老後貧乏を回避!「おひとりさまの老後資金計画」基本4ステップ

読了目安[ 3 分 ]

「おひとりさま」
という言葉が流行って久しいですが、改めて意味を確認すると
「自分のキャリアを確立しながら、充実したプライベートを楽しんだり、住居や老後の準備を行なったり自立したライフプランを送る姿勢の人」
のことをいうようです。

つまり
「おひとりさま」
になるには、自立したマネープランが不可欠。
実際に筆者の事務所にも、そんな女性から将来のプランについて相談を受けることがあり、中でも、老後についての依頼は少なくありません。

そこで、おひとりさまの老後資金を準備するために何をすべきか、基本的な手順をみていきましょう。

1:おひとりさまの老後の生活費を知る

総務省の調査によると、今、60歳以降のシングル女性の生活費は、平均で月額約15万円かかっているとか。
これをもとに、90歳までの30年間の生活費を試算すると、5,400万円必要ということになります。
この金額は旅行・趣味・交際費が含まれていますが、あくまで全体の平均なので、もし食事や趣味などにしっかりお金を掛けたい人は、その分上乗せして試算する必要があります。

2:老後に向けての貯蓄目標を決める

老後資金は、まずは国からもらう年金を当てにしたいところですが、受取額は、働き方などの状況によって人それぞれ。
たとえば、大学を卒業して60歳まで勤めたケースの場合では、これまでの平均年収が400万円の人なら、年金受給額の目安は月額13万円です。

自分がいくらもらえるかは、『日本年金機構ねんきんネット』でシミュレーションできるので参考にするといいでしょう。

上記の例で、

年金を65歳~90歳までの25年間受け取ったとしたら、総額は3,900万円


つまり、自分で準備する金額は、生活費5,400万円から年金を差し引いた、残り1,500万円が目標額になります。

3:運用利回りは何%を目指すかを決める

60歳までに1,500万円貯めるなら、

  • 30歳の人は年50万円(月4.2万円程)
  • 40歳なら年75万円(月6.3万円程)
  • 50歳なら年150万円(月12.5万円)

ずつ貯める必要があります。

これは利息が付かなかった場合の試算ですが、今は低金利なので、定期預金などで積立てた場合も、ほぼこれと変わらない積立額になります。
実際は、老後資金以外の貯蓄も必要なので、そう考えると少しリスクを取って高い利回りが期待できる運用、すなわち資産運用を取り入れる考えが出てきます。

30年後に1500万円貯めるには

利回り 月の積立額
0% 41,666円
1% 35,937円
2% 30,812円
3% 26,275円
4% 22,287円
5% 18,812円

4:自分の考えにあった金融商品を選ぶ

定番は、“定期預金”や“財形貯蓄”で確実に積み立てる方法です。
ただ、前述のようにお金が増えない時代なので、資産運用を取り入れる考えも必要です。
その場合、初心者でも始めやすい“投資信託”は一手。
NISA(ニーサ)という利益や分配金などが非課税になる制度が活用できます。

また、来年1月から対象者が拡大される
“確定拠出年金”
も選択肢に。
60歳までの払出し制限がありますが、NISAより更に税メリットが期待できます。

他には、個人年金保険なども選択肢ですね。
(※個人年金保険は、マイナス金利の影響で取扱いを中止する保険会社が増えているので注意。)

今、おひとりさまでも、先々は結婚を選択するかもしれません。
人生、先のことが分からないからこそ楽しいのかもしれません。
が、いずれにしても必ず訪れる老後。充実した生活が送れるよう早めに準備をはじめましょう。

同じカテゴリの記事

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。