将来設計が変わる…人生で3度訪れる家計が崩れるタイミングとは

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たとえ結婚後の早い段階で将来のライフプランを設計していても、たとえ20代で500万円の貯金を持っていても、家計の収支が思い通りにできなくて、慌ててわたしたちFPのところに相談に来られる方は少なくありません。

先々を考えて家計管理をしていることは素晴らしいのですが、なぜかライフプランが狂ってしまうのは、家計が大きく崩れる可能性があるタイミングを知らなかったり、軽視しているからなのかもしれません。

収支プランを立てる時は、将来の希望や想定できるライフイベントをもとに考えます。出産、マイホーム購入、老後の生活など大きなライフイベントの想定はできますが、収支プランに意外と入れ忘れることで、家計に大打撃を与える支出がいくつかあります。

今回は、忘れがちな支出について3つお伝えします。

1.子どもの意思や状況で変わる教育資金

収支プランを考える際に、出産前や子供が小さい時は、子供に合った教育方針を見つけていきたいので、まだ漠然としか考えられないという声は多いです。

そういう場合は、小学校・中学校・高校は公立で、大学は私立文系で教育資金の計画を立てるケースもあります。

しかし実際は、子供の成長につれ習い事が増え、「友達が中学受験するから塾に通いたい」、「夏休みにアメリカに短期留学したい」と言い出すなど、子供の教育資金は予定よりも多くかかるものです。

例えば、文部科学省発表の平成26年度「子供の学習費調査」によると、幼稚園3歳から高校3年生までの15年間の学習費総額は、オール公立の場合は523万円なのに対し、オール私立の場合は1,770万円。

公立か私立かという、進学コースの違いで約1,200万円も差が生じます。中学受験により進路変更したことで家計に打撃を受け、専業主婦だった方がパートに出始めるケースを少なくありません。

2.住宅ローン以外の住宅関連費用

住宅購入後は、住宅を保有している限り固定資産税を毎年支払う必要があります。固定資産税は土地と建物それぞれの固定資産税評価額に応じて課税され、毎年4月頃になる固定資産税の納税通知書が送られてきます。この固定資産税を考慮して家計の設計を行わないと火の車になる恐れがあります。

ローン返済額に加えて、固定資産税も考慮の上、住宅購入を検討しましょう。

また、マンションであれば住宅ローン以外に修繕積立金や管理費、一戸建てでも10~15年ごとに水回りの故障や経過年数による劣化の修繕費等がかかります。住宅購入後もこれらの費用は発生するので収支プランに入れておく必要があります。

参考:住宅購入とローン返済の具体的な7つの失敗事例

3.夫婦の働き方で変わる収入

共働きで収支プランを立てていたけど、出産後は育休を取得し収入が減少する、または退職して専業主婦になるケースも。

小学校に入学したら、忘れ物チェックや宿題を見る、保護者会が平日に実施されるので仕事を休んで学校に足を運ぶなど、保育園に比べると平日の親の負担が予想以上に増えます。これがいわゆる「小1の壁」です。

これを機に子供が低学年の間は、仕事を辞めて専業主婦になる人もいます。そうなると、共働きでの収支プランは、ゼロからプランを立て直す必要が出てきます。

まとめ

ライフプランは変化があって当たり前です。どんなに完璧な収支プランを作ったとしても、考え方や収入、環境の変化は起こるものです。年々増える支出の増加について2年に1度は夫婦で話合い、収支プランを見直すことで家計に大打撃を与える前に防止することができるでしょう。

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