米ドルとユーロに黄色信号⁉︎ 「2017年に狙い目の外貨」大胆予測

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2017年がはじまりましたね。2016年は、原油価格の下落・人民元の下落・世界経済への不安によって、1月から荒れ模様の相場になりました。今年のお正月明けはどうなるのでしょうか。今年は、米ドルやユーロといった主要通貨の動きに注目したいと思います。

注目したい点がたくさんありますからね。その中でも2017年早々に注目したいのは、「トランプ大統領の政策」「ユーロと欧州」「中国経済」

特に、1月はトランプ大統領の就任で打ち出す政策が大事です。昨年の秋から、為替相場の流れは変わり、ドル高が大きく進みました。その理由は、トランプさんが米大統領選挙で勝ったこと。

日米欧の為替相場の大きな流れ

トランプさん勝利により、米国経済に大きな変化が起きることを先取りして、米長期金利の上昇と米ドル高が起きました。減税・財政出動・製造業の自国回帰によって、インフレ率が上がると考えた投資家達は、米ドル買いや米国株買いに走りました。

2017年1月に狙い目の外貨は?、マネーゴーランド

実際に大統領になると、政策を実行するにあたっての壁が登場します。減税・メキシコや中国との貿易見直し・財政出動などを実行できるのか?口だけなのかが試されるところ。

もし、トランプ大統領の実行力が本物ならば、世界的にトランプさんやソフトバンクの孫正義さんのような心を持った(アニマルスピリット)人が刺激されて、世界的な消費ブームが起こるのではと考えられています。

今までは、トランプ氏の政策が経済に優しいということで、株価は上昇してきましたが、これからが正念場。

トランプさん自身も、米株はバブルで就任前に値下がりして欲しい・金利が安いうちに財源を確保したいと、以前に語っています。そのため、現状の米ドル高・株高に冷水をぶっかけてくる可能性があります。

<参考>
トランプが劇的勝利!政策から紐解く「世界情勢&日本への影響」どうなる?
10兆円ファンドに驚愕!ソフトバンク孫社長の「ギャンブル的人生と野望」

次に欧州の問題。

2017年の欧州は課題が山盛り。英国のEU離脱問題・イタリアの銀行問題(モンテ・パスキ)・ギリシャの債務問題。ここに、各国で選挙が行われるという大変な事態。今の流れからは、EU統合・中央集権型に票が集まるとは思えず、EU離脱派・移民反対派が票を伸ばしそう。

<参考>
年末年始「日本・海外の株式市場」休日&経済指標イベント まとめ

ということは、現在の主要国で政権交代や混乱が起きることが予想されて、政治混乱が通貨ユーロの足を引っ張るのではないでしょうか。

そして、1月3日に公表されたドイツの12月インフレ率が1.7%と大きく上昇。これは、原油価格の上昇が原因。今の原油は、最悪期を脱して50~55ドルのレベルで安定しつつあり、インフレへのプラス材料。このままインフレ率が安定していけば、ユーロは、いよいよECBのテーパリングが本格化するでしょう。
※テーパリング:量的緩和で中央銀行が買い入れている金融資産を減らしていくこと。

各国がユーロやEU離脱ということになれば、ユーロがドイツマルクに戻るのと同じ結果に。さらに、ECBがテーパリングを行えば、ユーロ高の方向に進んでいく可能性が高い。

しばらく、ユーロ相場は荒れる恐れが。。。とことん安値まで落ち込んだところで、ユーロを買う選択は、長期投資の点からプラスだと思いますが、結果は?
注目の2017年度の始まり、注目して見て行きましょう。

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