電気ガス水道、生活商材やテーマパークも…2017年値上げするもの一覧

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世の中のもの全てが常に値上げをしているわけではありませんが、ニュースを見ることが多い人は「本当に最近は、値上げする商品が多いなぁ。」と感じたことがありますよね。

値下げがニュースになることはほとんどないため仕方がないことですが、値上げのニュースを聞いただけで何となくどんよりとした気分になり、目を背けたくなるのは私だけではないはずです。

もちろん、単なる値上げだけではなく、おかしや食べ物の値段がそのままでも、気が付いたら中身が少なくなっていたという実質的な値上げもよくあります。

値上げのニュースを見ることが嫌な人も、このようにいざ買ってから値上げされていた事実に気づくと余計に損をした気分になるため、本来は商品やサービスに関する値上げの情報は積極的に取得していった方が良いでしょう。

そこで今回は、後から損をした気分にならないためにも2017年に値上げされる商品やサービスの値上げについてお話していきます。

光熱費の値上げ

値上げで最も家計を直撃するのは、光熱費の値上げですね。2017年は、電気・ガスともに燃料価格(原油、LNG、石炭の貿易統計価格)の高騰に伴い、値上げ対象になります。

電気料金の値上げ

2017年4月分の電気料金が東京電力エナジーパートナー株式会社、またそれ以外の大手電力会社においても値上げが発表されています。

平均的なモデルの場合、2017年3月の電気料金が6,305円に対して、2017年4月は6,412円になると試算されます。つまり、ひと月で107円、年間で1,300円程度の値上がりとなります。

ガス料金の値上げ

2017年4月分のガス料金が東京ガス株式会社の発表で上方調整されるとのことです。こちらも東京地区の標準家庭において、2017年3月のガス料金4,673円に対して、2017年4月は4,737円と64円アップしています。

光熱費の各社推移

前述した通り、光熱費は4月から値上がりをするというアナウンスがありますが、実は毎月変動しています。そこで、2016年の光熱費がどのように推移していたのか、2016年前半の各社の料金を見てみましょう。

電気料金の2016年推移

各家庭で契約している電気料金のプランによって異なりますが、平均モデルのプラン、従量電灯B・30アンペア・使用電力量260kwh/月で2016年と比較すると以下の料金になります。

電力会社 契約 アンペア 使用量 16年1月 16年2月 16年3月 16年4月 16年5月 16年6月 16年7月 1-7月の差
北海道電力 従量電灯B 30A 230kWh 6,833円 6,834円 6,901円 7,002円 7,208円 7,266円 7,247円 414円
東北電力 従量電灯B 30A 260kWh 6,517円 6,577円 6,658円 6,754円 6,933円 6,957円 6,967円 450円
東京電力 従量電灯B 30A 260kWh 6,157円 6,224円 6,305円 6,412円 6,604円 6,656円 6,661円 504円
中部電力 従量電灯B 30A 260kWh 5,920円 5,990円 6,068円 6,162円 6,341円 6,377円 6,390円 470円
北陸電力 従量電灯B 30A 260kWh 6,056円 6,093円 6,150円 6,238円 6,391円 6,428円 6,412円 356円
関西電力 従量電灯A 260kWh 6,405円 6,459円 6,537円 6,646円 6,836円 6,896円 6,890円 485円
中国電力 従量電灯A 260kWh 6,405円 6,459円 6,545円 6,664円 6,640円 6,684円 6,671円 266円
四国電力 従量電灯A 260kWh 6,325円 6,325円 6,396円 6,497円 6,710円 6,751円 6,736円 411円
九州電力 従量電灯B 30A 250kWh 5,765円 5,810円 5,872円 5,950円 6,110円 6,140円 6,140円 375円
沖縄電力 従量電灯A 260kWh 6,591円 6,664円 6,778円 6,947円 7,225円 7,202円 611円

各電力会社のプレスリリースより編集部が独自集計

2016年1月と7月で比較すると平均445円と、わずか半年で約450円値上がりしています。電力会社によっては若干値下がりしている月もありますが、値上げ傾向なことは変わりません。

ガス料金の2016年推移

ガス各社も電力会社と同様、原油や液化天然ガス、石炭の輸入価格が上昇したことを受け、いずれも原料費調整制度により値上げが続いています。

ガス会社 使用量 地域 16年1月 16年2月 16年3月 16年4月 16年5月 16年6月 16年7月
東京ガス 32㎥ 東京 4,567円 4,617円 4,673円 4,737円 4,799円 4,824円 4,603円
※1
39㎥ 群馬 5,157円 5,186円 5.219円 5,256円 5,292円 5,305円 5,004円
※2
39㎥ 群馬南 4,991円 5,021円 5,054円 5,090円 5,126円 5,139円 4,605円
※3
東邦ガス 31㎥ 5,448円 5,497円 5,552円 5,614円 5,671円 5,695円 5,712円
大阪ガス 33㎥ 5,279円 5,331円 5,388円 5,203円
※4
5,259円 5,284円 5,300円
西部ガス 23㎥(45MJ/㎥) 5,381円 5,418円 5,458円 5,504円 5,548円 5,568円 5,580円

各電力会社のプレスリリースより編集部が独自集計

使用量算定が変更されるなど比較しづらかったため、編集部にてガス会社の現在の標準使用量平均31㎥に統一して一律に算出しました。

※1.7月より使用量の算定を30㎡/45MJ/㎡に変更
※2.7月より使用量の算定を36㎡/45MJ/㎡に変更
※3.7月より使用量の算定を34㎡/45MJ/㎡に変更
※4.4月より使用量の算定を31㎡/45MJ/㎡に変更

ガス会社 標準使用量 地域 16年1月 16年2月 16年3月 16年4月 16年5月 16年6月 16年7月 1-7月の差
東京ガス 31㎥ 東京 4,400円 4,449円 4,503円 4,564円 4,624円 4,648円 4,731円 330円
31㎥ 群馬 4,077円 4,100円 4,126円 4,155円 4,184円 4,194円 4,286円 209円
31㎥ 群馬南 3,946円 3,970円 3,996円 4,024円 4,053円 4,063円 4,176円 230円
東邦ガス 31㎥ 5,419円 5,467円 5,522円 5,584円 5,641円 5,664円 5,681円 263円
大阪ガス 31㎥ 4,932円 4,981円 5,034円 5,175円 5,231円 5,256円 5,272円 339円
西部ガス 31㎥ 7,214円 7,263円 7,317円 7,379円 7,438円 7,464円 7,480円 267円

ガス料金の自由化は2017年4月に始まりました。プロパンガスは既に自由化が始まっていましたが、都市ガスや簡易ガスも自由化したため、より生活に合ったガス会社に変更できるようになりました。

生活商材の値上げ

では続いて、生活商材の値上げを見ていきます。

ティシュー、トイレットペーパー、キッチンタオル

電気料金やガス料金が上がる理由は主に原材料費の高騰ですが、同じく石油が原料の製品は値上げされることが多いですね。

大王製紙株式会社(エリエール)の発表によると、2017年5月1日出荷分から、ティシュー、トイレットペーパー、キッチンタオル他、家庭紙全品を対象に、現行価格から10%以上値上げされます。

国内市販用タイヤ

同じく、合成ゴムなどの石油化学系原材料の価格高騰を受け、横浜ゴムが国内市販用タイヤ、チューブ、フラップの価格改定(値上げ)を発表しています。対象となるのは2017年4月1日からで、乗用車用タイヤの改定率は6.0%です。

はがき

最近は、高齢者でもメールや電話などで連絡が取る機会が増え、はがきの需要は下がっています。そのため、日本郵便がはがきの値上げに踏み切っています。これは実に23年ぶりのことです。

はがきの値段は2017年6月1日から10円アップの62円で、往復はがきは104円から124円となっています。また、定形外郵便物とゆうメールも一部の料金改定が行われます。

たばこ

たばこの値上げは当たり前のこととして喫煙者も覚悟しているでしょう。日本たばこ産業は2017年4月1日から、わかば、エコー、ウルマ、バイオレット、しんせい、ゴールデンバットの6銘柄を値上げてしています。

たばこの値段は20年でおよそ倍になっています。喫煙スペースも限られていますし、電子タバコの需要も増えました。これ以上じわじわと真綿で首を絞められる前に、本格的に禁煙を考えても良いのかもしれません。

参考|えっタバコ1箱が1,000円に値上げ⁉︎ 年36万円も払う「驚愕の無駄」は?

テーマパークの値上げ

光熱費や生活商材だけでなく、娯楽施設などのテーマパークでも値上げ発表されています。休日の娯楽施設は、子どもがいるとどうしても避けて通れませんね。

キッザニア

子どもの職業体験として人気の「キッザニア」も、園児(3歳~)・小学生・中学生の料金を100~150円(税別)値上げしています。

新料金は2017年4月1日からで、外国語やICT、芸術や文化などさまざまなジャンルから多彩なプログラムを展開する「シラバス・プログラム」もスタートしています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

毎年のように新たなアトラクションを提供している「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は2017年2月8日(水)販売分から、一部の入場券の価格が値上がりしています。

たとえば、大人(12歳以上)の1デイ・スタジオ・パスは現在税込7,400円から7,600円へ、子ども(4~11歳)は4,980円から5,100円へ、シニア(65歳~)は6,650円から6,830円となっています。

パパ・ママと子ども2人とおじいちゃん・おばあちゃんの6人で出かけたら、合わせて1,000円多く払うことになるため無視できる金額ではありません。

普段使うものほど値上がりチェックを

2017年の値上がり商品、値上がりサービスをご紹介しましたが、これらは全て商品やサービスの会社が値上げを発表して、それをマスコミが取り上げているものばかりです。

わたしたちは普段気付かないだけで、いつの間にか値上がりしていたり、量が減るなどの実質的な値上がりをしている商品は山のようにあります。

光熱費だけではなく、普段使う生活商材が気付かないうちに10%、20%と値上がりしていたら、消費税が10%に上がったどころの話ではありません。

そのため、普段使う生活商材や食材などの値段は常にチェックし、いざ大幅な値上げを見据えて代替商品を検討しておくことで、より生活を豊かにすることができます。

「面倒くさい……。」と思うかもしれませんが、生活の一部に組み込むことで、案外ちょっとした日々のチェックくらいで済むため、今のうちになれておくことをおすすめします。

家計を救うのは、ちょっとした手間を習慣にすることですよ。

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