ユーデミー(Udemy)とは?副業初心者でも稼げる仕組みを解説!
皆さんUdemy(ユーデミー)というサービスをご存知でしょうか?
Udemyとは2009年にアメリカで設立されたオンライン動画学習のプラットフォームサイトです。
日本では「進研ゼミ」などでおなじみのベネッセがUdemy社と提携し事業展開しています。
内容は、誰でも先生となり、自分が持っているスキルやノウハウを動画として配信・公開できるサイトで、以前は英語や海外の先生が配信する内容が多かったのですが、今は日本人も積極的に参加・配信しています。
Udemy側の発表では、全世界100万人が参加し、実に8000ものコースが公開されています。
このUdemyを使った副業が今世界中で盛んで、日本でも注目されています。
今回はこのUdemyを使ってみたい、使ってみたけどなかなか収益が上がらなかったという方に向けて、改めてUdemyの仕組みと稼ぐための実践的なテクニックをご紹介します。
Udemy(ユーデミー)とはどんな仕組みのサービスなの?
Udemyは自分のスキルやノウハウを動画して公開し、全世界の人が視聴・購入可能となっています。
その動画を購入されたぶんから手数料が引かれた収益がもらえるサービスで、登録・公開自体は無料となっております。
今流行りのスキルシェアサービスの中でも、動画に特化したサービスと言えます。
動画のジャンルは下記に記載しています。
- 開発
- ビジネススキル
- ITとソフトウェア
- 仕事の生産性
- 自己啓発
- デザイン
- マーケティング
- ヘルス&フィットネス
- 音楽
以上からなり、さらに細分化されています。
やはりビジネス系の動画が多いですが、フィットネスや楽器入門などが他よりも多く、動画という媒体を上手く扱っているようです。
ユーザーは動画の第一回は無料で視聴でき、動画の雰囲気や内容を確認したうえで、その後を購入するか決めることができます。
また、30日間返金保証があるので、万が一気に入らなかった場合は返金対応してもらえるのもユーザーにとっては非常に安心ですね。
こういったユーザーファーストのシステムから全世界で好評であり、まだまだ伸びていくサービスと言えます。
Udemyのメリットとデメリットとは?
Udemyで副業を始めるにあたってのメリットとデメリットを解説していきます。
- メリット①世界最大級のサービスであり、海外のユーザーにも配信できる
- メリット②本よりも動画で学びたいユーザーが多い
- メリット③お試し動画で潜在層にアピールできる
- デメリット①売れるようになるには時間がかかる
- デメリット②基本は売り切りなので継続的に購入してもらうには工夫が必要
- デメリット③動画撮影・編集に慣れるには時間がかかる
このメリットとデメリットをしっかり把握しておかないと、人によっては合わないという方も出てきますので、熟読してください。
メリット①世界最大級のサービスであり、海外のユーザーにも配信できる
先述したとおり、アメリカ発祥のサービスで最初は海外の講師が作った動画ばかりでした。
しかし、ベネッセと事業提携し日本に進出すると、日本語対応や日本人の動画投稿が増え、一気に火が付きました。
スキルは世界共通で海外のユーザーもターゲットに販売できるのは、他のスキルシェアサービスにはない大きなメリットです。
メリット②本よりも動画で学びたいユーザーが多い
書籍や、文字媒体のスキルシェアサービスは多数ありますが、やはり読んでいるだけでは頭に入ってきにくく、動画で学びたいというユーザーはたくさんいます。
実際に、目の前でその道のプロが順を追って解説してもらえるというのは非常に貴重ですし、時間を選ばず学べる動画は人気です。
目と耳で覚えることができ、何度でも聞き流しできる動画コンテンツは需要が高いようです。
メリット③お試し動画で潜在層にアピールできる
ユーザーは動画の第一回は無料で視聴できるため、とりあえず見てみようという気分になります。
この心理を利用し、しっかりとアピールできれば2回目、3回目の動画購入に繋がります。
ユーザーは無料だと気軽に見てくれるので、このチャンスを活かせば顧客獲得に繋がるでしょう。
デメリット①売れるようになるには時間がかかる
これはどのスキルシェアサービスにも言えることですが、ライバルが多いため埋もれてしまう可能性があります。
これ以降で伝える戦略をしっかり練ったり、第一回の無料視聴を上手く活用しましょう。
デメリット②基本は売り切りなので継続的に購入してもらうには工夫が必要
動画は一度購入すれば何度でも視聴できるため、基本は売り切りになります。
上手く続編を作成して継続して購入してもらったり、リピーターを作るなど上手く工夫して継続的な利益があがる仕組みを考えましょう。
デメリット③動画撮影・編集に慣れるには時間がかかる
動画コンテンツという形式をとる以上、初めて動画撮影・編集をする方は慣れるまで時間がかかります。
ただ撮影するのではなく、クオリティの高い動画を作るために、どうすれば視聴者にわかりやすいか試行錯誤する必要があります。
話している途中で噛んだり、言葉に詰まってしまい間が空いてしまった場合、無駄な時間は削除したり、分かりづらいところにはテロップを入れる必要があったりと、地道な作業になります。
最初のうちは、Udemy内で他の講師の第一話を参考にしてみるのも良いでしょう。
Udemy(ユーデミー)は副業に向いているのか?
結論から申し上げますと、Udemyは副業に向いています。
理由は「何もしなくてもUdemyが勝手に売ってくれるから」です。
Udemyという世界を相手に販売できるプラットフォームはかなりの強みです。
また、手数料が割高になりますが、Udemy側が自分の動画を宣伝してくれるプロモーションサービスもあります。
手数料が5割かかりますが、伸び悩んでいる場合は宣伝、評価をつけてもらうために利用してみるのも良いでしょう。
Udemy(ユーデミー)の副業初心者でも稼げる仕組みを解説
それではUdemy初心者向けに具体的な売れるためのポイントをご紹介していきます。
どれも有料級の内容なので、Udemyで稼ぎたいと思っている方、なかなか利益が出ていない方は是非参考にしてみてください!
プロフィールを充実させる
まず最初にプロフィールを記入します。
得意分野があればアピールポイントになりますので忘れずに記入しておいてください。
ご自身のURLやツイッター、Facebook等のアカウントなどをお持ちの場合は、ご自身がどんな人か、購入を検討している人の判断材料になりますので、プラスになると判断すれば記入しておきましょう。
自己紹介の項目は1000文字以上記入できるようですが、詳細ページに飛んだ際は最初の150文字前後しか表示されず、残りは折りたたまれています。
ですので、一番アピールしたいところは前半の150字に記載するようにしましょう。
魅力的なタイトルをつける
魅力的なタイトルとは
②教わった結果どうなれるのか?
を含んだものが望ましいです。
人はイメージすることで感情が揺さぶられ行動に移す生き物です。
最初のタイトルで惹きつけるような魅力的なタイトルを考えましょう。
60文字以内ですが、コース一覧が並んでいる状態では最初の33文字しか表示されていません。
前半の33文字に伝えたいことを記入しましょう。
動画の構成を作り込んでいく
まずコンセプトを考えます。
この動画は「誰に、何を教えたいのか?」を軸に決めて、そのコンセプトからズレないようにします。
ついつい作り込んでいるうちに熱が入り、コンセプトから逸れてしまい、結局何を伝えたいのかわからない……といった事態によく陥りがちなので、たまにはコンセプトを振り返って、道が逸れていないか確認するようにしましょう。
対象となる受講生を決める
設問にそれぞれ記入していきます。
学びたいユーザーにとって自分に合っているかどうかを判断する重要な情報なのでしっかり具体的に記入しましょう。
コースの構成を考える
慣れないうちは、Udemyにあるスプレッドシートをダウンロード・コピーして、それに倣って記入していきましょう。
導入、中間、結論の3つの構成から成るのが一般的です。
- 導入・・・何を教え、何を習得してもらい、どうなってもらうのかを話し、イメージさせることでモチベーションを上げます。
- 中間・・・コースの主要部分であり、具体的なレクチャーの部分です。
- 結論・・・実践した内容を踏まえどうなったか、しっかり理解してもらったか総評します。
こちらをもとに視聴者は満足感、達成感を味わい、次回の購入を決めますのでしっかりまとめましょう。
コンテンツを作成する
では、販売する商材となるコンテンツを作成していきます。
あなたが今まで培ってきたスキルやノウハウをもとに作り上げていくのですが、あなたが理解していても、それを他人にわかりやすく伝えるのは難しいものです。
①まずは紙などに要点だけを書き出し、箇条書きにします。
②その箇条書きだけで内容が理解できるか、解説が成立するか見直します。
③その後に肉付けをしていきます。
これは箇条書きにすることで、シンプルかつ客観的な文章に仕上がるからです。
このプロットをもとに動画を撮影していきます。
動画を撮影する
最初は台本を用意しましょう。
いきなり上手く話そうと思わないで、まずは台本を丁寧に作り込み、カメラよりもしっかり内容が視聴者にわかりやすく伝わるかを意識しましょう。
ワンポイントアドバイス緊張すると早口になりがちなので、自分が思っているよりもゆっくりハッキリ話すことを心がけましょう。
カリキュラムを作成する
セクションを追加し、そのタイトルと内容を追加します。
これを繰り返し教材を作成します。
ビデオファイルの他、テキストファイルをアップロードできますので、必要なコンテンツを作成・追加していきましょう。
こちらも同様に、「この授業では何をテーマに教えるのか、何を学んでもらうのか」をしっかり念頭に置きながら考えましょう。
詰め込んで一気に教えるのではなく、順を追って段階を踏みながら一つずつ丁寧に教えていきます。
ワンポイントアドバイス詳細ページで確認した際に、視聴者はどんな内容を学ぶのか見れるようになっているので、他の出品者のを参考にするとよいでしょう。
コースを公開する
この項目でコースの詳細や概要を記入します。
こちらを見て視聴するか、購入するかを判断されますので、しっかり記入しましょう。
コースタイトルは最初に記入しましたが60文字以内、サブタイトルは120文字以内で記入します。
視聴者が選ぶコース一覧ページではマウスオーバーエフェクトが施されており、
- サムネイル画像(コース画像)
- タイトル
- サブタイトル
- 学習内容
- 評価
が表示されます。
これらの第一印象で詳細ページに飛ぶかが変わってくるので、こちらはしっかり考えて記入しましょう。
特に重要なのがサムネイル画像です。
ただのフリー素材を使うのではなく、しっかり目を惹くアイキャッチ画像として作る必要があります。
周りが白色ばかりなら差別化を図って別の色を使ったり、伝えたいことを文章として画像の中に組み込み、一目で何を教えてくれる講座なのかを伝えなければなりません。
作るのが苦手であれば、他のスキルシェアサービスで依頼して作ってもらいましょう。
それくらい重要なものです。
視聴者の反応が悪ければ改善する余地があります。
コース画像・プロモーションビデオを挿入する
こちらは詳細ページに飛んだあとの一番上部に表示されるものです。
長文の文字を読むよりも、画像や動画の方が目に入りやすく、情報をすんなり頭の中に入るので必ず作成しましょう。
それくらい最初の印象は大事で、ここが未挿入だったり見にくかったりすると、興味をなくし視聴者は離脱してしまいます。
色合いや文字のサイズ、見やすさなどに注意しながら作成してください。
自分で作るのが苦手という方は他のスキルシェアサービスなどで依頼して必ず作成しましょう。
副業初心者におすすめできるサービスUdemyを活用してみよう
ここまでUdemyの仕組みと具体的に視聴者に見てもらうためのアドバイスを記述してきました。
Udemyはスキルシェアサービスの中では世界最大級の登録者数を誇り、お試し動画や30日間返金サービスなど、ユーザーにも優しい配慮をしておりこれからも伸びていくサービスと言えます。
動画作成は慣れるまで大変かもしれませんが、使いこなせればYouTubeにも応用できるほか、一度アップロードしてしまえば永続的に売れるという素晴らしいコンテンツです。
自分の持っているスキルを、当記事「Udemy(ユーデミー)初心者向けの実践的な稼ぎ方」を参考にしながら動画にまとめ、スキルシェアとして販売することは、自分の成長にも繋がりますし、これから個人で稼ぐ力が求められる時代においてとても重要です。
これらの点からUdemyは副業初心者にもおすすめのサービスです。
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