意外と低い!?防災に関する危機意識調査

読了目安[ 6 分 ]

近年、夏に雹(ひょう)が降ったり、記録的な集中豪雨による土砂災害が起きたりと、異常気象による天災が発生しています。

また、気象災害以外にも、日々の安心を脅かす問題として、北朝鮮による核・ミサイル問題があり、防災・危機意識が高まっているのではないでしょうか?

そこで今回は、異常気象や地震などによる災害や、朝鮮半島有事に対する備えについて、意識調査を行ってみました。

アンケート回答者情報

本調査は、2017年9月にマネーゴーランド編集部が、お小遣いがたまるアンケートアプリ「サーチーズ」で実施したものです。(対象:全国の男女、回答数621名)

年齢 割合(n=621)
13〜19歳 5.64 %
20〜29歳 26.89 %
30〜39歳 28.99 %
40〜49歳 23.35 %
50〜59歳 13.53 %
60歳〜 1.61 %

本当に危機感を抱いているのはわずか3割!?

「異常気象や地震による災害」に対して、あなたは危機感を抱いていますか?

異常気象や災害に対し、危機感を「抱いている」「どちらかといえば抱いている」と回答した「危機感を抱いている派」の合計は71.82%。

一方、「どちらかといえば抱いていない」「抱いていない」と回答した「危機感を抱いていない派」は29.18%。

全体の約7割の人が、何らかの危機感を抱いているという結果になりました。

この71.82%の「危機感を抱いている派」のうち、45.41%の人が「どちらかといえば」程度の危機感しか抱いていません。

この結果は、「異常気象や地震による災害の怖さについて、ニュースなどでは目にするものの、強い危機感を抱くまでには至っていない」ということを示しているのかもしれません。地震の多い日本で、災害慣れしてしまった人が多いという結果でないことを願います。

ちなみに、地域別で最も危機感を抱いているのは「関東地方(東京除く)」の36.36%でした。これは近々起こるかもしれないと予想される「南海トラフ地震」に対する危機感の現れなのかもしれません。

大地震が起きた場合の身の守り方については、こちらをご参考ください。
参考|マネーゴーランド – 大地震が起きたらどうやって身を守る?シーン別防災対処法まとめ

3人に1人がミサイルに対して危機感を抱いている

次に、北朝鮮の核・ミサイル問題を起点とした「朝鮮半島の紛争」について、聞いてみました。

「朝鮮半島有事(朝鮮半島の紛争)」に対して、危機感を抱いていますか?

朝鮮半島有事に対する危機感を「抱いている」と回答した人は31.24%でした。これは前述の、異常気象や地震に関する設問で「(危機感を)抱いている」と回答した人の26.41%を上回っています。

連日のように、メディアなどを通して核・ミサイル問題の情報に触れているためなのか、「異常気象や地震が発生する可能性」よりも「朝鮮半島有事」の方が“現実的に起こるかもしれない”という意識を、アンケートの回答者が持っていたのかもしれません。

「(危機感を)抱いている」と回答した人を年代別に見ると、次のような割合でした。

年齢 割合
13〜19歳 45.71%
20〜29歳 20.36%
30〜39歳 34.44%
40〜49歳 36.55%
50〜59歳 32.14%
60歳〜 20%

13~19歳が最も危機感を抱いているという、大変興味深い結果です。

危機感だけで、実は大半の人が何の準備もしていない

次に、災害に対する準備について、3つの質問をしました。

災害が起こった時に避難する、ご自宅近くの「避難所・避難場所」を把握していますか?

実に約半数の人(46.6%)が「いいえ(把握していない)」と回答しています。

災害が起こった時のために、ご自宅に「水や食料の備蓄」や「防災グッズ」を用意をしていますか?

水や食料の備蓄、防災グッズの用意に関しても、約半数の人(51.6%)が「何も用意していない」と回答しました。

ご自宅の家具や家電に、転倒防止対策を行っていますか?

そして3つめの転倒防止対策に至っては、約7割の人が無対策という結果に。

冒頭の質問で、災害に対する危機意識がやや低いという結果は垣間見えていましたが、、ここでもそのことが浮彫りに!!

災害はほんとにいつ来るかわかりません。昔の人は言いました「備えあれば憂いなし」と。

この記事をご覧になってからでも遅くはないので、まずは避難場所を調べることから始めてみてはいかがでしょうか?

こちらの記事もご参考ください。
参考|マネーゴーランド – みんながやってる防災準備とは?緊急時はLINE派が多数!地震保険は?

有料なら利用しない人が多数

さて、最後に少し面白いアンケートをご紹介します。最近巷を騒がせている「Jアラート」。皆さんご存知かと思いますが、北朝鮮からのミサイルに対して、いち早く知らせてくれるものですね。

北朝鮮からのミサイルに対していち早く知らせてくれるものですね。

この「Jアラート」は、ミサイル発射後の数分で知らせをくれますが、それよりもっと早く知らせてくれるアプリが、もしも有料で提供されたら、いくら払って使いたいのかを聞いてみました。

もしも『Jアラートよりも早く危機を知らせてくれる有料のスマホアプリ』があるとしたら、月額いくらまで払って利用しますか?

ご覧のように、約半数(44.7%)の人が「(有料であれば)利用しない・利用したくない」と回答しました。危機感をそれなりに持っているが、有料アプリを使って、いち早く危機を察知しようとは思わない。つまり、お金を払ってまで利用するほどの危機感は持っていない、ということでしょうか・・・

意外と低い!?防災に関する危機意識

今回の調査はいかがでしたか?

内閣府の資料によると、世界で発生するマグニチュード6以上の地震のうち、2割が日本周辺で発生しているそうです。
参考|内閣府 防災情報ページ – 我が国で発生する地震(pdf)

日本は大きな被害を何度も経験しています。それにしては、危機感を「抱いている」人がわずか26.41%と、いささか少ないように思われます。

さらには、北朝鮮の核・ミサイル問題を発端とした朝鮮半島の緊張状態。その危機感も31.24%と、決して高いとはいえない数字。

何が起こっても不思議ではないこのご時世、ぜひこの機に防災対策について改めてみてはいかがでしょうか?

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