ランサーズで初心者ライターは稼げるのか?真相を調べてみた結果
ランサーズはクラウドソーシングとして老舗のサービスであり、登録ユーザー数は100万人を超える国内最大手のクラウドソーシングサービスです。
昨今のコロナウイルスの影響もあり、在宅での仕事や副業を検討している方も多くいらっしゃり、その候補として真っ先に上がるのがランサーズです。
結論から申し上げますと、ランサーズで初心者ライターが稼ぐことは可能です。
しかし、
- ランサーズは使い方が難しそう
- ランサーズで何を仕事にすれば良いかわからない
といった不安な方も多いのではないのでしょうか?
この記事では副業初心者・クラウドソーシング初心者におすすめの「ライター」という仕事に焦点を当てて、実際にランサーズに登録し仕組みや傾向を分析しました。
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ランサーズとはどんなサービス
ランサーズは、ランサーズ株式会社が運営するクラウドソーシングサービスです。
2008年12月にサービスを開始して以来、急成長を遂げている会社です。
クラウドソーシングとは、仕事を発注したいクライアントと、仕事を受注したい方(ランサーズでは受注者のことをランサーと呼びます)をつなぐサービスです。
依頼総数200万件以上、登録ユーザー数は100万人以上と知名度も実績も国内トップクラスのクラウドソーシングサービスです。
クライアントは企業から個人まで様々であり、ランサー側もフリーランスの方から副業の主婦まで幅広く登録しています。
案件のカテゴリーも幅広く、
- 占い
- デザイン制作
- ライティング・ネーミング
- 事務・コンサル・専門職・その他
- システム開発・運用
- Web制作・Webデザイン
- タスク・作業
- 翻訳・通訳サービス
- 写真・動画・ナレーション
- 営業・マーケティング・企画・広報
という大カテゴリーからさらに細分化されており、簡単なものから専門的なスキルが必要なものまで様々です。
初心者の方も押さえておきたいランサーズの特長
ここでは、初心者がランサーズを使ううえでの知っておきたい特長をお伝えしておきます。
その特長を理解し、最大限活用してライターとして稼げるようになりましょう。
ランサーズの特長①日本最大級のクラウドソーシングサービス
先述した通り、登録ユーザー数と知名度は日本最大級です。
たくさんのスキルを持ったランサーが登録しており、その品質やレベルの高さは日本トップクラスです。
そういったランサー目当てに多数の企業や仕事の発注者が登録しているので、案件数が豊富であり、初心者の方でもこなせる仕事がたくさんあります。
副業は初めてという方にも、ご自身にあったレベルの仕事が多数ありますので安心してください。
ランサーズの特長②仕事の方式は3種類ある
ランサーズには仕事の方式が3種類用意されてあります。
- タスク方式
- プロジェクト方式
- コンペ形式
以上の3種類です。
こちらを見てご自身のやり方やレベルに合わせて適切なものを選びましょう
タスク方式
タスク形式は、1つの依頼に対し多人数のランサーを募集し同時に作業を行う方式です。
データ入力やアンケート調査、軽作業など、比較的簡単な内容なものが多く、たくさんの人手が必要な際に用いられる方式です。
作業自体はパソコンが使えれば問題ないといった内容が多いですが、その反面1つ当たりの単価が安いことが多いです。
副業初心者の方は、まずはタスク方式でたくさん実績を積みながら慣れていくのが良いでしょう。
プロジェクト方式
プロジェクト方式は、まずクライアントが依頼内容と予算などの見積もりを出します。
その見積もりを見たランサーが応募し、自分の提案を出します。
クライアントが応募の中から自分が気に入ったものを選出し、そのランサーと契約が成立したのち作業に取り掛かかります。
ランサーの応募の内容はもちろん、その人のスキルや実績などが加味されますので、タスク形式よりも報酬額は上がりますが、そのぶん仕事の内容も難しくなります。
コンペ形式
コンペ方式は名前の通り、コンペ(コンペティション:competition)から来ています。
クライアントの希望に対し、ランサーは完成品を提案し、クライアントが気に入った1つだけが購入されます。
完成品を提案するため、購入されればすぐ報酬が手に入りますが、採用されなければ報酬はゼロになります。
時間をかけても徒労に終わってしまう可能性もあり、クライアントの要求を汲み取りながら作業スピードが求められるレベルの高い形式です。
ランサーズの特長③マッチングシステムが導入されている
ランサーズには精度の高いマッチングシステムが導入されており、即戦力が欲しい企業のニーズに合わせて、ランサーズ側が選出した人材を紹介するというものです。
企業側からすれば、誰に依頼すればいいか迷うこともなくなるありがたいサービスです。
初心者のうちは最初は関係ないかもしれませんが、実績を積んでいくと企業を紹介され継続的に仕事を依頼される、なんてこともあるかもしれません。
ランサーズのメリットとデメリット
次はランサーズを利用するうえでのメリットとデメリットをご紹介します。
当然ながらメリットとデメリットは存在し、そちらを把握しておかないと
- ランサーズでは思ったほど稼げなかった
- そもそもランサーズには合っていなかった
なんてことにもなりかねません。
ランサーズのメリットとデメリットは以下のようになります。
- メリット①仕事が豊富にある
- メリット②スキルのない初心者でも始められる
- メリット③仮払い制度など、サポートも充実している
- メリット④スキルや実績次第では直接依頼される場合もある
- デメリット①稼げるようになるには時間がかかる
- デメリット②手数料がかかる
これらをしっかりメリットとデメリットを把握したうえで副業に取り組みましょう。
次項で1つずつ詳しく解説していきます。
ランサーズのメリット①仕事が豊富にある
ランサーズは日本最大級の登録者数というのは前述しましたが、それは案件の数も同じことが言えます。
初心者の方向けから専門的なスキルが必要な案件まで多数あり、毎日新しい案件が更新されていきます。
自分の都合やレベルに合わせて仕事を選び、受注できるというのはやはり大きなメリットになります。
ランサーズのメリット②スキルのない初心者でも始められる
仕事の豊富さゆえに、未経験の方でも始められる仕事も多数あります。
基本的なパソコンの入力さえできれば問題なく、仕事をこなすにつれ自然とスキルが身に付いてきますので、未経験でも安心して副業に取り組むことができます。
ランサーズのメリット③仮払い制度など、サポートも充実している
最大手企業が運営しているということもあり、サポートも充実しています。
ランサーズはクライアントが仮払いしてから、作業を開始するエスクローシステムを導入しています。
これにより未払いを防いだり、ランサーズのスタッフが悪質な仕事やユーザーがいないか日々監視しています。
ランサーズのメリット④スキルや実績次第では直接依頼される場合もある
ランサーズにはマッチングシステムの他にスカウトという機能もあります。
スカウトとは、クライアントが直接依頼をお願いしたい場合に使います。
自分から仕事を探すだけではなく、こういった機能があることで直接依頼が来たりといった仕事の幅が広がるメリットがあります。
ランサーズのデメリット①稼げるようになるには時間がかかる
これはどのクラウドソーシングサービスにも言えることですが、最初は実績も経験もない状態からのスタートになります。
最初のうちはあまり出来る仕事がなかったり、単価の安い仕事が多いため、いきなり何万円も稼ぐというのは難しいでしょう。
後述する、初心者ライターでも稼げるようになるポイントをしっかり読んで、対策をしておいてください。
ランサーズのデメリット②手数料がかかる
どのクラウドソーシングサービスを利用するにも手数料がかかり、ランサーズも例外ではありません。
ランサーズの手数料は以下のようになっております。
報酬額 | 手数料 |
10万円以下 | 20% |
10万円~20万円 | 10% |
20万円以上 | 5% |
しかし、同じクラウドソーシングのライバルであるクラウドワークスも同じ金額設定になっており、自分で仕事を探したり、営業をする手間や時間を考えると妥当ではないでしょうか?
これより安い手数料のクラウドソーシングサービスも出ていますが、ユーザー数や仕事の数を考えるとランサーズのほうがおすすめと言えます。
初心者ライターにランサーズがおすすめの理由
初心者ライターがランサーズを利用するにあたり、メリットとデメリットを解説していきます。
当然ランサーズにもメリットとデメリットはありますので、こちらをよく読んで内容を把握しておきましょう。
ランサーズがおすすめの理由①いつでもどこでもできる
ライターという仕事は、基本的にパソコンとネット環境さえあればいつでもどこでも作業が可能です。
ちょっとしたスキマ時間や、近くのカフェなどでも執筆することができ、在宅ワークや副業にも適している仕事と言えます。
ランサーズがおすすめの理由②初期費用がかからない
ランサーズは登録料や利用料などは一切かかりません。
報酬が発生した際の手数料のみです。
加えて、ライターという仕事は文章さえ書ければできる仕事です。
検定試験や有料のアプリケーションを導入する必要もありません。
初期費用もかからず誰でもできるのは非常に魅力的です。
ランサーズがおすすめの理由③書き続けていくうちに実績が増える
最初は実績がゼロからのスタートですが、実績を積み重ねていくうちに、スカウトされたりマッチングシステムで仕事先を紹介される可能性が出てきます。
たくさんあるクラウドソーシングサービスで実績を分散させるよりも、こういったメリットがあるランサーズに実績を集中させたほうが得られる恩恵がたくさんあります。
初心者ライターが稼ぐための具体的なポイント
それではいよいよ実践的な内容に入っていきます。
ここでは「ランサーズでライターとして稼ぐ」という点に絞ってお伝えしていきます。
もちろんライター以外でも、ランサーズを利用するにあたって当てはまる点がいくつかありますので、他の方も最後までご覧いただければ幸いです。
稼ぐためのポイント①プロフィール文もライターを意識して書く
ライターとして活動する以上、プロフィール文にもライティングスキルは表れます。
ここがいい加減だったり、未記入なんてもってのほかです。
ライティングには
「優先順位」と「文字制限」が重要になってきます。
ランサーズに関して言えば、今回のプロフィール文であれば
- キャッチフレーズ50文字
- 自己紹介1000文字
の中に、何を優先して書くかでライターの腕が問われます。
ランサーズの仕組み上、キャッチコピーはランサーを検索された際に一番最初に目に入るところなのでかなり優先順位が高いことがわかります。
そこに50文字しかないのに「頑張ります」などは文字数の無駄なので不要です。
- 自分は何ができるのか
- こんなことが得意だ
ということだけを考えて記入しましょう。
さらに、詳細として自己紹介1000文字の中に経歴や特技、趣味、実績などを記入します。
資格や趣味を書くことでそのジャンルのライティングが出来るアピールになり、思わぬ縁で依頼が来ることもあります。
稼ぐためのポイント②極力顔出しをする
ランサーズでは顔を出している方が多いです。
その方がクライアントに安心感を与えるためです。
顔出しに抵抗が無い方は極力顔出しをおすすめします。
稼ぐためのポイント③まずは簡単な仕事で実績を積む
初心者ライターがランサーズを利用した場合、最初は実績もなくライティング経験もない状態からのスタートになります。
クライアント側としては、全くの未経験者に仕事を依頼するには抵抗があります。
なので、最初は簡単なタスク形式の仕事をこなし、実績を積みましょう。
タスク形式なら
・体験談
・レビュー
・500文字程度の簡単な記事作成
などの仕事があります。
- 難しいライティングスキルを要求されない。
- すぐに報酬がもらえる
- ライティング・タイピングの練習にもなる
以上のことから、まずはこちらから着手しライティングに慣れましょう。
稼ぐためのポイント④仕事のレベルを徐々に上げていく
ある程度の実績が増え、ライティングに慣れてきたら、次は仕事のレベルを上げていきます。
最初は自分の得意なジャンルの記事を書くプロジェクト形式がおすすめです。
- 予備知識がある
- 苦手意識がない
- 調べることに意欲的になる
などの理由があるからです。
全く知らないジャンルの記事は、調べたり書き始めるのに非常に時間がかかり、その間に書くことに対するモチベーションが下がる恐れがあります。
慣れないうちは自分の得意なジャンルから始めることをおすすめします。
中には感想やフィードバックをもらえるクライアントもいらっしゃるので、数をこなしていく中で自然とレベルアップしていくでしょう。
ある程度経験を積んだあとは、違うジャンルに挑戦してみたり、文字単価を上げて収入を上げることを考えてみたりしても良いでしょう。
結論:ランサーズなら初心者ライターでも稼ぐことは可能
ここまでランサーズなら初心者ライターでも稼げるのか、仕組みや稼ぎ方などを調べてみました。
- ランサーズは案件が豊富である
- 初心者にもメリットがあり使いやすい
- ランサーズで初心者ライターが実際に稼ぐためのポイント4つ
これらのことから未経験のライターでも稼ぐことは可能だと考えます。
クラウドソーシングの市場規模や、時代の流れを考えると、副業が当たり前になってくるようになるでしょう。
未経験でも始められるライターはその中でも特におすすめだと言えます。
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