男性の年収が100万円減ったら?別れ・離婚を考える女性は2割も…
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「あなたが、今の旦那さんと結婚した理由はなんですか?」
法律によって定められた一夫一婦制の結婚制度は、明治時代に作られたものです。ただし、明治から大正、昭和30年代頃にかけて、結婚は自由恋愛ではなく、家同士の許嫁やお見合いによって行われるものが多数でした。
もちろん、現代の結婚感は、好きで一生添い遂げたいと思うから結婚するという理由が多いでしょう。
他にも、経済力があり養ってもらいたい人、可愛い子どものために容姿が良い人を選んだ人もいるでしょう。また、様々な要素を総合した結果、1番評点が高かった人を選んだ人もいるでしょう。結婚をして家庭を作る理由は人それぞれですね。
ところで、たとえどのような理由で結婚した旦那さんであっても、もし旦那さんの年収が突然100万円減ってしまったらどう思いますか。
100万円の減額は決して小さなインパクトではありません。果たして旦那さんの年収が100万円減ったときに、奥さんは「もう別れよう」となるのでしょうか。
今回は、「配偶者の年収が今より100万円低かったら別れる?別れない?」というアンケートを実施したので、その結果を見てみましょう。
Q.もしパートナーの年収が100万円低かったら
別れる|22.46%
別れない|69.62%
その他|7.93%
「別れる」に3倍以上の差をつけて「別れない」の圧勝でしたが、個人的には年収が100万円下がると離婚や別れる原因になる人が、5人中1人以上いることに驚いています。
「何だよ!結婚は愛じゃなくて、お金かよ!」と憤慨する男性がいても、仕方がない結果かもしれません。
年収100万円減は年齢でインパクトが違う
ちなみに、国税庁の調査によると、日本の正規社員の平均年収はおよそ474万円、非正規社員がおよそ168万円、平均で415万円ほどです。
試しに、それぞれの年齢の平均年収から100万円を引いてみると以下の年収になります。
25-29歳男性|383万円-100万円=283万円
30-34歳男性|451万円-100万円=351万円
35-39歳男性|510万円-100万円=410万円
40-44歳男性|567万円-100万円=467万円
45-49歳男性|626万円-100万円=526万円
50-54歳男性|670万円-100万円=570万円
55-59歳男性|652万円-100万円=552万円
60-64歳男性|479万円-100万円=379万円
たしかに、20代から30代前半の男性が今より100万円年収が下がるとインパクトが大きいですね。40代、50代であれば、それまでに上手に貯蓄をしていればなんとでもなりそうな気はします。
結婚生活はお金がかかる…
まだ結婚をしていない人の中には、結婚生活や家庭を作っていくことがお金がかかるものだということを知らない人は多いでしょう。
「夫婦2人で働くんだから、1人のときよりお金貯まるんじゃない?」と考えていた人は、結婚して考えが甘かったと気付きますね。もしかしたら、結婚をしても奥さんが財布の紐を握っている家庭では、旦那さんに自覚はないかもしれません。
ただ、結婚をしてお金のやりくりを考えたり、今後のライフイベントを想定すると、突然年収が100万円減ってしまうことが家計に与える影響がどれだけ大きなインパクトか理解できるようになります。
もちろん、夫婦がお互いを慈しみ、人間性を大切にして一生を添い遂げることは素晴らしいことですが、100万円減ることが別れのきっかけになる気持ちもわかる気がしてきます……。
人生は何が起こるかわかりません。転職や会社の倒産などで、世帯収入がガクッと減ってしまうかもしれません。そのときに、パートナーから三行半を突きつけられないためにも、普段から積極的に家計を考えて生活することをおすすめします。
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