コーヒー&ツボで眠気を断つ!鍼灸師おすすめ「春の不眠」撃退法

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暖かくなりとても過ごしやすい季節になりましたね。

中医学ではこの時期を‘’立夏‘’といい、夏の始まりを指します。夏に関係の深い臓腑といえば「心」(‘’しん‘’と読みます)。夏は心の陽気が最も旺盛になる時期です。

実はこの時期、コーヒーを飲むなら苦めのものがオススメなんです。

「心」の陽気が旺盛になるとどんなことが!?

さて、この「心」ですが、現代の私達が考える‘’心(こころ)‘’ではなく、主に意識や思考活動といった理解で良いでしょう。皆さんはこのような図をどこかで見たことがあるかと思いますが、これは「陰陽図」といい、陰と陽の変化を表したものです。

この図のちょうど赤点の辺りが立夏の時期にあたります。陰が終わり、陽が徐々に盛んになっていく様子がよく分かりますね。担当臓腑も春の肝から夏の心へとバトンタッチされ、心の気が旺盛になりやすいことから、この時期は不眠を引き起こしやすい季節とされています。心の気と不眠??なんだかピンとこないですね。

なぜ眠くなるのか?

これはどういうことかと言うと、中医学では心は火と関係が深く、火の特徴は上に燃え上がる、ですね。つまり心の陽気が旺盛になることで、精神が興奮しやすく不眠になりやすい、ということなのです。

皆さん、イライラした時や、何だか気持ちが落ち着かない時に苦いコーヒーを飲むと落ち着く、なんて経験がありますよね。コーヒーにはリラックス効果があると言われていますが、これを中医学に当てはめて考えると、コーヒーの苦みが心の火を降ろし、精神をリラックスさせる、つまり中医学では、‘’苦み‘’には心の火を降ろす効果があるとされているのです。

前ふりが少々長くなりましたが、このことからこの季節に飲むなら苦めのコーヒーがオススメなのです。

苦味でオススメなもの

他にもこの季節にオススメの食べ物には、ヨモギやパセリなどの苦みのある野菜があります。心の気が旺盛になりやすいこの季節、普段あまり食べない苦みのあるものを積極的に取り入れてはどうでしょうか。この苦みが、旺盛になった心の気を落ち着かせてくれることでしょう。

精神が不安に感じる時にオススメのツボ

そして、この時期に起こりやすい不眠にオススメのツボは『神門:しんもん』です。『神門:しんもん』は手関節横紋の小指側にあり、‘’神の気が出入りする門‘’という意味があります。

前回にも触れていますが、中医学で言う‘’神‘’とは神様のことではなく、‘’精神‘’といった理解でよいでしょう。何だか精神が不安に感じる時、不眠かな、と感じた時はこの『神門:しんもん』をゆっくりと押し、精神を落ち着かせてから眠りに入るとよいでしょう。

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