給料と家賃から考える!「日本のインフレ&デフレ」結局どっちがいい?

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FX・株式など資産運用・投資と関係の深い物価。ここ数十年の日本経済は、この物価を巡る話題だらけでした。

恐怖のデフレスパイラル

バブル崩壊後、物の値段が下がり続けるデフレ状態が続いた日本。高度成長からバブルまでは、インフレの時代。家を買えば、値上がりするために売って、更にいい家を買える羨ましい時代が日本にもありました。

デフレからインフレへと、マネーゴーランド
引用:日本銀行

上のグラフをご覧ください。昭和の物価上昇に比べて平成の物価がいかに上がっていないかが一目瞭然です。

トランプ大統領&共和党議会の誕生で、米国は財政出動&アニマルスピリット(リスクを取って起業する精神)の国に戻るかもしれません。低金利&低インフレが変化する可能性あり。

インフレとデフレ

物価が上がることをインフレ、下がることをデフレといいます。物価が上がると出費が増えて困りますね。一方、デフレだと物価が下がるので、物を安く買えてお得。

しかし、世間的には、インフレが良くてデフレが悪いみたいに言われていますよね。なぜでしょうか。

それは、消費者の立場とともに社会人として「お金を稼ぐ立場」に立っているからです。消費者の立場だと物が安くなるデフレは嬉しい。しかし、デフレだと、給料・持ち家の価値なども下がります。逆にインフレは、給料や持ち家の価値も上がっていくので、「将来に期待」が持てます。

デフレの問題点

年々、物価が下がっていくデフレは本当に恐いんです。あなたが家や車・パソコンを買いたいとしましょうか。一年待つと、値下がりしそうな場合、すぐに買わないかもしれませんね。また、家や車を買っても、年々、価値が下がれば、最初から買わないという選択も増えます。

デフレからインフレへと、マネーゴーランド

デフレの怖さは、将来に期待が持てなくなること。頑張っても、売れないから値下げ。利益が出なければ、昇給どころか給料は下がりますし、予算や役職を減らすリストラが起こります。人件費や広告の削減・包装や原材料を安くすることで、世の中のお金がますます動かなくなります。

結果、皆が努力しても、給料やボーナスは減る一方で、物を買おうという意欲は減る一方。この悪い悪循環をデフレスパイラルと呼び、安倍政権と黒田日銀が退治しようとしている「モンスター」の正体。

デフレとは、お金や景気の温度が低い状態。ならば、熱気を呼び起こせばデフレ退治できるかも。黒田日銀もそう考えたものの役者として物足りず。トランプ大統領の、リスクを恐れないアニマルスピリットが効果発揮すれば、株価や物価は上昇。ただ、リスクも大きいので失敗すれば大変ですよ。

インフレの問題点

では、次にインフレの方を見てみましょう。インフレは物の値段が上がり続ける状態のこと。物価が上がると消費者の財布は一時的に苦しくなります。しかし、待っていても値段が下がらないので、消費意欲は下がりません。

さらに、買った家や車・家具などがいらなくなった場合に、高値で売れるかもしれません。すると、中古市場も活発化しますし、下取りの分を考えて物を買うことができますね。

こうなると、物がどんどん売れるので、企業の利益も上がります。すると、社員の給料も上がりますし、広告宣伝も派手になり、社会全体でお金がぐるぐるとまわるデフレスパイラルと逆の現象が起きて、世の中は明るくなります。

いいことずくめのインフレにも問題はありますよ。

1、インフレが過熱すると、いつかそれが破裂「バブル崩壊」し、不動産や株価が暴落します。その時のショックが大きいと、企業倒産が続出し、ローン延滞者が増え社会が混乱。

2、インフレが行き過ぎて、年20%や50%という「ハイパーインフレ」になると、日々の生活に困ります。物の値上りが凄くなり、今日は100円・・・明日は150円・・・・1か月後は300円、このような事態だと、物不足・買占めなどが起きて、社会生活が成り立ちません。

3、物の値段だけが上がり、給料が上がらない「悪性のインフレ」になると、人々の生活はそのまま苦しくなります。

イメージできましたか、次回も宜しくお願い致します。

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