春に早速つまづく!貯金が一向に増えない「ありがちなお金の勘違い」3つ

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新年度が始まり、目標をたててお金を貯めよう、やりくりを頑張ろう、とスタートダッシュをかけたいものです。しかし「こうすればバッチリ!」と思っている、お金にまつわる習慣が、うっかりすると逆効果になってしまう「勘違い」も意外と多いのです。

FPである筆者に自信満々にやりくりを語ってくださったけれどなかなか効果がでなかった、残念な「お金の勘違い」の事例をご紹介してみましょう。

勘違い例(1)定期預金口座を作れば一安心!?

お金があまったら貯めようと思っていてもなかなか貯めることはできません。貯めようと思う金額を先取りして貯め、残った分で生活するという「先取り貯蓄」が有効です。

その方法として自動引き落としして貯める定期預金口座を作って一安心するのは禁物。その金利もしっかりチェックすることが大切です。一般的な銀行の定期預金金利は0.01%ですから1万円につく利息はわずか1円。税引き後は0円となり、「盗まれない」「家事などで燃えない」というメリット位しかなくなってしまいます。

金利がよいネット銀行や生命保険料控除を活用し、保険での運用(税金の控除が受けられ還付される)、勤務先の財形貯蓄(給与から控除される、勤務先によっては優遇金利が設定されている場合がある)など効率よく貯められる選択肢は様々です。先取り貯蓄の「置き場所」もしっかり検討することが大切です。

勘違い例(2)クレジットガードは使わないほうがいい!?

クレジットカードでの支払いは様々な犯罪もあるし怖いという声を多く聞きます。インターネットショッピングの普及によってそのリスクも大きくなってきているのは事実です。

しかし、ポイントが貯まったり、支払い明細でいつ・いくら・どこで買い物したのか把握できるので、家計簿代わりになったりとお金の管理がしやすくなるメリットがあります。買い物したときに現金が減らないのでつい使いすぎるということがないよう、カードを利用するときはお金を使っていると意識して予算を決めて使いましょう。

FPである筆者は、食費・日用品・雑費・外食費含むレジャー費などの変動費の家計のやりくりを、例えば10万円と予算を決めてその額を給料日に引き出して封筒に入れます。そしてカードで支払ったら、その「やりくり現金封筒」から「カード支払い用封筒」にその金額を移します。

支払い明細が来た時に「カード支払い用封筒」から請求額をだして通帳に戻すという流れです。このような流れにしておくと使い過ぎを防ぐことができ、明細が来てから残高確保に慌てることもなくなります。

勘違い例(3)無料サービスはとことん活用する!?

お金をやりくりするうえで、支出を減らすことはとても重要です。そこで利用したいものが様々な無料サービス。LINEを楽しむスタンプは無料のもので済ます、便利なアプリやゲームを無料でダウンロードするなど、便利で費用のかからないサービスがあるので上手に利用していきたいものです。

ただし、「ただより高いものはない」という昔からの教えも肝に銘じておくことを忘れずに。たとえば、ある銀行の無料相談で「老後資金を貯めるのに確定拠出年金がよいと聞いたがどのようなものか?」と聞いたところ「費用がかかるから個人年金の方がよい」と勧められ、そのまま月1万5000円の個人年金保険を契約したという女性がいらっしゃいました。

しかし、この回答はズバリNG。キャッシュバックされる税金は個人年金に加入した場合は1万800円、確定拠出年金なら3万6000円で2万5200円も多くなるのです。年間経費の一番安い金融機関で2004円ですから(口座開設に3000円前後かかるとはいえ)、確定拠出年金の方がメリットは大きいのです。

その銀行での無料相談での回答は、保険販売という利益のためだったのか、知識が本当になかったのかどちらかといえるでしょう。無料相談はある程度自分で判断できる知識をもって上手に活用できたらいいですね。

春は気持ちを新たにいろいろなことをスタートしたくなる季節です。「お金の勘違い」に気をつけてお金を貯めるスタートダッシュをかけていきましょう。

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