賃貸住宅の入居審査に落ちた…不動産会社と大家に嫌われる人の特徴

読了目安[ 5 分 ]

賃貸住宅を借りる際に、自分がお金を払う側だからといって、横柄な態度で不動産会社と接している人はいませんか?

春先に無茶な家賃交渉をして、大家さんを困らせていませんか?

賃貸住宅を探す場合、家賃や間取り、立地など様々な条件で比較検討を重ねて、自分好みの物件を選んでいでしょう。

そして、「これだ」という物件が見つかれば、入居の申し込みをしますが、次は、あなたが検討される番です。入居をするための入居審査では立場が逆転して、選ぶ側から選ばれる側になるということです。

そして、一部の人は入居審査に通らず、せっかく気に入った物件に住めません。入居審査を通らない人には、どのような理由があるのでしょうか。

今回は、賃貸住宅の入居審査に落ちる理由、不動産会社や大家さんに嫌われる人の特徴についてお話します。

入居審査は誰が行うか

入居審査を行うのは、不動産会社、保証会社、大家(オーナー)です。

昔は保証会社を利用せず、代わりに連帯保証人を立てて賃貸契約を結ぶことが多かったのですが、日本賃貸住宅管理協会の調査では、平成26年時点では半数以上の賃貸借契約において保証会社を利用する傾向に変化しています。

家賃債務保証の利用状況
家賃債務保証の利用状況

そのため、審査は保証会社も含めた不動産業者、大家の三者によって行われるケースが多くなっています。

入居審査で重視される項目

審査をする側が最も重視するのは「家賃をきちんと払ってくれるか」ということです。同調査の結果では、過半数の貸主が家賃の支払いに対する不安を考えています。

入居制限する理由
入居制限する理由

続いて「住宅を綺麗につかってくれるか」「近隣トラブルを起こさないか」といった内容が続いていますが、これらの不安が

  • 外国人は貸出不可
  • 高齢者は貸出不可
  • 障がい者は貸出不可

といった入居制限につながっていると考えられます。

入居制限の有無
入居制限の有無

これらの入居制限がある一方、外国人、高齢者、障がい者などを積極的に受け入れる物件もあるため、賃貸物件の探し方を変えれば問題にはなりません。

入居審査に通りにくい経済状況とは

「家賃をきちんと払ってくれるか」という点についてもう少し見ていきたいと思います。

入居者の経済状況は、主に賃料の保証しなければならない保証会社が主に厳しくチェックします。
一般的に下記のような場合には入居審査の通過が難しくなります。

1.収入に対して家賃が高すぎる

一般的に、家賃は収入の3割までに抑えないと生活に無理が出ます。

収入に見合わない高額な家賃の賃貸物件を借りる場合、しっかりした連帯保証人が付けば審査を通ることもありますが、そもそも、家賃の設定を見直すことも検討するべきでしょう。

2.仕事が決まっていない

転職前など無職の場合は、収入が無い状態なので、入居審査には不利になります。もし、就職先の内定をもらっているなら、その証明書などの提出を求められるでしょう。

ただし、仕事が決まっていなくても、預貯金が相当額あり、それを証明できれば入居できる場合もあります。

3.仕事が不安定

正社員より、契約社員や派遣社員、フリーターは、収入が不安定と判断される傾向があります。

その場合、家賃に見合った収入が、長く安定していると証明できると有利です。収入を証明するために、確定申告書や住民税の課税証明書の提出を求められることもあります。

入居審査に通りにくい人柄とは

次に、「綺麗につかってくれるか」「トラブルを起こさないか」という点について見ていきます。

1.近隣と生活時間帯などが合わない

生活時間帯が周囲と異なると、騒音トラブルが起きやすくなります。

サラリーマン世帯の多い物件では、水商売やタクシー・トラック運転手は入居を断られる場合があります。また、ファミリー世帯が多い所では、独身者が審査を通らないこともありますし、独身者が多い場合は、小さな子供がいると断られるケースがあります。

騒音トラブルは深刻な問題に発展するケースが多いため、不動産会社もオーナーも厳しく判断しているようです。

2.生活態度が悪い

言動が威圧的で横暴な人、服装が極端に派手な人、タトゥーのある人、身なりがだらしない人は、入居後に何らかのトラブルを起こす可能性が大きいと判断される傾向があります。

特にオーナーは、入居者が近隣とトラブルを起こすことをが嫌いますが、トラブルが起きるかどうかは本来入居してからでなければわかりません。そのため、直接物件の申込者に会うか、不動産業者から聞く“人となり”など印象で判断されてしまいます。

入居者の職業や家族構成だけでなく、その人自身の見た目(髪型・服装・話し方等)も入居審査に関わる重要なポイントになります。

3.入居(引っ越し)理由がはっきりしない

申込者の入居理由がはっきりしない、入居をやたら急ぐ場合も、何かあるのではないかと不安を与え、敬遠される可能性があります。

入居審査が厳しいのはデメリットなのか

1度入居が決まると、どんなトラブルメーカーでも、普通借家契約(借地借家法)では退去させることができないため、その人(世帯)が原因で、他の入居者が出ていくことも考えられます。

そのため、収入の安定性だけではなく、職業や人柄までチェックされてしまうというわけです。

逆に言うと、審査が厳しいところであるほど、住みやすい環境である可能性も高いため、入居審査が厳しいことは、入居者にとってデメリットばかりではありません。例えば、子育て世帯しか審査に通らない物件は、近隣も子育ての大変さを知る人のため、「お互い様」という気持ちでトラブルに至らない、などが考えられます。

もしも、あなたが審査に通らなかった場合でも、不動産業者から理由は教えてもらえません。思い当たることが無ければ、縁が無かったと切り替えて別の物件をあたりましょう。

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