2016年最も売れたお笑い芸人「永野」に突撃!カラスに怒られても貫くことは…

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今回お話を伺ったのは、2016年最も売れたと言っても過言ではないお笑い芸人「永野」さん。

周囲からは「孤高のカルト芸人」と呼ばれ続け、自身も「たったの21年で売れた」と公言して憚らない永野さんは、何故、途中で挫折してしまうことなく、お茶の間のスターへと登り詰めることが出来たのか。

そして、そんな永野さんにとっての「お金」とは。
テレビなどではあえて見せないようにしているという「本音」を教えていただきました。
(聞き手:ラリー遠田)

2016年は革命が起きましたよね?

永野さん

そういう意味では、自分がギャグっぽく
「いやー、金っすね」
とか
「月収何万です。余裕っすね」
とか言うのは良くないというか、もうこの歳なんで、ストリートへ向けて発信していかないと、っていう気持ちになってきて、だから今はウケ狙いは止めました。
なんか、U2みたいな気持ちになったんです。
夢見る奴らに対しての責任を感じ出したんです。

マインドがU2の域に入ってきたというか………ボノもやっぱり、そういうことを考えて話してると思うんですけど、
「マジでそうだな」
と思って。
20いくつの奴とか、30いくつの人とかに向かって
「やー」
とか言って、
「お金貰いました。ちょろいっすね」
みたいなことを言うの。そういうのが今は流行ってるんですけど、本当は思ってないんですよ。
だから、
「永野は責任を感じ出した」
って書いて欲しいです。
「あいつはU2の域に来た」
、と(笑)。
………怒られそうですけどね。

「U2じゃねえじゃん、音楽性も」
って。
そもそも、音楽やってないし。
芸風も、ピンサロで掛かってるような曲流して腰振ってるだけだから。
でも、
「ピンサロにも失礼だ」
って言われるし、こういう話をすると、
「誰に対しても失礼だ」
って言われるんですよ、僕。
ピンサロに例えても。
だから、何にも例えられないんですよ、いよいよ。
「俺は孤独なカラスだ」
って言うと
「カラスにも失礼だ」
って怒られる。
「カラスの方が必死に生きてるわ!」
って………(笑)。

それはともかく、僕は本当にそう思ってますよ。
責任というか、自分自身は奇跡に近い例だと思っているので。
「ずるをしてない」
っていうか。一銭にもならないけど、面白いからやってただけなんですよ。
「面白いから一緒に何かやりましょうよ」
って言って、全然金にもならないことずっとやってたら、ぽーんって来ただけなので。

後は、そうですね、高校くらいの時に尾崎豊とかが死んだりしたんで、あいつのせいで
「金が汚い」
と思っちゃったのはありますね(笑)。
多感な時期に、尾崎とかのせいで
「金持ちは敵」
みたいに感じてしまった。
ヒップホップって今
「ゲットマネー」
みたいな世界観ですけど、(僕の頃は)パンクロック全盛期だったので、なんか、
「金持ちは敵だ」
みたいに思ったんですよ。そういうノリが当時はあったんです。

あったんですよ、そういうノリが。
でも、そうじゃないですからね。うーん。

2016年最も売れたお笑い芸人「永野」が語る「お金」とは、マネーゴーランド

芸人さんたちは、皆さん、お笑いという仕事を好きでやっているというか、お金の為に入ってくる訳ではないのかな、と思うのですが、その辺りはいかがでしょうか?

永野さん

いやー、最近は違いますよ。本当に。
だって、自分たちが若い時とかは、
「どうやったら面白くなれるんですか?」
みたいな感じですけれども、今の若手と話すと、ジェネレーションギャップというか、
「どうやったら売れますか?」
をまっさきに聞いて来るんです。
「どうやったら、世間に、早く」
っていう感じで。
「あ、もう違うな」
って思いますね。感覚が違う。

永野さんはそういうのは?

永野さん

全くなかったですね。面白ければいい。
褒められるのが嬉しい。
それだけが全ての世界だったので、そうじゃない人たちのことは軽蔑してますけどね(笑)。
いわゆる、金の亡者。
最近は、若い奴の方がよっぽど金の亡者ですよ。
考え方とかも凄くスタイリッシュだし、ぱって辞めちゃったりも出来る。
自分の場合は、お金とか、そういうのとは違う理由で続けてるっていうのはあるんですよね。性癖的な。

性癖?

永野さん

性癖に近いんですよ。
エッチな意味じゃなくてね、性質として。
辞める人って、何をしても結局は辞めるじゃないですか?
でも、
「今ここで辞めてしまっても、もう今さら別のことはやれない」
みたいな人がいっぱいいるんで、でも、そういう人たちの中で売れたので、本当に
「ありがとう」
って感じですよね。
あのままだったらヤバかったな、っていうのがあって。
「よ!伝説の芸人!」
みたいになっていく人、いるんですよ。
馬鹿にする意味じゃなくて、
「あの人かっこいい」「幾つになっても貫いてて」
っていう感じで。でも、そうはならず、世間で売れた。

本当にこれ、あんまり大きな声で言えないんですけども、最近の芸能人の中では、僕が一番凄いと思います。

どの観点で浮かれているか、っていうことですけど、例えば、笑いでウケた時に
「いや~、すげー」「うわあ~」
みたいな喜びはありますよ。瞬間として。
「うわ、ダウンタウンといるわ」
とか
「明石家さんまと共演してる」
とか、そういう感動みたいなのはありますけど、お金が入ったからって、
「よし!お前ッ!俺は皆より優れてる!」
とかは全くないですね。

だからって、そんなヒッピーでもないですけどね(笑)。
金は要りますからね。金はめっちゃ大事ですから。

2016年最も売れたお笑い芸人「永野」が語る「お金」とは、マネーゴーランド

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