窓口担当者の言葉を信用したら…「生命保険でよく起こる」典型的失敗例

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第一子が生まれ、幸せいっぱいのAさん夫婦(Aさんは会社員、Aさんの妻は専業主婦)。出産を機に生命保険に加入することに。加入した保険の内容は、死亡保障として収入保障保険と終身保険、学資保険がわりとしての終身保険でした。

この情報だけを聞くと一般的な加入パターンです。では、どこに問題があったのでしょうか?

生命保険の必要保障額は人それぞれ

慣れない第一子の子育てのなか、頑張って家計のやりくりをしてもなかなか通帳の残高が増えないことに不安を抱き始めたAさんの妻。そこで、家計の各費目とその内容を確認することになりました。

費目ごとにどういう理由でお金を使っているのかを尋ねるときちんと答えられます。ある1つの費目を除いては。気になったのは生命保険に加入したときの生命保険のアドバイザーとの会話でした。

「Aさんに万一のことがあった時のために死亡保障はこれくらいあったほうがいい、子どもの教育資金の準備にはこれくらいが必要」と金額を提案され、そういうものなんだな、と提案されるまま保険に加入したといいます。

保険金額をいくらに設定するとよいのかは、Aさん夫婦の今後のライフプランやAさんに万一のことがあった時の家族の収支バランスによって大きく異なります。ではAさん夫婦の考えは?

Aさん夫婦は、今後の収入が増えていくのは難しいので、子育てが落ち着いたら妻もパートなどの収入を得る考えです。子どもは1人、大学への進学は家計の無理のない範囲で応援してあげたいとも思っています。Aさんに万一のことがあった時は、妻は子育てをしながらも就労し家計を支える考えで教育資金は奨学金も視野に入れています。

Aさん夫婦の失敗の原因

万一のときのライフプランも含め考えがまとまっているAさん夫婦。では、この考えを生命保険のアドバイザーに話したのでしょうか?Aさん夫婦は、保険の相談をした時にライフプランについても現在の家計の収支についても聞かれなかったそうです。

Aさん夫婦の失敗の原因は、生命保険の必要保障額は人それぞれ違うということを知らなかったことにあります。学資保険の代わりに加入した終身保険についても同様のことが言えます。教育資金をいくら準備するかは人それぞれです。

Aさん夫婦は、収入保障保険と学資保険代わりに加入した終身保険の両方の保険金額をきちんと計算すると、保険料は1か月で約1万2000円浮いてくる計算になりました。

統計に基づいた資料は参考にはなりますが、自分に合っているとは限りません。生命保険に加入するときは、提案された保険金額の根拠に納得してからサインするようにしましょう。

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