賃貸と持ち家はどちらが得?老後資金からのメリットとデメリット

読了目安[ 3 分 ]

人生の3大資金、住宅資金、教育資金、老後資金。

そのうちの住宅購入(住宅資金)について、既婚者であれば、子どもができるタイミングなどで検討する人も多いですが、おひとりさまの場合は、どう考えたらいいのでしょう。

そもそも、おひとりさまに優しいのは賃貸と持ち家のどちらなのでしょうか。それぞれの特徴を確認しながらみていきましょう。

賃貸のメリット

賃貸は、生活スタイルの変化に合わせて何度でも住み替えられるのが魅力。

たとえば、転勤のある会社に勤めている人や、転職したときでも、身軽に職場に近い場所に移れフレキシブルに動けます。

入居時に仲介手数料・礼金などの諸経費はかかりますが、住宅購入のようなまとまった資金は必要ないので、手元の貯金を大きく減らさずに済み目先の安心につながります。

賃貸のデメリット

一方、デメリットは、家賃の支払いが住んでいる間ずっと続くこと。長生きをすればするほどトータルのコストは膨らみます。

また、高齢になってバリアフリーにしたくても、通常は様式変更ができません。だからと言って生活しやすい間取りに移り住むにしても、高齢者は貸してもらえないリスクがあります。

日本賃貸住宅管理協会の調査では、「単身の高齢者世帯の入居」を拒否する賃貸物件が10%以上確認されています。

入居制限の有無
入居制限の有無

ただ、これらの入居制限に関しては、逆にそれらの属性の方を積極的に受け入れることを打ち出している物件もありますので、賃貸物件の探し方を替えれば問題にならないとも言えます。

賃貸住宅の入居審査に落ちた…不動産会社と大家に嫌われる特徴

※ 保証人がいない場合は、各自治体の「家賃等債務保証制度」というものを利用すると良いでしょう。
※ 高齢者用区営住宅など、自治体が高齢者向けの住居を提供している場合もあります。

持ち家のメリット

住宅ローンさえ終われば毎月のランニングコストは掛からず、リフォームなども自由です。

また、持ち家は資産になるため、先々、生活に変化があったとしても賃貸や売却で収入を得ることもできますし、住宅等不動産を担保にお金を借り入れ、死後に一括返済する「リバースモーゲージ」を利用することができます。

持ち家のデメリット

持ち家がマンションなら管理費や修繕積立金が毎月かかり、戸建ての場合は外壁などのまとまったメンテナンス費用が発生するので、これらを含めたマネープランが必要なこと。

また、転勤がある人は、マイホームを購入したあとに引っ越さなければならない可能性もあります。その場合、転勤先で部屋を借りなければならず、会社から補助があったとしても支出は増加。

もちろん、持ち家を賃貸に出す選択もありますが、借り手がつかないときは、住宅ローンと家賃の2重負担になってしまします。やむを得ない事情で引っ越すときの、家計のやり繰りは、事前に考えておきたいものです。

他には、ライフプランが大きく変更になる可能性も考えておきましょう。たとえば、今は結婚しないつもりでも状況が変わるかもしれません。その場合、夫婦でそこに住むのか、賃貸に出すのか、売却するのかを決めなければなりません。

対策として、人生が大きく方向転換したときのために、たとえば立地のいい物件にするなど、貸したり売ったりしやすくしておくのもひとつです。

参考|資産価値・売却価格が下がりにくい物件の選び方!5つの特徴

環境によってベストな選択は異なる

このように、賃貸と持ち家の損得は一概に比較できません。
将来施設に入りたいのか、実家が持ち家なのかなども含め、自分の希望や置かれている環境によってベストな選択は違うのです。

自身の生活を先々まで想像しながら、どう過ごしたいかを心に聞き、ライフ&マネー&ハウスプランを組立てていきましょう。

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