Lさんは住宅ローンを返済中です。 ローン商品の選択にあたっては、「将来にわたって返済額が確定している」という安心感を優先しました。 だから利用しているのは、全期間固定金利の商品です。 それなのに! 全期間固定金利なのに!…
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久谷真理子
大学卒業後、都市銀行において融資業務に従事。FPとして独立後は、ライフプランから見た住宅ローンや相続・不動産に関する相談業務および、実行支援業務を行っている。また、各種セミナー講師をつとめるほか、雑誌やWebサイト等で情報発信している。
住宅ローンで夫婦の収入を合算する理由は?してはいけない夫婦は?
Gさんはいま、とても不安です。妻の退職を機に、住宅ローンをひとりで背負うことになるからです。 新居を決めかねていたとき、ふらっと見学に入ったマンションで、「おふたりの収入を合わせれば、ご希望の部屋に手が届きますよ!」と勧められてマイホームの購入を決意。…
贈与したつもり・・が相続税の課税対象に!贈与の5つの失敗
「1年間で110万円を超えなければ大丈夫」 贈与税について、そのように考えていませんか? 確かに、子や孫に、1年間に110万円を超えるお金を送らなければ贈与税はかかりませんが、細かいルールがあります。…
住宅購入とローン返済の具体的な7つの失敗事例
マンションにしろ、戸建てにしろ、住宅は人生で1番高い買い物です。そのため、住宅を何件も購入したり、ちょっと気に入らないから買い直したり……ということは普通は出来ないものです。…
万が一住宅ローンが返済できない場合は?遅滞・滞納で起こること
住宅ローンの返済日は、毎月やってきます。 このタイミングで残高不足だと、返済に遅れが生じます。延滞発生です。 さてこれが続くと、どうなるでしょうか。 ある金融機関(金融機関Aとする)の例を、ご紹介します。 金融機関でおこること…
子供が大きくなれば楽になる?ローン返済能力と教育費の関係
住宅ローンの返済は、20年~35年と長期にわたるものです。だから、勢いで乗り切るなんて、そんなことはできません。 安心な返済計画を立てるためには、家計の「ローン返済能力」がどのように変化するかに着目します。 そのために欠かせないのは、住宅以外の資金使途についても、考慮に入れることです。…
マイホームの取得と消費税の再増税
マイホームに適用される消費税の税率は、「引渡しの日を基準に決まる」のが原則です。…
住宅購入に必要な手付金とは?売買契約を解約したらどうなる?
通常、モノを買うときは、お金と引き換えです。 でも、サイズが合わなかったり、気が変わったりすると、返品できたりします。買い物を「なかったこと」にできるワケです。そういった経験がある人は、少なくないでしょう。…
住宅購入で最大50万円!すまい給付金の対象住宅と給付額の計算
2014年4月、消費税率が8%になって、私たちの負担は増えました。 例えば、2千万円の家を建てると消費税額は160万円。消費税率が5%のときに比べて、60万円もの負担増です。3千万円になれば消費税額は240万円、90万円も負担が増えます。ちょっと考えてしまいますね。…
貯蓄力に差が出る?! 頭金を準備できる人とできない人
マイホームを取得するためのお金は、「自己資金」と「住宅ローン」で用意するのが一般的です。自己資金のうち一定額は、マイホームを取得するための「費用」にまわります。…
自筆証書遺言と公正証書遺言とは?相続が無効にならない工夫
人が亡くなったとき、遺言があるかないかで、財産の分け方が異なります。遺言があれば、それに従って財産を分けるのが原則です。多少の不平不満が出ても、本人の意思とあれば、納得する人も多いでしょう。…
相続時精算課税の注意点!贈与税が控除できても相続税は課税されます。
贈与(税)に「相続時精算課税制度」というものがあります。 一定の条件を満たす場合に選択できる制度で、なんと2,500万円という金額まで控除可能な制度です。 しかしこの制度、「相続時精算課税の適用をうけた贈与財産は、贈与者が亡くなったときに、相続財産としてカウントされる」というルールになっています。…