ネット予約は損してるかも…ホテル代を最安値にする裏技とは?

読了目安[ 3 分 ]

旅行であれ出張であれ、宿泊費は少しでも安くおさえたいもの。最近ではネットで簡単に料金比較や予約ができるので、自分で判断した最安値で満足している人も多いでしょう。でも、ちょっと待って。その宿泊費、もっと安くなるかもしれません。

予約日で価格が変わるホテル側の事情

旅行関連の商品は価格が一定ではありません。需要が多ければ高くなるし、空いていれば安くしてでも売ろうとします。たとえばホテルや航空券の早期割引は、いち早く現金を獲得するためのサービスですし、直前割引は空いていてもお金にならないので、わずかでもお金にしようという、どちらも航空会社、ホテル側の理由から生まれた割引制度です。

最近ではホテルの「横串検索」というサービスもあります。同日の同じタイプの部屋料金を旅行会社ごとに比較して、最安値のサイトがわかる、というものです。「横断検索」「メタサーチ」などの名前でこのサービスを提供する旅行情報サイトも増えてきました。

しかし「最安値検索より安い価格で泊まる方法がある」というウワサもよく耳にします。どのホテルでも確実、というわけではありませんが、実際に安く泊まった利用者がいたという例をいくつか集めてみました。

オンライン予約では安くならない?

その前に、ホテルの価格設定について考えてみましょう。予約客が多い時期に高額な宿泊料金の設定をするホテルもあります。反対に空けておいてももったいないと、空室を格安で販売するホテルもあります。需要と供給で料金が変わるためです。

これは、ゲストに対してだけではありません。ホテルは空室のリスクを下げるため、大部分を旅行会社に卸しています。その卸値はどれだけ集客できるか、その実績で変わってきます。多く集客できる旅行会社ほど安く、集客の実績が低い旅行会社は高くなります。これが各社の販売価格の違いにも関わっているのです。

これをホテルが直接販売するとなると、マージン(販売手数料)が必要ないので、旅行会社や予約サイトと同じ料金にすると、いちばん儲かることになります。けれども販売委託している都合上、ホテルのサイトだけ安く提示するというわけにはいきません。そこで、ホテルはいろいろな方法を考えています。

奥の手は「電話交渉」

わかりやすいのは、利用者に会員登録をしてもらい「会員予約専用電話」を置いているホテル。ここに電話して予約すると、「会員特別価格」で泊まることができます。会員登録してもらうことでリピートが期待できるため、ホテルにとってもメリットは大きいのです。

そういった仕掛けを用意しなくても、「電話予約」で安くなることがあります。
予約サイトに部屋を卸しているホテルも、直接予約の客のために何割か部屋を確保してあります。料金比較をされるので、自社サイトだけ安くすることができないのは、前述のとおり。しかし「電話」なら宿泊価格が周りにはわかりません。そこで、電話交渉で値段を下げてもらえる余地が出てくるのです。

こうした情報は公にされていないこともあり「どのホテルが電話なら安くしてくれる」と明言はできません。ただ、比較的小さな宿泊施設(部屋数が少なく、マージンを払うと利益があまり出ない規模のホテルやペンションなど)や、大きなホテルでも予約窓口担当者の裁量にまかせているホテルであれば、交渉に応じてくれる傾向があります。

この傾向は海外のほうが強く、独立系のホテルは一度以上宿泊したことがある客には便宜をはかってくれることが多いようです。

ネットは便利ですが、電話は直接話せるメリットがあります。安くならないまでも上層階や角部屋になるようお願いすれば、望みが叶うことも少なくないのです。

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