初心者WEBライターの方は、どうやって文章を書けばいいかわからない、といった悩みを持つ方は多いのではないのでしょうか?
また、文章を書くことには慣れてきたものの、頑張って書いた記事が何を言いたいのかわからない、などと酷評されショックを受けた経験はありませんか?
書くコツがわかっていないと文章を書く力(ライティングスキル)が上達しにくいだけでなく、書いた記事の修正をする羽目になってしまい、時間と労力が無駄になってしまうこともあります。
これらは、とにかく文章を書いてしまっているだけで、書き方のコツをわかっていないがために起こってしまっているのです。
そんな初心WEBライターの方に向けてこの記事では、上級WEBライターが意識している書き方のコツを
- 【準備編】3つ
- 【基本編】4つ
の合計7つの項目でご紹介していきます。
この記事を読めば、上級WEBライターの人は何を準備し、どうやって考えて文章を書いているのか、その考え方が身に付きます。
上手な文章を書けずに伸び悩んでいる方や、これからWEBライターとしてレベルアップしたい方の参考になれば幸いです。
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上級WEBライターが意識している書き方のコツ【準備編】
まずは、文章を書く前に準備することがあります。
初心者WEBライターはこの工程を飛ばしていきなり書き始める傾向がありますが、これは間違いです。
家を建てるには、いきなり建てるのではなく設計図が必要になるでしょう。
同じように、文章にも設計図が必要になり、しっかり計画を立てて進める必要があるのです。
書き方のコツ【準備編】①テーマを決める
まずは書くテーマを決めます。
何を当たり前のことを言っているのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、実は意外とできていない方が多いのです。
いきなり書き始めたことで本筋から逸れてしまったり、何を言いたいのかわからない文章になってしまったり……といったことがよく起こります。
まずはどんな文章を書くのか、この文章で何を言いたいのか、根幹となるテーマをしっかりと決めましょう。
書き方のコツ【準備編】②キーワードを決める
テーマを決めたあとはキーワードを考えます。
このキーワードとは、ユーザーが検索した際にどういったキーワードで上位表示させたいかというものです。
「WEBライター 書き方』
ということを調べたいユーザーがいた場合、『WEBライター 書き方』に関連する記事を書かないと検索結果に上位表示されません。
このキーワードは依頼者の要望に沿ったり、自身で考えて決めていきます。
キーワードが決まってないと全く関係ない記事を書いてしまったり、上位表示されず書いても無駄になるケースもありますのでテーマに関連したキーワードを考えていきましょう。
書き方のコツ【準備編】③競合サイトを調査する
キーワードが決まったあとは競合サイトを調査します。
やり方は簡単です。
キーワードを決めたら、そのキーワードをGoogleで検索します。
検索結果が1位から順に表示されるので、競合サイトはどのようなタイトルをつけているのか、どのような記事を書いているのか、どのような構成にしているのかを調査します。
単純に検索結果が1位のサイトはGoogleから1番高い評価を得ていることになりますので、どんなキーワードを選んでいるのか、どんな書き方をしているのか、良い見本になります。
これはGoogleのサーチエンジンが機械的に順位をつけているので、人の目で見ての評価とは異なりますが、参考になる部分はたくさんあるはずです。
このように、いきなり書き始めるのではなく、しっかりと準備し、大筋を決めたうえで書き始めましょう。
上級WEBライターが意識している書き方のコツ【基本編】
では次は、実際に執筆していく際のコツについて解説していきます。
基本的な書き方のコツから、読者目線の読みやすさなど、細かいテクニックについて解説しますので参考にしてみてください。
書き方のコツ【基本編】①簡潔な文章で書く
基本的に文章は簡潔に書きます。
簡潔な文章とは
- 読みやすい文量
- わかりやすい言葉
- 画像や装飾で見やすくする
などです。
文章は基本的に背景の白色に文字の黒色がただ並んでいる集合体であり、読んでいて退屈なものです。
読者は基本的に飽きやすく、長文やわかりにくいものはすぐに読むのを中断し、ブラウザバックしてしまいます。
このことを念頭に置いて細心の注意を払って徹底して読みやすい文章を書かなければなりません。
読みやすい文量とは
読みやすい文量とは、約60~80文字といわれています。
長い文章は改行したり、いったん句読点で句切り2つに分けて書きましょう。
わかりやすい言葉とは
わかりやすい言葉とは、回りくどい言い方や曖昧な表現は避けることです。
文字だけで意味を理解するのは思った以上に大変です。
読者のことを考えた場合、シンプルな言葉で伝えることを意識しましょう。
先述したように、文字だけでは単調になり読みづらくて飽きてしまうので、画像や装飾を挿入することでメリハリをつけて工夫します。
読者目線での文章を意識して書きましょう。
書き方のコツ【基本編】②論理展開は「PREP法」を基本に考える
PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順に話を展開していく構成のことです。
最初に結論から書くことで、この文章で何が一番伝えたいのかをはっきりさせるとともに、先述した読者の手間を省く意味も含まれています。
①はじめに結論(Point)を伝えて、何が言いたいのか読者の頭に強く印象づけます。
②その後になぜその結論に至ったのかの理由(Reason)を説明します。
③その理由は正しいのか、説得力を持たせるために具体例(Example)を挙げて解説します。
④最後にもう一度結論を述べて念押しをすることで、道筋をすっきりさせるとともに書き手自身も頭の中で話を組み立てやすくなります。
物語などでは結論を最後に書く起承転結のような構成が好まれますが、WEBライティングでは「PREP法」はよく使われていますので覚えておきましょう。
書き方のコツ【基本編】③導入部分の印象を強くする
導入部分とは、文章では見出しの部分にあたります。
この見出しの部分の印象が弱いと、序盤で興味がなくなりそれ以降は読んでもらえません。
このつかみの部分で読者の興味を引き付けるかどうかは、WEBライターの手腕が問われるところです。
これはタイトルや小見出しの部分でも同じことがいえます。
タイトルに【初心者向け】とつければ、初心者をターゲットにした初歩的なことが書いているのだろうと推測できますし、【簡単3STEP】と書いてあれば、作業工程はたったの3つだから時間が取られなくて済みそうだ。と、読者がいろいろ想像してくれます。
この想像力を掻き立て、続きが読みたくなるような言葉選びを意識するだけで、文章は見違えるようになるでしょう。
書き方のコツ【基本編】④声に出して読み返す
当然ですが、お金をいただいて文章を書いている以上、ミスはあってはなりません。
ただ流し読みしていては、誤字脱字に気づかないまま納品しているケースがよくあります。
そこでおすすめしているのは、「声に出して読む」です。
声に出して読むことで、自分の目と耳で文章を確認しますので、誤字脱字に気づきやすくなります。
また、声に出しての読みづらさ、違和感は読んだ時も同様に感じるものです。
句読点の場所や量、言い回しが声に出して気持ち悪いときは修正してみるとよいでしょう。
上級WEBライターのコツを真似るだけでもライティングは劇的に良くなる
ここまで初心者向けに、上級WEBライターが意識している書き方のコツを準備編と基本編に分けてご紹介してきました。
- 【準備編】コツ①テーマを決める
- 【準備編】コツ②キーワードを決める
- 【準備編】コツ③競合サイトを調査する
- 【基本編】コツ①簡潔な文章で書く
- 【基本編】コツ②論理展開は「PREP法」を基本に考える
- 【基本編】コツ③導入部分の印象を強くする
- 【基本編】コツ④声に出して読み返す
これらはどんなジャンルのWEBライティングをする際にも基本となる考え方になりますので、WEBライティング初心者の方や、上級WEBライターの仲間入りをしたい方はぜひ参考にしてみてください。
▷初心者がWEBライターとして稼ぐためのポイントについてもあわせてチェックしてみてください
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