来世は違う人と結婚したい妻が約7割…夫婦円満と収入に関する調査

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違う家庭環境で育ち、違う価値観と考え方を持つ男女が、人生の途中から共に暮らし始めるのが夫婦生活です。

そのため、仲が良いときもあれば、衝突することもあります。とは言え一生一緒にいることを誓った仲のため、「夫婦喧嘩をしても、本心ではお互い想い合っているはず……。」そう信じたいですよね……?

では、世の中の夫婦は一体どれくらい結婚生活に幸せを感じ、どれくらいの夫婦が不満を持っているのでしょうか。

マネーゴーランド編集部では、全国412名の既婚の男女に「夫婦に関する意識調査」を独自に実施し、夫婦仲やお金の問題について迫ってみました。

夫婦生活に幸せを感じる男女は共に8割超え

Q1:あなたは今の夫婦生活を幸せと感じていますか?

夫婦とお金のアンケート、マネーゴーランド意識調査

現在の夫婦生活が幸せかどうかを聞いたところ、男性は「とても幸せ(32.9%)」「どちらかといえば幸せ(53.5%)」と幸せを感じている人が86.4%、女性は「とても幸せ(37.7%)」「どちらかといえば幸せ(44.0%)」を合わせて81.7%となりました。

男女とも8割以上の人が、現在の夫婦生活に幸せを感じているようです。ただ、「どちらかと言えば幸せ」という回答が半数を占めることが気になります。

また、20代、30代、40代、50代を年代別に見てみると以下の結果になります。

特徴としては、現在の夫婦生活が「とても幸せ」と感じる人が、20代47.1%、30代38.6%、40代31.0%、50代30.9%と徐々に減少している点が挙げられます。

夫婦の約半数が離婚を考えた経験あり

Q2:これまでに離婚を考えたことはありますか?

夫婦とお金のアンケート、マネーゴーランド意識調査

現在の夫婦生活に幸せを感じている一方、離婚を考えた経験を持つ男性は「何度もある(10.3%)」「たまにある(26.5%)」「一度だけある(7.1%)」と合わせて43.9%が回答しています。

特に女性は、離婚を考えた経験を持つ人が「何度もある(19.4%)」「たまにある(26.7%)」「一度だけある(11.0%)」と合わせて57.1%もおり、男性と比較して、何度も不満を感じている割合が高いようです。

約2割の女性が、何度も離婚を考えたことがあるというのは男性にとって驚きですね。

夫婦の本音は来世は違う人と結婚したい…

Q3:もしも生まれ変わるとしたら、来世も同じ人と結婚したいですか?

夫婦とお金のアンケート、マネーゴーランド意識調査

生まれ変わっても同じ人と結婚をしたいか聞いたところ、「絶対したい」と答えた男性は42.6%、女性は33.5%にとどまり、「死んでもイヤだ」は男性が14.8%、女性が15.2%にもなりました。

「他に候補がいなければやむなく」という回答も、決して前向きなものではありませんが、結婚生活を経験している分「まぁ仕方がない。」という気持ちなのかもしれません。

「絶対したい」という回答をした人にとってはショックな結果ですね。特に男性は、女性に対して疑心暗鬼になってしまうかもしれません。

夫婦円満の秘訣とお金の関係

夫婦円満とお金の関係を見てみましょう。

Q4:夫婦円満の秘訣は何ですか?

まず、夫婦円満の秘訣を聞いてみましたが、回答傾向としては、20-30代がコミュニケーションや会話を大切にすることに対して、40代以降はお互い干渉しない・我慢するなど、やり過ごすことが夫婦円満につながる傾向が見られます。

  • 思いやりの心(30代女性・神奈川県)
  • 互いにあまり干渉しない(50代女性・大阪府)
  • 「ありがとう」と素直に言うこと(40代男性・東京都)
  • 日々のハグ、いろいろ話すこと、感謝すること(30代女性・大阪府)
  • 相手のする事に、ハイハイと言っておく(30代女性・京都府)
  • ある程度適当にする(30代女性・奈良県)
  • 我慢(30代女性・群馬県)
  • 寝る前に布団に潜りながら一緒に会話をすること(20代女性・東京都)

Q5:夫婦関係が壊れる決定的要因は何だと思いますか?

次に、夫婦関係が壊れる要因をそれぞれ聞いてみましたが、こちらはみなさん感じていることがかなりバラけました。夫婦関係は多種多様なため、夫婦関係を円滑に保つ方法は、自分たちで見つけなければいけないようです。

  • 相手への無関心(40代女性・静岡県)
  • 価値観の違い(30代男性・茨城県)
  • 会話がないこと(50代女性・沖縄県)
  • 性格の不一致(40代女性・和歌山県)
  • お金がないと不幸になる(50代男性・神奈川県)
  • 浮気、異性問題(20代男性・東京都)

Q6:夫婦円満のために必要な世帯年収はいくらだと思いますか?

夫婦円満のために必要な世帯年収については、「600万円以上(28.7%)」と回答した人が最も多く、次が「400万円以上(22.8%)」で合わせて5割となっています。

つまり、400-600万円が夫婦円満のために最低限必要な世帯年収のボーダーラインだと言えそうです。

夫婦とお金のアンケート、マネーゴーランド意識調査

  • 200万円以上|4.6%
  • 400万円以上|22.8%
  • 600万円以上|28.7%
  • 800万円以上|14.3%
  • 1000万円以上|9.2%
  • 1200万円以上|6.1%
  • 世帯年収は関係ない|14.3%

離婚に対する意識の変化

「大好きな人と結婚をすることが最高の幸せ!」というイメージを持っている人にとっては、この意識調査は何だか釈然としませんね。

さて、ここで離婚に対する今と昔の意識の違いを見てみましょう。厚生労働省が行った平成28年度の人口動態統計によると、結婚年数別の離婚件数、また離婚割合は以下のように推移しています。

昭和60年 平成7年 17年 27年 28年
総数 166,640 199,016 261,917 226,215 216,805
5年未満 56,442 76,710 90,885 71,719 68,011
5〜10年未満 35,338 41,185 57,562 47,082 44,393
10〜15年未満 32,310 25,308 35,093 31,108 29,533
15〜20年未満 21,528 19,153 24,885 23,941 22,986
20年以上 20,434 31,877 40,395 38,644 37,604

結婚年数別離婚割合

つまり、平成に入ってから、結婚20年以上の熟年者の離婚割合が増えているということです。そして、この流れに関係していると考えられることが、今と昔の離婚に対する意識の変化です。

「時系列による離婚に対する考え方」と「年代別による離婚に対する考え方」をグラフで見てみると、よりわかりやすくなるでしょう。

出典|28年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省

1979年は、「結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい」という考え方に7割以上が反対だったことに対し、2009年には賛成意見が5割を超えています。特に1990年代~2000年にかけての意識変化が顕著ですね。

これは昔に比べて、明らかに離婚を許容する年代へスイッチしていることを示しています。

良い夫婦関係を続ける先輩に学ぼう

結婚をして家庭を作る行為は、自分や自分の血を分けた子孫がより良く暮らしていくための手段の1つです。ただし、近年の結婚生活には、「より良い暮らし」の中に、自分が幸せを感じられることが重視されているのでしょう。

そのため、夫婦仲が良いことは結婚生活を続けるための必須要素になっていますね。ところが、結婚してから全く喧嘩をせず、ずっと仲良くいられる夫婦は本当に稀です。

ときには大きな衝突をしたり、何日も口をきかないこともあったりなどの経験を乗り越えて、家族として良い関係を継続するために、お互いを認め合う行為が必要になります。

近年は婚姻件数に対する離婚件数の割合が4割に迫ってきていますが、普通に考えて40年、50年も同じ人と同じ屋根の下で生活し続けることは凄いことだと思います。

わたしたちは、今後も良い夫婦生活を続けている先輩たちから学び、夫婦が仲良く過ごすための思いやりや感謝の心、会話、適度な距離感を探し続ける必要があるでしょう。

ただ、もし生まれ変わったら、次の結婚は違う人と歩む……そんな人生を味わいたいという気持ちもわかる気はしますが……。

上記集計は2016年11月にマネーゴーランド編集部がアンケートアプリ『サーチーズ』で実施したものです。(対象:全国の全国の既婚の男女、回答数412名)

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