ビットコインが急落!世界が大慌て「人民元とビットコインの深い関係」

9

読了目安[ 4 分 ]

仮想通貨のビットコインが1月5日に急落。2016年に上昇を続けていたビットコイン相場は、ここにきて値動きが上下に激しくなる乱高下に見舞われています。

現在のビットコインの状況を確認してみましょう。まず、簡単にビットコインをおさらいします。

ビットコインとは

ビットコインは、インターネット上で流通する仮想通貨。通常のお金と違い、国や中央銀行が発行するものではなく、ビットコインのネットワーク上で信用が形成されている。ネット上での売買や購入時の決済に利用できる。

このビットコイン、新しいモノ好き及び現在の通貨制度に疑問を持つ人がこぞって取引していました。そして、自国通貨の利便性が悪い国で人気化しており、昨年に大きく価格が上昇。

代表的な国が中国。中国は人民元を海外に持ち出す・交換する時に、様々な制限を掛けています。そのため、ビットコインを保有するニーズが高い国の一つ。

ビットコインと人民元の関係

ビットコインの取引高が一番多いと言われている国が中国。ただ、正式な統計データはまだない模様。それでも、ビットコインと中国の通貨「人民元」の価格を見ていると、取引量の多さが裏付けられます。

中国本土では、人民元を大量に保有することにリスクを感じ、他の代替資産を探してビットコインを購入しているのでしょう。特に昨年は、人民元安が進んだ年であり、その分、ビットコインの価格は上昇しました。

●米ドル/人民元の週足チャート=人民元安の動き
米ドル/人民元の週足チャート、マネーゴーランド
データ出典:investing.com

2016年のはじめは、1ドル=6.5人民元。年末には6.9人民元を超えて7人民元近くまで進みました。

●ビットコイン/米ドルの週足チャート=ビットコイン高の動き
ビットコイン/米ドルの週足チャート、マネーゴーランド
データ出典:investing.com

こちらは、年初に1ビットコイン430ドルだったのが、年末に985ドルまで上昇。さらに、2017年1月5日は、1150ドルまで上昇しました。

上のグラフは、米ドル/人民元と1ドルあたりの人民元価格を表示。下のグラフは、1ビットコインあたりの米ドル価格を表示しています。

2016年の動き=人民元安・ビットコイン高

このように、人民元とビットコインには、「人民元が安くなると、ビットコインが高くなる」という逆の動きをすることが分かります。

昨年、ビットコイン相場が上昇したのは、人民元安を嫌った中国市場の買い及びそれに乗った投機筋というシナリオ。ということは、逆に、人民元が高くなるとビットコインは安くなりますね。

今年の1月5日にまさにその事態が生じました。中国が短期市場への資金供給を絞り、短期金利が急騰したことから、人民元が急上昇。そのため、ビットコインが急落。

中国政府によるビットコインの規制

中国政府と中国人民銀行は、ビットコインを通貨としては認めていないが、仮想通貨・仮想商品として利用するのは可能としています。そして、時折、中国政府がビットコイン取引を禁止・規制するとのニュースが流れて、ビットコインは一時的な下落に見舞われます。

1月6日にも、中国人民銀行は、中国国内のビットコイン取引業者を呼び出して、ヒアリングをおこなったとの声明を出しました。これも、ビットコイン下落の要因です。

これから、中国は旧正月を迎える中で、1~2月は中国発の経済ニュースに敏感になっておきましょう。

<世界のお金イロイロ!おすすめ関連記事>

円安だと金の値段がUP!為替でわかる「金の買い時&売り時」はいつ?
米ドルとユーロに黄色信号⁉︎ 「2017年に狙い目の外貨」大胆予測
日本円が崩壊しビットコインに代わる⁉︎ 「仮想通貨」で未来はどうなる?

同じカテゴリの記事 この著者の記事を表示

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。