過日、都内進学校から国立大学に進学した知人に、日本の大学進学率を推測してもらったところ「75%くらい?」という答えが返ってきました。 悪くない回答ですが、正解は現役で49.3%、浪人生を含めると52%です。短大も含めると56.8%まで上がります。 とはいえ、勘違いも無理はありません。人間は、自分の周りの環境から全体を推測します。東京都の大学・短大進学率は現役生のみで66.5%あります。さらに、彼の卒業した高校の進学率は98%だったそうです。 今回は進学率から、子育ての問題を考えてみました。 最終学歴で生涯賃金の多寡が決まる?…
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国はほんとうに子育てを助けてくれるのか?知っておくべき3つの子育て支援制度

日本では高齢者が優遇されすぎているとの非難をときどき見かけます。 自分もそのうち高齢者になるので、身体的弱者の高齢者に優しい社会はおおいに結構と思いますが、いまここの現在時点で、割を食っている世代があるかもしれません。 高齢者と同様に弱者である子ども、障害者、低所得者、傷病者に対しても、きちんと優遇政策が働いているのかどうか、今回は、子育て支援制度について調べてみました。 1.児童手当(子ども手当)とは…

義務教育は本当に無償か?見落としがちな保護者の支出は何がある?

教育費を無償化しようという議論が、政界で盛んになっています。 現在、義務教育である公立の小中学校は無償ですが、その前後の幼稚園・保育園と高等学校は、ほとんどの人が通うにもかかわらず有償で、子育て世代の負担になっているからです。 また、経済的に困窮している家庭が、子どもに十分な教育を受けさせることができず、教育格差が経済格差につながる貧困の再生産も起きています。…

「子供一人育てるのに3000万円が必要」ってホント?若い世代を萎縮させているのは誰なのか?

毎日子どものおむつをとりかえて、公園に連れて行ってたら、通りすがりのおばさんから「イクメン」と言われて、早10年。いつのまにやら、自分がおじさんになっていることに気づきました。 そんなおじさんとして、若い子と話していると、子どもを持つことへの不安を語る人の多いこと。年収も低いなかで、「子育てにはお金がいる」という思い込みが、若い世代を萎縮させて、結婚や出産から遠ざけているようです。 子育てにはどれくらいのお金が必要なのか 政府の統計では1人あたり約1300万円…