あえて外貨へ投資をするたった1つの理由とは?【1万円で始める初心者FX】

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お金を増やしたい…と思っているのに、“いざ投資”となると戸惑ってしまうのが大部分の方のはず。そんな投資未経験の方でも「始めてみようかな」と思ってもらえるような、初心者向けFXのQ&A講座です。

■Q1:なぜ外貨投資をする人がいるのでしょうか?
■A:外貨投資をする一番の理由は、日本の金利が低すぎて、なかなかお金が増えないこと。

外貨投資の主な目的は3つあります。

1、日本より金利が高い通貨(国)で運用する方が得!
2、円安になった時に資産が目減りするのを防ぐ!
3、日本円が価値を失った時の保険!

ご存じの通り、日本の金利は低いまま。もう10年以上も低金利が続き、預金の利息で生活することは無理。1,000万円を年率0.1%で預けても年に貰えるのは、わずかに1万円。10億円預けてようやく年に100万円貰えるレベル。

これでは、老後の生活は預金の利息を当てにすることなど不可能で、貯めたお金を取り崩していくことになります。

今では「ウッソー!」と驚かれるかもしれませんが、かつては、日本の金利が6%や8%と高かった時代もあったのです。1995年頃からは1%以下が続き・・・今やマイナス金利。筆者が新人証券マンだった時代は、10年預けると2倍になる金融商品が有りました。

1年国債金利の動き、マネーゴーランド

※1年国債金利の動き(1984~2016年8月)引用:財務省

老後に国から貰える年金は、少子高齢化で目減りしていくのは間違いありません。一部の本や雑誌で騒がれるように年金が無くなるということは無くても、受け取れる金額が減る事と、受け取る年齢が上がっていく事は確かでしょう。

じゃあ、どうすればいいの、という答えの一つが資産運用を行うこと。とはいえ、日本で資産運用すると、あまりの低金利で運用先が見つかりません。少子高齢化は、子供・働く人・家を買う必要が減るということになり、経済成長にとっては三重苦。そして、お年寄り・医療費・介護をする人が増えるために、お金が必要に。

ということは、社会全体として、経済成長しにくい状態。成長しない国の株式や金利は、上昇しにくくなります。もちろん、その中でも新しい産業が伸びてくるので、そういった会社に投資する方法は効果的ですが、見つけるのも大変ですね。

万一の財政危機時は超円安の可能性

一方、日本の財政はかなり危うい! 何といっても年金・医療という社会保険に使うお金がどんどん増えており、しばらく減る見込みはありません。しかも、消費税を上げると景気が弱まるという悪循環。その中でも社会保険料は上がり続けています。税金と社会保険を合わせると負担が重いのは、働き始めるとすぐに分かります。

米国の自動車会社GM、日本でも航空会社の日航が経営破たんに追い込まれた原因の一つが、
退職者への年金負担。ただし、国の場合は、破たん前に、国民の財産没収&紙幣増刷という必殺技を使うことができます。今、日銀が行っているマイナス金利も金利をとことん下げることで、国の借金を実質、減らしていく効果もありますからね。

いずれにせよ、日本の財政は、嵐の中を飛ぶ飛行機のように、ギリギリの状態。危なくなると日本国債が売られて、1ドル=200円や250円の超円安になるリスクを抱えたまま。

1年国債金利の動き、マネーゴーランド

だからFXをはじめとした外貨運用が人気!

幸い、お金を日本国内だけに限って運用しなくてもいいのです。日本が低金利・低成長の中、無理して日本国内で投資先を探すよりも、経済成長している国で見つけても良いのでは・・・と思った方たちは、すでに外国への投資を始めています。

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