交通費・通勤手当の不正受給でどうなる?事故で労災申請時の注意点

読了目安[ 4 分 ]

会社に行くための費用は、通勤手当として支給されているため、バスや電車や自転車等どのような経路で行くのか会社に届け出をしなければなりません。

しかし、届け出と異なる方法で会社に通勤をしていた場合、何か不都合は生じるのでしょうか?
デメリットがあるならば、どんなことでしょうか?

労災は通勤方法が異なっても対象

通勤で一番重要なことは、労災が適用されるかどうかです。
自宅から会社までの通勤経路で事故にあってケガ等をした場合、労働者災害補償保険が適用されます。
具体的には、医療費は無料で(健康保険を利用した場合の3割負担はなし)さらにケガがもとで会社を休んだ場合、4日目から休業給付が支給されます。

この労災が適用されるのは、会社に届け出ている方法でなくても問題はありません
例えば、会社には「電車を利用」と届け出ているが、当日はバイクで通勤し途中で事故に遭ったケースも対象となります。

ですので、会社に届け出ている通勤方法と異なるから「会社に内緒で自分の健康保険を使おう」ということはやめましょう

通勤手当の不正受給で処分になることも

労災を申請すると
「会社に届け出ている通勤方法と違う」
と言われるのが怖いと思う方もいるでしょうが、一時的な違いは何ら問題となりません
「遅刻しそうだから自動車できた」と言われればそれまでです。

ただし、恒常的に異なっている場合は、問題となります。
なぜなら、そこに通勤手当が絡んでいるから。電車で届け出ているのに、実際は自転車やバイクで通っていた場合、費用はほとんどかかっていないのに、電車料金をもらっていることになります。

実はこのケースのように不正に通勤手当をもらって、会社の懲罰規定にふれ処分された人が多いのが現状です。
新聞にもよく、公務員の不正な通勤手当搾取が掲載されています。

わからなければいいのではなく、ひとたび事故に遭って大けがをした場合を考えると大変です。
ただ、不正であっても労災の対象にはなりますが、会社の処分は免れません

会社での信用を失うリスクがある

そして一番のポイントは、
「あの人は不正をする人だ」
信用を失くすことです。
会社で信用を失くしたら、そこではもう将来はありません。
さらに不正なお金をもらっていたので、それを返さなければなりません。
一般的には5年間さかのぼって支払います。この金額もばかになりません。

また、最近は通勤手当として6ヶ月分の定期券代を支給する会社も多くなりました。
この場合には、時々抜き打ちの定期券チェックをする会社もありますので注意が必要です。
会社に届け出ている通勤方法はきちんと守り、経路や手段を変更する場合は必ず届け出をして信用を落とさないことが社会人としてまずは肝要だと言えるでしょう。

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