読書で年収アップする理由は?仕事に役立つ7の効果・能力とは

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読了目安[ 7 分 ]

普段あまり本を読まない人でも、「本を読む人は仕事ができる!年収が高い!」という話を聞いたことがあると思います。

LiBz総研が2014年9月に行った調査によると、平均年収約550万円のハイキャリア女性(女性の平均年収は270万円)の読書量は月間で平均4.2冊、約20時間を読書に費やしていることがわかっています。

「えー、でもビジネス本は正直面白くないし……。」

と思う人も多いとは思いますが、同じくLiBz総研の調べでは、ハイキャリア女性が読む本はビジネス本ではなく小説の割合の方が高く、さらにファッション雑誌や漫画まで含まれています。

ジャンル 読書量
小説 24%
ビジネス本 23%
趣味・実用書 20%
ファッション雑誌 14%
専門書 11%
マンガ 8%

ハイキャリア女性の読書量は、一般的な成人の約4倍! | LiBz総研調べ | LiBzCAREER(リブズキャリア)

月間平均読書数が4.2冊で、ビジネス本の割合が23%ということは、月平均で1冊のビジネス本を読んでいる計算になりますね。

では、なぜ小説やファッション雑誌、漫画なども含めて、読書をした方がキャリアアップ、年収アップにつながるといえるのでしょうか。

今回は、仕事に活かせる読書の効果やどこで読書をすれば効率が良いかというお話をしたいと思います。ぜひ、高所得者になるための読書法を身に着けましょう。

読書で身につく仕事に活かせる7つの効果

読書をすることで身につく、仕事に活かせる効果・能力とは以下のものです。

効果1.語彙力が上がる

「語彙力を上げたいだけなら、人と話したりテレビを見ても同じじゃない?」語彙力を身につけるためには、情報をインプットするだけでなくアウトプットしなければいけません。

新しい言葉をアウトプットするのは単語をつぶやくだけでは意味がなく、前後の文脈も踏まえて正しく言葉を使わなければ本当の意味で語彙が身につきません。

読書は文字をなぞる行為ではなく、読み解く行為です。そのため、前後の文脈を踏まえて言葉の意味を理解でき、アウトプットできるだけの知識を自然に身に付けることができます。

効果2.文章力が身につく

文章を書くためには、単語だけではなく文章の書き方自体を知る必要があります。

文章の書き出しや締め、またテーマを強調したり、例を用いて説明したりなど、まずは読書で様々な種類の文章に触れることで、文章を書く際の表現力に広がりが生まれます。

実際に、わたしも読書をしていなければ文章を書くための基本的な知識を得ることはできなかったでしょう。

効果3.読解力が身につく

読解力とは、一般的には文章を読み解く力のことですが、文章表現に込められた書き手の思いや登場人物の心情を汲み取るなど、文章だけで誰がどう感じているかを探るための能力でもあります。

読解力を身につけることで、人の言葉や文章に込められた思いを感じることができるだけでなく、自分が書く文章にも思いや心情を込めて書くことができるようになります。

効果4.想像力が養われる

小説は文章からイメージを膨らませるものですが、小説だけでなく、ビジネス本や専門誌でも書かれた事例を思い浮かべたり、自分に置き換えるイメージはとても重要です。

物事が想像ができるということは、想定ができるということです。頭の中にイメージを膨らませ、その場面をイメージすることで、目標を明確にして仕事を意欲的に進める行動指針を作ったり、リスクヘッジをすることもできます。

また、想像を膨らませることで、新しい発想やアイデアの想起につながるかもしれません。

効果5.コミュニケーション力が身につく

様々な人とコミュニケーションを取るためには、できるだけ多くの引き出しを持っておく必要があります。

たとえファッション雑誌であっても、見ている人と見ていない人ではファッションに対する話の深みが変わってきます。

こと仕事においては、現場で得られない知識を読書で補完することはとても大切です。そして、補完した知識はすぐに使えるようにアウトプットする場面を想定して、イメージしておかなければいけません。

このような準備があることで、どんな人と話すときも円滑に話せるようになります。

効果6.集中力が身につく

テレビを流し見するように、小説やビジネス本を流し読みすることはできません。読書をするということは、目の前にある文章を読み、読解し、想像して自分の知識として吸収する行為だからです。

そのため、読書はテレビを見たり、音楽を聞くよりも疲れる行為ですが、集中して読むことで高い集中力が身につきます。

効果7.記憶力が上がる

集中をして読書をすることで、本の内容は知識になり、記憶に定着します。

ジャンルにもよりますが、本にはテーマがあり、テーマに沿った文章が書かれています。そのため、たとえ昔読んだ本で、全ての内容を忘れていたとしても、テーマの一部分を思い出したり、大まかな流れを知ることで、記憶がよみがえることがあります。

記憶力を上げるためには、記憶を上手に収納し、上手に引き出すコツがあります。読書をすることで、このような基本的な記憶力が上がります。

時間がない・お金がない人が読書をするためには

読書が様々な能力を高めることは理解できますが、「時間がないんだよ……。」「お金がないんだよ……。」という人もいるでしょう。

少々言い訳に聞こえなくもないのですが、これらの問題を解決するために、どのように、どんな場面で読書をすれば良いでしょうか。

1.図書館

本を購入するとお金がかかりますが、地方の図書館であれば2週間ほど無料で本を借りることができます。もし、読みたい本がなければリクエストをしてください。場合によっては、入荷してくれます。

そのため、時間はあってもお金がない人にとっては、図書館は最適な場所です。

2.通勤電車

アットホームのアットリサーチが行なった「「通勤」の実態調査2014」によると、1都3県に在住する都内勤務のサラリーマンの平均通勤時間は片道58分だそうです。

もし、毎日行き帰りの通勤電車に揺られる時間が58分だったら、あなたは何をしていますか?スマホのアプリやゲームで暇つぶしをするのは、時間がもったいないです。

こんな時こそ読書に費やしましょう。もちろん、電車の中での読書は本でも良いですが、使い慣れたデジタルデバイスを使った電子書籍でも良いと思います。時間がない人にとって、通勤電車は読書にうってつけの場所です。

月に何冊本を読めば良いか

読書をすることで、仕事にかかわる様々な能力が上がることはわかったでしょう。

そして、高いレベルで語彙力、文章力、読解力、想像力、コミュニケーション力、集中力、記憶力を持っている人の方が、年収アップに近づくことは理解できると思います。

読書は非常に頭を使う行為で疲れるうえに、時間も使います。そのため、読書で能力を効果的に身につけるためには、ビジネス本や専門誌だけでなく、小説やときにはファッション誌、漫画を読むことも役立つはずです。

ちなみに、2010年に出版文化産業振興財団が行なった「現代人の読書実態調査」によると、世帯年収が高い方が全体的に読書量が増える傾向があるようです。

1ヶ月で平均何冊くらいの本を読みますか?
全体 0冊 1冊 2冊 3~4冊 5~7冊 8冊以上
全体 1550 367 452 298 277 92 64
100.0 23.7 29.2 19.2 17.9 5.9 4.1
世帯年収 100万未満 87 24 27 14 11 5 6
100.0 27.6 31.0 16.1 12.6 5.7 6.9
100~300万未満 238 59 77 38 46 11 7
100.0 24.8 32.4 16.0 19.3 4.6 2.9
300~500万未満 447 126 137 83 69 17 15
100.0 28.2 30.6 18.6 15.4 3.8 3.4
500~700万未満 308 77 91 57 45 23 15
100.0 25.0 29.5 18.5 14.6 7.5 4.9
700~1000万未満 288 53 72 68 63 23 9
100.0 18.4 25.0 23.6 21.9 8.0 3.1
1000~1500万未満 140 24 37 28 33 8 10
100.0 17.1 26.4 20.0 23.6 5.7 7.1
1500万以上 42 4 11 10 10 5 2
100.0 9.5 26.2 23.8 23.8 11.9 4.8

現代人の読書実態調査 – 出版文化産業振興財団

このデータを見る限り、上手く時間を見つけて月に3-7冊ほど本を読む時間を取ることができれば、効率が良い読書になるといえるのかもしれません。

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