目指せ老後資金3000万円!月1万円で始められる貯蓄方法はある?

読了目安[ 5 分 ]

将来に向けて大きな貯蓄を作りたいなら、今はある程度我慢しなければいけません。

「1000万円貯めたい!2000万円貯めたい!」と思っていても、「でも、今はあんまり我慢したくない。」というわがままを言っていては、十分な貯蓄はできないでしょう。

ところが、今どうしても貯蓄ができないくらい生活が苦しいと考えている人もいます。目の前の住宅ローン、子どもの養育費などは大きなお金がかかるため、ギリギリの生活になってしまい、老後の蓄えができなこともわかります。

そんなあなたは、毎月いくらなら貯蓄できるでしょうか。「何とか2万円……いや、1万円なら……。」というあなたが、老後に必要な3000万円を貯めることは可能なのでしょうか。

参考|年金受給開始年齢が75歳に引き上げ?老後資金は最低3000万円必要…

今回は、毎月1万円だけで、老後資金3000万円が貯まるのかを考えてみました。

1.毎月貯金するといくらになる?

仮に毎月1万円貯金をし続けたら、65歳の定年までにどれくらいお金が貯まるのでしょうか。毎月1万年貯金をすると年間で12万円になるため、貯金を始める年齢によって定年までに貯まる金額が違います。

  • 25歳から始める|(65歳-25歳)× 12万円 = 480万円
  • 30歳から始める|(65歳-30歳)× 12万円 = 420万円
  • 35歳から始める|(65歳-35歳)× 12万円 = 360万円
  • 40歳から始める|(65歳-40歳)× 12万円 = 300万円
  • 45歳から始める|(65歳-45歳)× 12万円 = 240万円
  • 50歳から始める|(65歳-50歳)× 12万円 = 180万円
  • 55歳から始める|(65歳-55歳)× 12万円 = 120万円
  • 60歳から始める|(65歳-60歳)× 12万円 = 60万円

25歳から65歳まで40年間貯金をして480万円となると、年金をもらいながら10年ほど普通の生活を送ればなくなってしまう金額ですね。

老後に必要な資金は年金以外で3000万円以上と言われているため、貯蓄額が480万円では足りません。

参考|定年後の貧乏は回避したい…おひとりさま老後資金計画の4ステップ

2.積立定期預金で運用するといくらになる?

単純に毎月普通預金で貯めていてもまかないきれないため、金利がつく定期預金で考えてみましょう。定期預金であれば、安全な資産運用方法なので、抵抗なく開始できるでしょう。

どうせ老後に向けて貯めるだけなので、自動積立定期預金を使うことにします。

自動積立定期預金とは、毎月決まった金額を口座から自動で積立していく預金商品のことで、積立期間は任意で決められます。積立金は、毎月の決まった額だけでなく、ボーナスなどを組み込むことも可能です。

金額や受け入れ年数にも依存しますが、現状の自動積立定期の金利は良くて年率0.2%ほどです。月複利、課税額20%で先ほどと同様に考えると、おおよそ以下のようになります。

  • 25歳から始める|495万円
  • 30歳から始める|432万円
  • 35歳から始める|369万円
  • 40歳から始める|306万円
  • 45歳から始める|244万円
  • 50歳から始める|182万円
  • 55歳から始める|121万円
  • 60歳から始める|60.2万円

利率から期待はしていませんでしたが、ここまで金額が変わらないのであれば、自動積立定期預金も候補としては薄いですね。

3.積立型の投資信託で運用するといくらになる?

毎月1万円ずつ積み立てていく投資信託で考えてみましょう。利回りが何%であれば、何年で3000万円に到達する事ができるのでしょうか。

  • 25歳から始める|利回り7.5%
  • 30歳から始める|利回り9.1%
  • 35歳から始める|利回り11.3%
  • 40歳から始める|利回り14.6%
  • 45歳から始める|利回り19.7%
  • 50歳から始める|利回り48.7%
  • 55歳から始める|利回り99.9%
  • 60歳から始める|利回り28.8%

初めて、少し現実に近い数字が見えたような気が……しませんか?しま……やっぱり、しませんね。25歳から40年間7.5%の利回りでお金を運用し続けることは、ほぼ不可能だと思います。

同じく、個人の株式投資でもFX運用でも、40年間7.5%の利回りお金を運用し続けることはできないでしょう。

月1万円で3000万円貯蓄する方法は?

というわけで、月1万円を毎月積み立てて老後資金に必要な3000万円を貯蓄する方法はない!と結論づけたいと思います。この方法だと、もしかしたら宝くじに当たるよりも難しいかもしれません。

ただし、老後資金3000万円を貯蓄する方法がないわけではなく、月1万円ずつでは不可能だというだけのことです。冒頭で、「何とか2万円……いや、1万円なら……。」と言った人は、何とか用意できる残りの1万円をどうするつもりだったのでしょう。

友人と飲みに行きたかったのでしょうか。それとも趣味に使いたかったのでしょうか。

老後に必要なお金が3000万円だと聞いたからと言って、そればかりに執着して生きるのは辛いことです。人は、今を楽しむことができなければ、生きていけません。とは言え、楽ばかり考えていたら、将来大変なことになってしまいます。

賢く貯蓄をする方法は、目標を持ち、世帯収支を細かく把握し、家計を見直すことです。これは1回だけ行うのではなく、定期的に行わなければいけません。

それによって、ずっと月1万円ずつしか出せないということはなくなりますし、意外な節約方法、収入を増やす方法を発見できるかもしれません。

とにかく、前提である月1万円を2万円、3万円にするだけで、2倍、3倍貯蓄がしやすくなるのだということを理解してください。

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