大震災から生き延びる「止血法」「暖をとるアイディア」など4選

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2016年の熊本地震の衝撃を多くの人はまだ覚えていることでしょう。ここ10年を見ても2007年には新潟大震災、2011年には東日本大震災、その間、その後にも震度5前後の地震は毎年のように発生しています。

また、近いうちに関東大震災が発生すると言われており緊急事態に備える準備をしておかなければなりません。

そこで、今回は東京都発行の『東京防災』を元に緊急事態の対処法4選をお届けします。

災害を生き延びる1.出血したときの対処法

緊急事態にはつきものとも言える出血の対処法です。小さな切り傷などは問題ありませんが、吹き出すような大量出血が起こると命に関わります。そんな出血に対する対処法は、止血です。

止血には、清潔なガーゼやタオルなどを出血している部分に、手や包帯などで強く押し付けるように圧迫します。ガーゼやタオルは傷口を完全に覆う大きさが必要です。また、感染症予防のためにゴム手袋やビニール袋を着用してください。

それだけで出血が止まらない場合は、心臓に近い動脈を骨に向かって親指で押し付けることによって血を一時的に患部に流さないようにします。肘から先の出血は二の腕(上腕内側中央)、脚の出血は大腿骨の付け根をこぶしで強く押します。

災害を生き延びる2.包帯の代わりになるもの

緊急事態では骨折やねんざといった怪我も考えられます。そのような場合に包帯があれば非常に便利ですよね。しかし、実際のところ包帯を常備している家庭はそれほど多くないのではないでしょうか。

そんなときに使えるのがタオルやカーテン、ストッキングといったものです。これらのものであれば、どの家庭にもありますよね。また、それらが汚れて使えないという場合は、ラップを包帯代わりにするといったこともできます。

災害を生き延びる3.暖をとる方法

震災では電気やガスといったインフラは全てストップすると考えて良いでしょう。冬は当然のこと、それ以外の季節でも、天気や時刻(夜中・明け方)によっては、足や手など、局部的に冷えてしまうという方も出てきます。

そのような時に暖を取る有効な方法がいくつかあります。

新聞紙を使う

上着が足りないという時に実は使えるのが新聞紙です。新聞紙を数枚重ね、肩から羽織るような状態にして、粘着テープなどでしっかり合わせ目を止めると、意外なほど暖かいです。

新聞紙の活用は他にもできます。例えば足元。靴下を履いた上に新聞紙を巻き、さらにその上から靴下を二重に履くことで、足元の冷え対策に効果的です。

また、お腹を暖めることも効果的です。新聞紙を二つ折りにしてお腹に巻き、その上からラップなどを巻き付けることで、簡易的な腹巻きを作ることができます。

新聞紙とポリ袋を使う

新聞紙とポリ袋を組み合わせることでさらに暖かさを確保できます。新聞紙をクシャクシャにし大きなポリ袋に入れて、そこに足を突っ込んでポリ袋の口を閉じるだけで暖かさが逃げなくなります。

簡易湯たんぽを作る

約60度のぬるま湯を作り、丈夫なペットボトルにその湯をそそぐだけで、簡易湯たんぽの出来上がりです。それを首の後ろやわきの下、尾てい骨の上など、体温調節にとって重要な箇所にあてましょう。ポイントは太い動脈がある場所にあてることです。ただ、低温やけどを防ぐために、タオルを巻くことが必要です。

また、これはさらなる一工夫ですが、色彩効果を利用して体温を調節するという方法もあります。実は人は、暖色系の色を見ると体感温度が上がり、寒色系の色を見ると体感温度が下がるといわれています。これは実際の災害時における工夫として取り入れられていますが、お部屋の中を赤などの暖色系の色で囲むということも、心と体を暖かくする一つのテクニックかもしれませんね。

災害を生き延びる4.脱水症状を防ぐ方法

緊急時には水が非常に貴重です。特に飲料水は生きるために必要不可欠であり、脱水症状は命に関わることになりかねません。しかし、日頃から水を多く確保している家庭は少ないでしょう。

そんなときは少量の水で水分摂取ができる、簡易の経口補水液を作りましょう。作り方は水1Lに砂糖を大さじ4杯と塩を小さじ0.5杯いれるだけなので非常に簡単です。これでただの水よりも吸収率が25倍になるというのですから驚きです。

来るべきときに備えて今から準備をしておきましょう。

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