移動平均線と併用で最強!オシレータ系テクニカル【上村和弘のFX基本講座】

2

読了目安[ 6 分 ]

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

チャートや値ごろ感の売買・勘頼りの売買では、FXで儲けることはできません。また、前回ご紹介した移動平均線だけでは、相場にトレンドがない時が分かり難い場面が出てきます。

そこで、移動平均線と組み合わせて使ってほしいツールの一つ、オシレータ(*)系指標をご紹介します。この二つを組み合わせれば、最低、必要なテクニカル分析の知識を身につけられたことになります。上手く売買すれば勝てるようになれるかも!

オシレータ系指標の基本的な使い方

オシレータ系指標の考え方は、どのツールを利用しても基本同じ。細かい説明は調べれば分かりますので、実践的な売買方法をご紹介します。説明のために、最もシンプルなツールのRSIを使いますね。

RSIは、売られ過ぎ・買われ過ぎを判断するためのツール。相場の状態を%(パーセンテージ)で表し、上下どちらの勢いが強いかを示します。したがって、現状における割安感、割高感が判断できる為、有効なツールとなります。

●RSIのセオリー=70~80%以上のエリアは買われ過ぎ、20~30%以下のエリアは売られ過ぎ

トレードにおいては、「買われ過ぎエリアは売り」・「売られ過ぎエリアになると買い」というのが、目安となる売買方法。

実際にチャートと一緒にRSIを表示してみると、RSIのシグナル通りに売買するだけで、かなり儲かるのが分かりますね。買いのポイントのみ表示しましたが、概ねRSIの買いのポイントでスタートすると、その後の上昇が確認出来ます。
※25%以下を付けたところは赤い丸印⇒買うポイント(75%以上を付けたところは売りのポイント)この通りに売買すると、かなり勝っていますね!

 「ドル円の日足チャート」
オシレータ系テクニカルをマスターしてFXで稼ごう! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド
引用:GMOクリック証券

このオシレータ系指標を初めて知るトレーダーは、チャートを見て感動に打ち震えることもしばしば。なぜって・・・結果論でチャートを見るとRSIの指標通りに価格が動いているように見えるから。

しかし、現実には、RSIだけでは勝てません。これ、残念ながら本当のことです。

単純にRSIのシグナル通り売買しても勝てない?

RSIをはじめとしたオシレータ系の指標は、上方の高位や下方低位に張り付く事があります。ダマシと呼ばれる状況で、セオリー通りの動きになりません。
そのために、売られ過ぎの状態で、チャンスが来たとばかりに急いで買うと下がることも多くなります。下がるとRSIのシグナルは強まりますから、もっと買いたくなり、損が膨らみますね。

オシレータ系テクニカルをマスターしてFXで稼ごう! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド
引用:GMOクリック証券

緑の丸を付けたところは、RSIのサイン通りの売買で、利益幅に差はあっても利益を取れたところ。しかし、赤丸のところを見てください。ここで買えば、その後の下落で大きな損失が出ていますね。

オシレータ系の指標はレンジ相場が得意

オシレータ系指標で理想的な相場は、上値と下値が限られているレンジ相場。一定の幅で動いているような揉み合いの動きの際には大変有効です。それゆえに、レンジ相場でコツコツと稼いでも、トレンドが変わり大きく相場が下落(上昇)する場面で大きな損失を出しがちな欠点があります。

RSIで買いシグナルが出ても、明らかにトレンドを描いているような場合は、売りではなく買いで仕掛けるべき局面ですね。もちろん、売られ過ぎで売りシグナルが出るような場合も同じ。欠点を補うために必要なのが他のテクニカル分析を併用すること。

次回は、移動平均線とオシレータ系指標と合わせて使う方法をご紹介します。
(関連記事:第53回「FX勝利に必須!移動平均線をマスターしよう」
実践的な売買手法にご期待下さい!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:オシレータ
日々の値動きを元にして、相場の強弱を示す指標のこと。RSIやRCI、ストキャスティクス、サイコロジカルライン等、多数の指標があります。
音の元になる波を作る発振器を示すことからも、相場が波の動きと似ていることが分かると思います。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
●第34回 テクニカル分析はなぜ当たるの?
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?
●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!

同じカテゴリの記事 この著者の記事を表示

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。