春は心機一転!「貯蓄体質になるため」気づくべき3つの重要項目とは

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入学や入社、転居など新しい暮らしが始まる新年度は、今までの生活習慣を見直すきっかけとなる時期。サクラ咲く春は、家計を見直す絶好の時期でもあります。

今回は家計を見直したことで、貯蓄賢者への第一歩を踏み出した3組の実例をご紹介します。

会社員Aさんの場合:クセを見つけてムダ使いを防ぐ

実家住まいのAさん。年末から仕事が忙しく、帰宅前にコーヒーショップで気分転換しています。いつも頼むのは「ソイラテ」。エスプレッソと豆乳の組み合わせで、おしゃれ且つ身体にも良さ気なところがお気に入りです。そこでAさんに1ヶ月分のレシートを集めて次回面談時に持ってくるようお願いしました。

1ヶ月後にレシートを確認すると、休日も通っていることが判明。小腹が空いて焼き菓子もついで買いしていました。Aさんは、お店にマイボトルを持参し割引を受けることで節約していると考えていましたが、なんと1ヶ月の支出は1万2000円。

単純計算で1年間14万4000円もの支出です。気分転換は大事ですが、かかるコストのチェックも大事。予めカードにチャージしておき、その金額内に収めるよう提案しました。

普段のクセは誰かに指摘されるまで気付きませんが、お金の使い方のクセは自分で簡単に知ることができます。それは家計簿をつけるような面倒なことではなく、1ヶ月分のレシートを集めて何にどれだけのお金を使っているか月末に確認するという単純作業です。これなら忙しくてもできますよね。支出のコントロールは貯蓄の近道です。

専業主婦Bさんの場合:消費・浪費・投資の違いを知る

幼稚園年長の子どもがいるBさん。4月に子どもが小学校に上がるのを期にパートを始めたいと思い、専門学校に通って簿記2級を取得。けれども良い条件の就職先が見つからず、簿記を活かした仕事をあきらめて別の資格取得を考えていました。

そこで、Bさんに簿記資格の取得は「消費:生活に必要な支出」「浪費:衝動買いなどムダだったかもと思う支出」「投資:将来資産を増やすために今必要な支出」のどれにあたるか考えてもらいました。

Bさんは簿記の取得費を「投資」に分類。けれども筆者の見立ては「浪費」です。資格取得は「投資」に含まれますが、活かしきれなければ「浪費」です。別の資格を取得しても、同じことの繰り返しになるのはもったいない。そこで、新聞広告だけでなくハローワークや派遣の検索、友人知人に聞いてみることなど仕事を探す範囲を広げる提案をしました。

「投資」は元手を回収できた時点がスタートライン。できるだけムダな支出を減らすことも貯蓄ができる体質づくりへの一歩です。

共働きCさんの場合:「投資」の割合を決めて儲かる家計に

フルタイムで働くCさん。平日は仕事で忙しく、休日は溜まった家事に追われていました。「時間が無い」を言い訳に、お金は普通預金に預けたまま。通帳記入もしていないのでいくらあるかも把握していませんでした。

そこでCさんに、節約と投資で資産を築いた本多静六氏の著書、『私の財産告白』を紹介。月給の四分の一を給料天引きする方法を提案しました。月給が20万円のCさんが毎月5万円ずつ貯金すると年間60万円。金利がつかない状況でも、10年で600万円貯蓄できる計算です。

また、この金額をiDeCo(個人型確定拠出年金)で積み立てた場合、3%で運用できれば10年で約699万円となります。iDeCoは運用期間中の利息や分配金、解約時の売却益など、運用で得られた利益すべてが非課税。差額の約99万円は丸々の利益です。年間60万円の掛け金もすべてが所得控除できるという節税メリットも使えます。

日々のことに追われ何でも後回しにしてしまいがちですが、今できることから始めることも貯蓄ができ儲かる家計の第一歩となります。

自分の家計を守るのは、ほんのちょっとの工夫です。新年度をきっかけに、将来を見据えた家計づくりの第一歩を踏み出しましょう。

【監修:株式会社Money&You】

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