10億円で「リアル・ウイポス」ダービー&凱旋門賞馬のオーナーになる!

読了目安[ 5 分 ]

totoBIGで10億円当たったら何に使うのか?

前回、前々回とタニマチ、パトロン的散財の提案をしてきた。ここで思い出しておきたいのは、現代でもタニマチ、パトロンが大きな存在感を示す分野がある。

それは、サラブレッドのオーナーである。そう、すべての競馬ファンの夢だ。頂点には「ダービーオーナー」という称号が燦然と輝いている。

「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるよりも難しい」と巷間言われているが、まあ実際には金子真人オーナーをはじめ、複数回ダービーオーナーになった人はいるので、一国の宰相になるよりも難しいかどうかは疑問だが、どんな富名声を築いた人にとっても「ダービーオーナー」という称号は垂涎の的であることは確かだ。

しかし、どうせ10億円投じるなら、やはり「日本人で初めて」という冠がほしい。いまだかつて日本馬が成し遂げていないのが凱旋門賞優勝。日本ダービーとセットで狙ってみたい。どうせ「もし10億当たったら」の妄想だ。それぐらい夢を見なければ意味がない!

高額馬が走るとは限らない

日本ダービー(正式名称「東京優駿」)の1着賞金は2億円で、ジャパンカップ・有馬記念に次ぐ国内3番目の高額賞金競走である。

皐月賞は「最も速い馬が勝つ」菊花賞は「最も強い馬が勝つ」といわれるのに対し、ダービーは「最も幸運に恵まれた馬が勝つ」といわれる3歳馬の選ばれた18頭のみがゲートインすることができるのだが、実はここに至るまでがまさに運との戦いだろう。

かの三冠馬ディープインパクトは日本を代表する競走馬のセリ「セレクトセール」、7350万円で競り落とされたのだが、この価格はけっして高い部類ではない。

「セレクトセール」は社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、ディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテと3頭の日本ダービー馬を輩出しているが、高額で買われた馬がどういう成績だったかと見ると、馬は値段じゃないことがよーくわかる

これまでに3億円以上で落札された馬は5頭いるが、最高に稼いだ馬が3勝で獲得賞金7200万円、最高額6億円の馬は出走すら叶っていない(獲得賞金0円)。

ダービーどころか、どんなに高い馬を買おうとも出生に漕ぎ着けるまでがまさに“運頼み”だということがわかる。

ちなみにこれまでの獲得賞金1位馬はテイエムオペラオーで18億3518万円(通算成績26戦14勝)。セリ取引価格はなんと1050万円だった。2位が先述のディープインパクトの14億5455万円(通算成績14戦12勝)となっている。

ディープインパクト・クラスのサラブレッドに4年間で10億円を投資する

さて10億円あれば、どの程度ダービーオーナーに近づくのだろうか。

馬を持つというのはお金がかかるものである、あんまり時間をかけても資金が尽きてしまうので、ここは4年間の期間限定で勝負にいこう。

競走馬は世代ごとに強い世代・弱い世代があると言われるが、4年あれば、どこかの時点で弱い世代にあたるだろう。

とはいえ、まず馬主になることから始めなければならない。

中央競馬への馬主登録の場合、個人馬主の審査基準として年間所得が2年連続で1700万円以上であること、そして7500万円以上の資産を所有している必要がある。ちなみに地方競馬だと年間の所得金額が原則500万円以上であることと、ぐっと庶民的になる。

まあ、ここは見せ金があればいいので大丈夫だろう。

次に預託料が月に55万円から80万円、平均62万円、1頭につき年間約750万円の費用がかかる。

そこで、1世代に2頭のサラブレッドを購入することにする。ディープインパクト・クラスが欲しいので、馬代金7500万円×2頭で1億5000万円なり。それに2頭分の預託料1500万円×3年間で4500万円、しめて1世代にかかるお金が2億円弱である。掛けることの4世代で8億円だ。残りの2億円は良馬を選ぶ際の切り札として残しておこう。

たまには賞金を稼いでくれる子も出てくるだろうが、狙いは8頭のうち1頭がダービー馬になってくれることである。

そして夢の凱旋門賞馬オーナーに

やみくもに高い馬を買っても大成しないが、かといって適当に選ぶわけにもいかない。なにしろ、年間5000頭とも言われるサラブレッドが誕生しているのだから、そこから当たりを引くのはそれこそ運だろう。そう考えると、2004年キングカメハメハ、2005年ディープインパクト、2016年マカヒキで3度もダービーを制している金子真人オーナーは、まさに神がかり的な幸運児ともいえる。

あまりに金子氏の馬が走るので、セレクトセールでは馬を見ないで金子氏が手を挙げたらそれに乗っかって競りに加わる人が続出したと伝えられたが、まあ資金的に勝ち目はないので、ここは日本一の相場眼を持つというマイネル軍団の総帥・岡田繁幸氏をコンサルタントに雇おう。そのために2億円残しておいたのである。

さて、首尾よくダービーを制することができたなら、次は菊花賞をスルーして凱旋門賞である。3歳馬は馬体重的に恵まれるので、勝負するならダービーと同じ年だ。毎年10月上旬にフランスはシャンティイ競馬場で行われる凱旋門賞、1着賞金285万7000ユーロ、約3億5000万円である。

ダービーと凱旋門賞を勝っても合計賞金5億5000万円で元は取れない。それでもいいではないか。誰も成し遂げなかった夢を叶えるのである。

今年のセレクトセールは2017年07月10日(月)~11日(火)だから、10億円当たった人はぜひ行ってみてきてほしい。

連載:totoBIG 10億円で次のカルチャーを妄想しろ!

  1. 10億円で豪邸なんてもう古い!10億円あれば『この世界の片隅に』が4本作れる!
  2. 10億円つかって伝説に名を刻め。もう時間がない。幻のアーティストを招聘せよ!
  3. 10億円で「リアル・ウイポス」ダービー&凱旋門賞馬のオーナーになる!
  4. やっぱり夏は祭りだよね。ドカーンと夏フェスで10億円を使い切ってみる!

同じカテゴリの記事

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。