海外旅行で生じる不可解な手数料…「不要な請求を防ぐ」抜け道とは

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数回海外旅行をしたことのある人なら、ネットに書かれているツアー価格通りに旅行なんてできないことは知ってますよね? ツアー料金はいろんなものが含まれたり含まれなかったり、なんとも理解しにくいものがあります。

最近話題になったのは、飛行機の「連席料金」。並び席を頼むと追加料金を取られるというものです。これは確かにおかしい。航空会社の席指定には料金はかかりません。ほとんどの旅行会社ではこんな追加料金を取りません。

手数料が生まれた理由

でも取る側にも理由があります。こうした設定があるのは格安ツアー。安く仕入れるために航空会社からもらえる席もバラバラ。連席にするには、数ある席から並び席を選ばなくちゃいけない。その手数料なのでしょう。こういった「向こうの都合で追加料金」が必要なものは少なくありません。

ツアーではありませんが、航空券の「発券手数料」も気になります。発券は旅行会社の仕事なのに、別に請求するというのはおかしな話。ですがこれにも理由があります。

以前、発券手数料は「航空会社から旅行会社に支払われた報酬」だったのです。それが2009年以降廃止され、そこで収入の減った分を利用者に振り替えたのです。しょうがないと言ってしまえばそれまでですが、自分で直接ネット予約するとかかりません。

キャンセル料もグレーゾーン

ホテルなどで直接キャンセルする場合、殆どの場合1ヶ月前までキャンセル料は無料です。しかし旅行会社経由で頼むと料金がかかることもあります。これは手間賃と考えるべきでしょう。

また入金済みの場合はキャッシュバック(振込等)されますが、振込手数料やカード手数料の扱いはホテルや旅行会社の規定によります。なにもかも無料というわけにはいかないのです。

ツアーと個人旅行は違い

同様に個人旅行とツアーで違うのがホテルの「アーリーチェックイン料金」。ホテルのチェックイン時間はたいてい3時か4時。個人客の場合、ホテルのサービスがしっかりしていると、すでに掃除の終わった部屋に案内してくれることがあります(ただし泊数で部屋割りなどが決まっているので、難しいことも)。

しかしツアー客の場合アーリーチェックイン料金をほぼ確実に取られます。この追加料金はホテルと旅行会社が折半するので、ホテルの一存で取らないというわけにはいきません。もしサービスされた客が「取られなかった!」とSNSなどに書き込むと、逆に不公平が起きるからです。

一方、ホテルの「一人利用追加料金」は、ホテルの室料(海外ではツインが標準)を基準に決められているので、ひとりだと高くなるのはしようがありません。逆に3人だとエキストラで安くなるので、これは納得です。

旅行会社に入らないお金もある

ただし「現地諸税」「空港使用料」は旅行会社の儲けにはなりません。現地諸税は通常出国税。空港使用料は本来空港が利用者に請求するものです。旅行会社はそれを代行して払っているだけ。これらは旅行会社の「約款」にかかれているので、納得できなければ確かめてみましょう。

さて、少し前までは旅行代金の他に「燃油サーチャージ」が数万円別にかかることもありましたが、2016年4月以降非適用になっています。これは航空会社ごとのルールなので、原油価格が上がるとまた復活することになります。サーチャージは乗機する日ではなく発券日ベースで課金されるので、サーチャージが復活するとわかったら、早めにチケットを買っておくとかなりの節約になります。

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