEにはチャットサポート機能がついており、操作がわからないときには質問することができ、無料でサポートがついているのはネットショップ初心者には嬉しいサービスとなっております。
デメリット①集客・宣伝は自分の力でやる必要がある
ネットショップで有名なところですと、Amazonや楽天があげられるでしょう。
それに対し、BASEはBASE内に出店します。
つまり、Amazonや楽天がライバルになるため、ただ出店しただけではすぐにお客様や注文は来ません。
またBASE内でも120万店舗存在しているため競合店も多く、自分で集客や宣伝を工夫する必要があります。
デメリット②商品が売れる度に手数料がかかる
BASEは初期費用や固定費がかからない代わりに、商品が売れる度に手数料がかかる仕組みになっています。
BASEかんたん決済手数料・・・各注文ごとに3.6%+40円
サービス利用料・・・各注文ごとに3%
の2つの手数料が売れた商品の金額+送料の料金に対してそれぞれ発生します。
BASEかんたん決済手数料
1000円+500円×3.6%+40円=94円
サービス利用料
1000円+500円×3%=45円
売上金1500円-BASEかんたん決済手数料94円-サービス利用料45円=1361円の利益
となります。
これだけ見ればたった139円の手数料ですが、金額や注文数が増えれば増えるほど費用がかさみ、場合によっては固定費の方が安く上がる場合があります。
本格的に大規模なネットショップにしたい場合はどれくらいの注文が入り、いくら手数料がかかるのかを計算し、月額制のサービスと比較・検討する必要があります。
初心者でもBASEで売れるようになるための4つのポイント
では、実際にBASEを使ってネットショップを開設する際に売れるようになるための重要なポイントを解説していきます。
- ポイント①スマホでの見え方を考える
- ポイント②集客面を考える
- ポイント③BASE Magを有効活用する
- ポイント④Instagramと連携させる
無料でテンプレートが決まっているぶん、似たようなネットショップになりやすく差別化が難しくなっています。
自分でhtmlを操作できるのであれば、自分でカスタマイズしたり、有料のテンプレートを購入する手もありますが、まずは基本的にところからお話ししていきます。
売れるようになるためのポイント①スマホでの見え方を考える
BASEを利用してネットショップを作成する際はパソコンを使用する方が多いかと思いますが、BASEで買い物をする際はスマホ専用のBASEアプリからしか購入ができません。
つまり、パソコンで作った際にどんなに見栄えがよくても、スマホで見た際にカッコ悪ければユーザーは離れてしまいます。
パソコンでネットショップを作成したあとは、自分のスマホで実際に見え方を確認したり、色合いや大きさを調整する必要があります。
注意すべき点①文字の見やすさを考える
スマホの画面は思っているよりも小さく、パソコンの画面で作業していると、そのことを忘れがちです。
背景の色や背景画像を黒や濃い色にしてしまうと、文字が見えなかったり、使いづらさを感じてユーザーにストレスを感じさせてしまいます。
デザイン面よりもまずは見やすさを意識しましょう。
注意すべき点②商品画像の見やすさを考える
ネットショップは商品画像が命です。
スマホのアプリで見た際に一番最初に商品画像の一覧が並んでいるため、ネットショップのデザインや外観よりも商品の質や画像で勝負すべきです。
※BASEアプリでは「商品一覧」→「商品」をタップ→「ショップを見る」をタップ→ようやくあなたのショップのトップページに辿り着きます。
ネットショップのデザインがオシャレでも商品画像の画質が荒かったり、撮り方が下手だと一気にお客様は離れてしまいます。
むしろ、外観を注力するのは後で構いません。
こちらは手間を惜しまず、アップロードした画像は逐一スマホで確認し、少しでも違和感があれば何度でも撮り直しましょう。
画像は20枚まで登録可能、推奨サイズは1280px×1280pxとかなり大きめです。
フリマアプリではないので、素人が撮影した感じを見せないようにし、スマホよりもデジカメなどで、背景や構図にもこだわりましょう。
売れるようになるためのポイント②集客面を考える
デメリットにもあったように、BASEは簡単にネットショップを作れますが、集客に関しては自分で考える必要があります。
先述したように、BASEで出店している店ははBASEアプリをダウンロードしているユーザーしか見れませんが、逆に言えば“アプリをダウンロードしているユーザーは購買意欲が高い”ことになりますので、このユーザーを取り逃さないかがポイントになってきます。
露出を増やすコツ①適切なキーワードを入れる
例えば、服を取り扱っているからといって、単に「服」とキーワードを入れても誰も検索しません。
- ジャケット ジャンパー ブルゾン
- デニム ジーンズ Gパン
など、同じものでも時期や流行によって呼び方が変わるものは一通りキーワードを入れておき、幅広く検索にひっかかるようにしましょう。
露出を増やすコツ②スマホアプリの構成を意識する
BASEのスマホアプリは上から順に
- BASE側のおすすめ商品
- 自分がフォローしたショップの商品
- 最近閲覧した商品
- 今日のおすすめショップ
- BASE Mag
- 特集
となっています。
これらはBASE独自のシステムのもと構成されており、ショップ側が手を加えて露出を上げることができるのは、
BASE Mag
特集
となります。
ここを如何に上手く使い、露出を上げられるかが重要なポイントになります。
売れるようになるためのポイント③BASE Magを有効活用する
露出を増やすポイントでもとりあげたように、BASE Magは非常に重要です。
BASE MagとはBASEが運営するまとめサイトのようなもので、ここに投稿することで自分の商品の宣伝やアピールができます。
BASEでショップを運営している人の
- 商品の使い方
- 実際に使った際の感想
- お役立ちコンテンツ
など、様々な情報が詰まっており、ここに掲載することで、「購入するまではいかないけれど、興味はある層」を取り込むことができます。
特にネットショップはレビューや感想に大きく左右されますので、積極的に活用して露出を増やしてアピールしていきましょう。
客観的な視点で書く
良い所も悪い所も正直に書く
実際に使ってみてどうだったかを書く
売れるようになるためのポイント④Instagramと連携させる
露出を増やすうえでもう一つ重要なのが、SNSとの連携です。
ネットショップは画像が一番大事で、画像に特化したSNSのInstagramとは相性がいいです。
Instagramを使っているユーザーに宣伝・アピールできるほか、Instagramのショッピング機能「Shop Now」と連動させれば、すぐに購入してもらうことが出来ます。
購買意欲の高いユーザーを逃さないためにもぜひInstagramは登録しておきましょう。
BASEはネットショップ初心者や副業初心者におすすめのツール
これまでBASEの特長やメリット・デメリット、初心者でも売れるようになるコツを解説してきました。
1.BASEの特長を理解する
2.BASEのメリットとデメリットを把握する
3.売れるようになるための4つのポイントを押さえる
(1)ユーザー視点での考え方
(2)BASEの仕組みの考え方
(3)露出の仕方
(4)集客の考え方
ネットショップ初心者でも使いやすく必要な機能が備わっているため、これらをしっかりと理解すれば、無料で使えるBASEは非常にメリットが大きいです。
ネットショップのノウハウを学べるという点でも、副業に活用したり、自分のネットショップを開業したい方、ネットショップ初心者や副業初心者初心者には非常におすすめです。
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