悪気はないのに…「保険金を不正受給してしまう」該当パターン3例

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自動車の運転は安全第一。でも、失敗をすることもありますよね。大事故にはならなくても、車庫入れでドアをガレージの壁にこすってしまったり、自動車の鍵を車内に置いたままドアをロックしてしまったり(キー閉じ込み)。そんな時に心強いのが、自動車保険です。

ドアのこすり傷を修理するなら、「車両保険」で修理費用が保障されます。キー閉じ込みなら、ロードサービスで無料対応が可能です。このように保険はとても役に立つものですが、中には悪用する人もいます。

今回は、保険金の不正受給についての話を紹介します。

不正請求事例1:以前についた傷を一緒に請求

先ほどの、車庫入れでドアをこすってしまった場合を例にとってみましょう。傷が大きくて凹みがあれば、すぐに直したいですよね。さっそく修理の見積もりをとってみたら、他にも不具合が見つかることがあるかもしれません。全部まとめて修理すれば、きれいになっていいですね。でも、保険がきくのは今回のこすった事が原因の所だけです。

ずっと前につけた傷や、放置していた不具合の修理代金は保険の対象外です。もし、これらも含めて保険金の請求をしたら、これはれっきとした「保険金詐欺」です。出来心ではすまされませんので、決してしないようにしましょう。

不正請求事例2:他人の車がガレージを壊したことに…

さて、車の修理は「車両保険」でまかなえますが、ガレージの修理はどうしたらよいでしょう。自動車保険には「対物賠償保険」という特約がついていますが、自宅のガレージは補償されません。あくまでも、他人の物を壊した時の保険だからです。

こういう時に役立つ特約が「自宅・車庫等修理費用補償特約」です。自宅や車庫の修理費用が補償されるので、車庫入れが苦手な方は入っておくと安心ですね。しかし、そんな特約もつけていなかった場合、「誰か別の人の車がガレージを壊したことにして…」なんて考えが浮かんだら要注意です。これも実際に行えば不正請求です。保険金詐欺罪として逮捕されます。

不正請求事例3:事故と見せかけて…

さらに悪質になると、事故を捏造する、いわゆるでっち上げがあります。例えば、自転車で転んで腰を打ち、そこへ自動車が走ってきて自転車に少しだけ当たった、というような時は自動車事故によるケガではないのです。

それなのに、自動車事故としておけば保険金が受け取れてしまいます。休業補償があるから会社を休む、病院の治療費も出るからついでに他の診察まで受けて、その分の給付金も受取る等、目先のお金のために嘘をついても、保険会社が病院に確認すれば簡単にばれてしまいます。つまらないことで、保険金詐欺の犯罪者になってしまわないようにしてください。

実は、自動車修理の業者から不正請求を持ちかけられるケースが増えているようです。知らないうちに犯罪の片棒を担がされないよう、正しい保険の知識を持ちたいですね。

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