良い不動産屋と悪い不動産屋の違いは?3つの見分け方・選び方

読了目安[ 6 分 ]

マイホームの購入を考えて新築・中古物件を探すときに、たくさんある不動産屋の中から、良い不動産屋・悪い不動産業者をどのように見分ければいいのでしょうか。

不動産屋の見分け方1:営業マンの態度

これは、賃貸住宅を探す時もそうですし、リフォーム会社を探す時もそうですし、全てにおいて共通して言えることです。

迅速・丁寧な対応か?

迅速・丁寧な対応ができるのは営業であれば当たり前では? と思うかもうしれません。しかし、いくつかの不動産屋に訪問や電話、メールで希望の物件を探すよう依頼してみれば差は歴然です。

悪い不動産屋は返答が遅く、また返答があっても希望条件より高い金額の物件を手当り次第紹介してきます。これでは、不動産情報サイトで検索条件を入力して自分で探した方が良いのでは…という気になります。

顧客の立場に立って物件選びができるか?

物件は、金額や立地、築年数などを条件に探し始めますが、住みなれないエリアであれば、近くにある病院やお店、学校、どこ行きのバスがあるか…など不動産屋ならではの情報がもらえます。基本的な情報だけでなく顧客がまだ考えていない点に気がつきアドバイスしてくれる不動産屋かどうかというのもポイントです。

例えば、新婚夫婦が分譲マンションを購入する場合、子供を産み家族が増えた場合でも住める間取りなのか、子供を育てる環境はどうなのか…などのアドバイスがあるかどうかです。顧客の希望条件を数字だけではなく、家族構成、家族の過ごし方、価値観などを考慮した上で提案してくれる不動産屋であれば良い不動産屋といえるでしょう。

不動産屋の見分け方2-1:デメリットを伝えてくれるか?

物件のメリットはいくらでも伝えてくれますが、デメリットをちゃんと伝えてくれる不動産屋かどうかが大切です。駅から近い、日当たりがいい、スーパーが近い、部屋がキレイなどのメリットは、物件を見学にいけば素人目でもわかります。

しかしながら、デメリットは住んでから気がつくケースは少なくありません。湿気がひどくカビが生えやすい、玄関前の道は夜になると暗く人通りが少なくなる、隣人の騒音がある、デメリットになる可能性を全て伝えてくれる不動産屋は信頼できます。

不動産屋の見分け方2-2:デメリットを伝えてくれるか?(中古物件のケース)

皆さんはホームインスペクションという言葉をご存知でしょうか。

ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションというのは、住宅の購入を考える消費者のために、雨漏りやひび割れが無いかなど、物件がどのような状態にあって、修繕が必要かどうかなどのチェックをホームインスペクター(住宅診断士)が実施することを言います。住宅診断とも言われます。

ホームインスペクションの義務化

2016年5月末に宅建業法の改正案が成立し、2018年4月より、中古物件の取引時におけるインスペクションに関する説明(制度があることの告知)が義務化されています。

第一既存の建物の取引における情報提供の充実
一 宅地建物取引業者は、既存の建物の売買又は交換の媒介の契約を締結したときは、建物状況調査を実施する者のあっせんに関する事項を記載した書面を依頼者に交付しなければならないこととすること。(第三十四条の二関係)

二 宅地建物取引業者は、既存の建物の取得者又は借主となる者に対して、当該既存の建物の売買、交換又は貸借の契約が成立するまでの間に、宅地建物取引士をして、建物状況調査の結果の概要並びに建物の建築及び維持保全の状況に関する書類の保存の状況について記載した書面を交付して説明をさせなければならないこととすること。(第三十五条関係)

三 宅地建物取引業者は、既存の建物の売買又は交換の契約が成立したときは、建物の構造耐力上主要な部分等の状況について当事者の双方が確認した事項を記載した書面を当事者に交付しなければならないこととすること。(第三十七条関係)

宅地建物取引業法の一部を改正する法律要綱

中古住宅は、新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化の状況により物件ごとの品質等に差があることから、当然購入時には不安になりますよね。そのためホームインスペクションを利用することが推奨されるわけですが、不動産屋からしてみれば「購入意欲が高まってたお客さんに診断結果を説明したら購入辞退されてしまった」といったことが起こる可能性を容易に想像できます。

そのため、嫌がる不動産屋はホームインスペクションの重要性を軽視した発言をするかもしれません。このような不動産屋には注意した方が良いといえるでしょう。

不動産屋の見分け方3:コンプライアンスが欠如している

「不動産の表示に関する公正競争規約」では、下記のような言葉について「裏付ける合理的な根拠を示す資料を現に有している場合を除き、当該用語を使用してはならない。」としています。

  • 物件の形質その他の内容又は役務の内容について、「完全」、「完ぺき」、「絶対」、「万全」等、全く欠けるところがないこと又は全く手落ちがないことを意味する用語
  • 物件の形質その他の内容、価格その他の取引条件又は事業者の属性に関する事項について、「日本一」、「日本初」、「業界一」、「超」、「当社だけ」、「他に類を見ない」、「抜群」等、競争事業者の供給するもの又は競争事業者よりも優位に立つことを意味する用語
  • 物件について、「特選」、「厳選」等、一定の基準により選別されたことを意味する用語
  • 物件の形質その他の内容又は価格その他の取引条件に関する事項について、「最高」、「最高級」、「極」、「特級」等、最上級を意味する用語
  • 物件の価格又は賃料等について、「買得」、「掘出」、「土地値」、「格安」、「投売り」、「破格」、「特安」、「激安」、「バーゲンセール」、「安値」等、著しく安いという印象を与える用語
  • 物件について、「完売」等著しく人気が高く、売行きがよいという印象を与える用語

不動産の表示に関する公正競争規約

「広告の言葉だからそもそも信用しない」という話もあるかもしれませんが、このような根拠のない用語を多用した広告が多い不動産屋はコンプライアンスが欠如しています。賃貸物件に対してはおとり広告などを掲出しているかもしれません。

初めから利用しない方が安全と言えます。

三軒家万智のような営業さん

『家売るオンナ』というドラマがありました。北川景子さんが演じる、テーコー不動産のスーパー営業ウーマン・三軒家万智が「私に売れない家はない」と豪語し、どんな顧客でも彼女から必ず家を買うという、不動産購入までのストーリーを紹介しているドラマです。

不動産が大好きな筆者は、顧客が必ず家を買うとは「どんなに良い不動産屋なのか?」と気になり見始めたのですが、顧客が購入するまでの展開が面白く、ハマっていたのを記憶しています。

三軒家万智は、顧客が抱えている問題や、求めている想いをしっかりキャッチし、顧客に寄り添った物件を紹介します。だからこそ顧客が必ず彼女から家を買うのでしょう。現実世界でも、親身になってくださる営業さんはいらっしゃいますから、家探しと同様に不動産屋選びも慎重に進めてみてはいかがでしょうか。

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