10兆円ファンドに驚愕!ソフトバンク孫社長の「ギャンブル的人生と野望」

読了目安[ 3 分 ]

孫正義さん率いるソフトバンクの勢いが止まりません。
10月に発表した総額1,000億ドル(約10兆円ファンド)のソフトバンク・ビジョン・ファンド(仮称)。
さらに、トランプ大統領と会談し500億ドル(約5億円)の投資を決めてくるなど、龍になった勢いで快進撃中。

孫さんの名言:「髪の毛が後退しているのではない・・・私が前進しているのだ!」
まさにその通りの状況だと言えます。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド

このファンド、金額の10兆円も凄い!
そして、ソフトバンクと共に出資する資金主もまた凄くて、なんと、サウジアラビア王国のファンドです。
※サウジアラビア王国のパブリック・インベストメント・ファンド(以下「PIF」)

PIFは、今後5年間で最大450億ドルの出資を行う予定ですから、ファンドの半分近くをサウジアラビアの資金が占めることになります。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、テクノロジー分野の企業へ出資を行うファンド。
今年、約240億ポンド(約3.3兆円)で買収したARMと同じ目的。

孫正義さんは、次のITテクノロジー「IoT」に自分と自社の未来を全て賭けたのでしょう。
※IoTとは、モノのインターネット / インターネットオブシングスのこと。

時代の寵児:孫正義さんが全てを賭けるIoT

全てのモノにインターネットを接続するIoT、、、何を例にするか迷うほど、成功した時の未来は明るい技術。
これの凄さはありとあらゆるモノをインターネットに接続することにあります。
洗濯機や冷蔵庫などは当たり前。畑の作物・スポーツのサッカーボール・ベッドからトイレ・道路・工場のベルトコンベアー・・・
その組み合わせは無限。センサー&インターネットを駆使すれば、あらゆるモノとインターネットが繋がり、その可能性が開けてきます。

成功すれば、ニューロマンサー・ブレードランナー・マトリックス~と紡がれるサイバーパンク(コンピューターが世界の全てとつながっている)の世界を孫さんが実現したと後世に名を残すことになるでしょう。

サウジアラビアと米国の関係を繋ぐソフトバンク

もう一つスゴイのは、政治的な影響力。ファンドにサウジアラビアを引っ張り出してきたこと。
今の米国は、長年、盟友であったサウジアラビアと微妙な関係になりつつあります。

シェール革命によって自国内で原油&天然ガスを生産できるようになり、米国は、中東の石油に対する依存度を下げています。
さらに、トランプ氏に大きな影響を与える娘のイヴァンカ・トランプさんの夫ジャレッド・クシュナーさんはユダヤ人。
イヴァンカさんもユダヤ教に改宗しており、二人とも親イスラエルのスタンス。
アラブ側は、ちょっと苦しいところ。

中東の産油国は、シェール革命による原油価格の下落で苦しんでいます。
米国からの支援も弱まりつつある中で、別の食い扶持を探さなければ、国民への豊かな社会保障を維持できず、サウド王家の威信は低下します。

ここで、孫さんがサウジアラビアを引っ張り込んだことは、政治的に冷え込みつつあるサウジと米国の関係に対して、経済的な関係を深めたということ。
そして、石油以外の収入を確保したいサウジもこのファンドに期待大でしょう。

さらに、トランプさんと孫さんは、リスク大好きなところや性格的に似ているところがあり、馬が合うのではないかと思います。
会談した後の写真では、二人とも赤いネクタイで野心・パワー・勇気をアピール。

つまり、本件は、経済だけでなく、政治的に大ヒット。
お金を出してくれるところとはケンカできませんからね。
ケンカして関係が壊れるとお互いに損しますから。

孫正義のギャンブル的人生:普通なら、もうこの辺でいいやと守りに入るところ。
ところが、孫さんは、手持ちのお金を全額突っ込むような勝負を繰り返しています
ナポレオン・豊臣秀吉・徳川家康の誰のような最後を迎えるのかは、今回のソフトバンク・ビジョン・ファンド(仮称)にかかっています。

実現したこと
1981 日本ソフトバンクを設立
1994 日本ソフトバンクを店頭公開
1996 ヤフー株式会社を設立(インターネットの普及)
1999 ナスダック・ジャパンを設立(株式市場を身近なものに)
ソフトバンク・ファイナンス株式会社設立(現SBI)
2001 ADSL接続サービス介し(ブロードバンドの普及)
2004 福岡ソフトバンクを買収(プロ野球チーム)
ボーダフォンを買収(携帯電話のソフトバンクへ)
2006 SBI独立
2012 米携帯電話のスプリントを買収(米国のモバイルにチャレンジ)
2016 ARMホールディングスの買収(IoTを見据えた半導体設計企業)
ソフトバンク・ビジョン・ファンド(IoTにチャレンジ)

時代の幕開け、少し注目して見ましょう。

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