投資信託は短期よりも長期資金の方が儲かる!とは限らない理由

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よく言われる「投資は長期資金で」「投資信託は長期で」という説明。正しくもあり、間違ってもあり。さてそのワケは?

そもそも「投資」とは

投資は投機と違います。

「機」つまりタイミングを狙ったイチかバチかの取引は、「投機」。儲かる「瞬間」「タイミング」を見計らった取引です。

一方、投資は「資(もとで)」を投じて、何かに活用された後に付加価値とともに出資者に戻って来るというもの。結果がうまくいけば投資家にはプラス、うまくいかなければ、投資家はマイナスの価値を甘んじて受け入れるしかありません。

このように、投資家の資金が必要とされる場で活かされ、その成果が投資家の手元に還ってくるのが「投資」なのです。

投資の成果が出るまで待たされる場合も

しかし、投資がすぐに成果を上げるとは限りません。取り巻く環境が悪化し、思った通りにならない場合もあります。経済の停滞や自然災害、政治の混乱など、予期せぬ事態が起これば、成果が出るまで長期間待たされます。

そのため、投資資金を回収するまでの期間は、そのお金を使う時期ギリギリではなく、余裕を持って投資期間を決めることが重要です。このことを「投資は長期投資で」と言っているのです。

長期間待てば利益は出るのか?

投資信託は、預金のように投資日数を重ねれば利息が増えるものではありません。ですから、投資信託は「長く持てば持つほど良い」とは言えないのです。

また、値下がりしている投資信託を「ずっと持っていればいつか値段が戻るだろう」と期待し、ひたすら持ち続けている人もいます。

これはよく考える必要があります。

世の中は常に変化しています。どんなに良いものでも、取り巻く環境が良くなければ人々に評価されません。人々に評価されないということは、どんなに有意義なものでも、価値が認められず投資利益が出ないこともあります。

しかし、環境や人々の好みが変われば、それまで価値が認められていなかったものが急に評価されて値打ちが上がり、投資の利益が出ることもあります。反対に、永遠に価値が認められないのであれば、できるだけ早いうちに見切りをつける方が効率的ともいえます。

このことから、運用期間を考える際は、ある程度長い目でいつ訪れるか分からない「成果を得る時期」を待てる人、待てる資金で投資をするというのが基本です。このことを指して、「投資は長期資金で」と言われるのです。

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