文字起こし(副業)の平均収入は?仕事内容や稼ぎ方を徹底解説!
初心者でも始めやすい副業の一つ、文字起こしの仕事。
あなたも一度は耳にしたことがあると思いますが、平均収入や詳しい仕事内容などをご存知でしょうか?
この記事では、
と題して、文字起こしの仕事を詳しくご紹介します!
仕事の始め方や収入アップ方法もご紹介していますので、最後まで読んでいただければ文字起こしの仕事についての疑問が解消されると思います。
TOMOMI
・WEBライターとして、共同運営サイトや法人案件の執筆経験あり。
・未経験から始めたブログは、月間20万pvを達成。
文字起こし(副業)の平均収入
どんな副業をするか考える中で気になることが、どのくらい稼げるかですよね。
文字起こし初心者の場合、月収1~2万円が目安といえるでしょう。
文字起こしの相場は、音声60分につき5,000円です。
「時給5,000円?」
と勘違いしそうですが、どんな経験者でも1時間の音声データの文字を起こすのに3時間以上はかかります!
60分の音声データを3時間で作業できれば時給は約1,600円、5時間かかれば時給は1,000円です。
不慣れだともっと時間がかかるため、最初のうちは時給500円に満たないときもあるでしょう。
そのため、作業時間の割に稼げないと感じるかもしれませんが、安心してください。
案件をこなすと作業にも慣れてきますので、副業でも月収5万円を超えることも可能です!
最初は稼げないと感じても、まずは慣れるまで続けてみましょう!
文字起こし(副業)の仕事内容
名前の通り、文字起こしは音声データを文字に起こす仕事です。
文字起こしを必要とする音声データには、
- 会議
- インタビューや対談
- YouTube動画
など様々なものがあり、会議やインタビューなどはICレコーダー等で録音した音声データを受け取って作業します。
そのため、一昔前までは「文字起こし=カセットテープ」というイメージもありましたが、今ではカセットテープを再生する環境がなくても作業できるものがほとんどです。
文字起こしの方法は3種類ある
文字起こしの方法には3種類の方法があり、単純に音声データの内容を文字に起こせばいいわけではありません。
①素起こし
「うん」、「えー」などデータに入っている音声をそのまま文字に起こします。
②ケバ取り
「うん」、「えー」など意味を持たない音声や笑い声などを省いたうえで文字に起こします。
③整文
ケバ取りした文章を正しい言葉遣いに直し、読みやすく整えます。
一見、意味を持たない音声を省けるケバ取りが簡単そうに思えませんか?
ですが、「うん」という言葉一つでも文脈によっては必要なときがあったり、笑い声で話し言葉が聞き取りにくいときがあったりと、音声データに入っている一語一句を集中して聞き取ることが求められる仕事なのです。
また、クライアントによっては、音声がとんでいる箇所にタイムコード(音声開始からの経過時間)の入力が求められるなど、文字起こしに付随する作業も加わることがあります。
どの方法で文字起こしするのかなど、クライアントに確認したうえで作業を行います。
文字起こし(副業)の稼ぎ方
文字起こしの平均収入や仕事内容がお分かりいただけたと思いますので、始め方そして稼げるようになるためのステップをご紹介します!
- クラウドソージングに登録
- 案件を受注する
- 収入アップのための行動をする
ステップ①クラウドソージングに登録
基本的に文字起こしの仕事は、クラウドソージングを利用して案件を受注します。
世の中には数々のクラウドソージングがあり、
- クラウドワークス
- ランサーズ
が文字起こし案件の取り扱い数が多いです。
登録する際は、クライアントにあなたがどんな人なのかアピールするために、プロフィールや経歴欄は必ず埋めておきましょう。
特に実績のない初心者は、クライアント側は任せて大丈夫なのか不安に感じるものです。
あなたの人となりをアピールするのことで安心してもらえ、受注に繋がりやすくなりますよ。
ステップ②案件を受注する
クラウドソージングへの登録ができたら、案件を受注していきます。
高単価の案件は競争率も激しいため、実績のない初心者は受注できる可能性が低いです。
ですので、最初のうちは相場よりも多少単価が低くても案件を受注して、実績をつくることを優先しましょう。
ただし、いつまでも低単価の案件ばかりを受注していては、稼げるようになりません。
実績ができれば、高単価の案件にも積極的に応募していくといいですよ。
ステップ③収入アップのための行動をする
音声データの時間で単価が決まる文字起こしの仕事は、必ずしも作業量が収入に直結しません。
効率良く稼ぐためにも、収入アップに繋がる行動を起こしていきましょう。
収入アップに繋がる行動は、次の4つです。
- タイピングを速くする
- 資格を取得する
- 継続案件を獲得する
- 直接契約案件を獲得する
収入アップのための行動①タイピングを速くする
文字起こしの仕事で収入アップを目指そうと思うと、1分でも多く音声データの文字を起こす必要があります。
案件をこなすことによって慣れてくる部分もありますが、タイピングスピードをアップすることは不可欠です!
いくら音声を聞き取れても、タイピングが遅いとその分、作業時間がかかってしまいます。
無料のタイピング練習ソフトなどを利用して、タイピングをトレーニングすることもできますよ。
収入アップのための行動②資格を取得する
文字起こしに関する資格を取得することも、収入アップのためにできることの1つです。
資格がなくても案件を受注することはできますが、高単価案件となると経験者や資格を持っている人が優遇されるケースも多くあります。
タイピングスピード向上にも限界がありますので、資格を取得して
- 受注案件数を増やす
- 高単価案件を獲得する
など収入アップに繋げていきましょう。
文字起こしに関連する資格には、次のようなものがあります。
- テープ起こし技術者 資格検定試験
- 文字起こし技能テスト
収入アップのための行動③継続案件を獲得する
収入アップのためには、新規案件よりも継続案件を優先的に獲得していきましょう。
なぜなら新規案件の場合、その案件が終わったら再び案件を探す必要があるからです。
次の案件を獲得するまでには、
- 案件を探す時間
- 案件に応募するために準備する時間
が必要ですが、これらの時間は直接、収入に繋がる時間ではありません。
また、クライアントによって手順やルールが異なるため、新規案件受注後はマニュアルを確認する時間も発生します。
一方、継続案件であればこれらの時間は全て文字起こしの作業時間に充てることができ、その分、収入にも繋げることができますよ。
収入アップのための行動④直接契約案件を獲得する
クラウドソージングは初心者でも仕事を受注しやすいというメリットがある反面、手数料がとられます。
クラウドソージング各社、手数料は異なりますが、20%の手数料がとられた場合、1件5,000円の案件を受注しても、手元に入ってくるのは4,000円です。
クライアントに直接契約をオファーするなどして、手元に入ってくる収入を多くする行動もしていきましょう。
直接契約のオファーはクライアントとの信頼関係が築けてからすることをおすすめします。
文字起こしの仕事は初心者の副業でも月1万円稼ぐことができる!
文字起こしの仕事は、パソコンとインターネット環境があれば初心者でも始められる仕事です。
初心者でも案件を受注することができますし、しっかりと仕事に向き合えば副業で月1万円を稼ぐこともできます。
たしかに、慣れるまで稼げないと感じる部分もありますが、それはどの仕事にも共通することであり、慣れれば時給1,000円以上で働くこともできますよ。
挑戦して損することはありませんので、文字起こしの仕事が気になる方は早速挑戦してみてはいかがでしょうか。
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