世帯別・年代別の借金割合と金額はいくら?世帯平均は1458万円!

「日本人の借金調査」平均は1,461万円!

読了目安[ 4 分 ]

あなたは、借金を恥ずかしいとことだと思いますか?

「宵越しの銭は持たぬ」という精神で借金をしてしまう人は、さすがにもう少し計画性を持った方が良いとは思いますが、車や家を購入する必要がある人はローンを組む場合が大半です。

家を現金一括で購入する人も1割弱ほどはいますが、様々な条件が揃わない限りは難しいですよね。(住宅ローンにも現金一括にもメリット・デメリットはあります)

参考|住宅ローンとどちらが得?現金一括で購入のメリットとデメリット

また、普段クレジットカードを使う人も、ショッピングローンを使っていることになり、これも借金だと言えるでしょう。

そのため、わたしたちが生きていく中で、全く借金をせずに過ごすのは当たり前のことなのです。では、日本国民は一体いくらくらいの借金をしているのでしょうか。

今回は、金融広報中央委員会の「暮らしと金融なんでもデータ」の情報をもとに、日本国民の借金について色々調べてみたいと思います。

※以下調査においては、月賦払いの未払金やリボルビング方式の未払金が対象で、短期決済のクレジットカード利用未払金は除いています。

世帯単位で借金をしている割合

まずは、世帯数(二人以上世帯)に対する借入金の割合と借入金額(借入残高)の推移を見てみましょう。

直近2015年において、借金のある世帯は全体の39.2%、借金がある世帯の借入残高の総額は1458万円となっています。

借金のある世帯が4割もおり、借金額が1500万円近いのはかなりの金額だと思うでしょう。ただし、この金額は住宅ローンが含まれた金額です。

借入残高の総額1458万円のうち、住宅ローン残高が1300万円を占めているため、それ以外の借金は世帯平均で158万円あることになります。

世帯主の年代別借入額

では、世帯主の年代別で借入残高の平均額と住宅ローン残高を見ると、何がわかるでしょうか。

  借入金残高 住宅ローン残高 差額
20歳代 1202万円 1223万円 -21万円
30歳代 1771万円 1695万円 76万円
40歳代 1585万円 1582万円 3万円
50歳代 1316万円 1074万円 242万円
60歳代 976万円 780万円 196万円
70歳以上 1903万円 1129万円 774万円

どの年代も借入金残高に対して、住宅ローン残高が高い割合を示していることがわかります。20代が借入金残高に対して、住宅ローン残高の方が多くなっているのは、回答のバラツキがあったためではないかと思います。

意外なことは、借入金残高から住宅ローン残高を引いた借金額が、20代、30代、40代の若年世代よりも、50代、60代、70代の中高年以上の世代の方が多いことです。

借金の目的

では、住宅ローン以外で借入をしている目的とは一体何でしょうか。

・医療費や災害復旧資金にあてるため。|2.4%
・こどもの教育、結婚資金にあてるため。|11.9%
・住宅(土地を含む)の取得または増改築などの資金にあてるため。|64.7%
・日常の生活資金にあてるため。|10.5%
・耐久消費財(自動車、家具、家電等)の購入資金にあてるため。|22.7%
・旅行、レジャーの資金にあてるため。|1.9%
・株式等金融資産への投資資金にあてるため。|0.2%
・土地建物(マイホームは除く)等の実物資産への投資資金にあてるため。|4.8%
・相続税対策のため。|0.9%
・その他|11.7%

64.7%が土地の取得やリフォーム資金として借りたお金、そして車のローンなどが22.7%となっており、借金の用途は思ったよりも急に必要になったため借りたわけではなく、普段の生活の中で計画的に借りられているのではないかと思われます。

借金は悪いことではない

借金をする理由は人それぞれですが、お金を借りることが悪いわけではありません。

それぞれの年代で発生するライフイベントを予測し、そのライフイベントに合わせた計画的な貯蓄を行ない、足りない分は一時的な借り入れによって賄う行為は、誰もが行っています。

30代であれば、結婚や出産、引っ越し、新居の準備などが考えられますし、40代であれば、子育てや教育費にお金が必要なことが考えられます。

50代も引き続き子どもの教育費、早い場合は子どもの結婚や親の介護にかかるお金を考えなければいけません。60代になると、夫婦の両親が他界したり、子どもに対する相続や自分たちの老後の生活が待っています。

人が生きていくためには、どうしてもお金のことを考えざるを得ません。お金に振り回されるのは嫌だと考える人もいるとは思いますが、お金の問題に直面したときに対策を講じる考え方では、余計な借金が増え、よりお金に振り回される人生になってしまうでしょう。

できるだけ若い間に、夫婦で将来のライフイベントを予測し、計画的な貯蓄と計画的な借り入れを行って、余裕のある人生プランを作るようにしましょう。

参考|家計管理と見直しに必要なライフイベント表とは?作り方と事例

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。