CMで噂「過払い金返還請求」を解説!手続きの方法&返還金額は?

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「払いすぎた利息が戻ってきます!」というCMのフレーズ。これは、前回 「借金が戻ってくる⁉︎ テレビCMで噂の“過払い金返還請求”って何?」でご説明した、過払い金の返還請求のことです。

以前、キャッシングやカードローンを利用していたことがある方は、過払い金があるかもしれません。

過払い金の有無を判断するには?

キャッシングなどを利用していた場合に発生する過払い金は、過去に『利息制限法』の上限15%~20%(元金による)を超え、『出資法』で規制されている29.2%の間の、グレーゾーン金利でお金を借りていた場合に発生するものです。

まずは、キャッシングなどを利用していた時期がいつ頃か、というのが一つの目安です。2007年以降はグレーゾーン金利(※)が撤廃されましたので、一般的に過払い金は発生しないからです。次に、どのくらいの金利で利用していたか、借入金額はいくらか、返済はどのくらい続いたかがポイントになります。過払い金は、借入金額が大きかったり、長期間返済を続けていたりした場合に、より発生しやすく金額も多くなるからです。
(※) グレーゾーン金利についての詳細はこちら

実際に過払い金があるかどうかは、適正な金利で借りていたらどのくらいの利息で済んだのかを調べる、「利息の引き直し計算」をしてみなければわかりません。そのためには、キャッシングなどを利用していた金融機関から、取引履歴を取り寄せる必要があります。

過払い金返還請求の手続き

実際の過払い金請求は、下記のような手順で行われるのが一般的です。
(1)金融機関に取引履歴を開示してもらう
(2)利息の引き直し計算をする
(3)過払い金があれば、返還請求をする

インターネットや書籍では、これらを専門家に依頼せず、自分でお金を取り戻した体験談も紹介されていますが、本当に自分でも出来るものなのでしょうか?

利息の引き直し計算は、インターネットや書籍でも無料ソフトが公開されていますので自分で行うことも可能です。時間と手間をかけて、上記の手続きを全て自分で行うことができれば、無理ではありません。ただ、金融機関との和解交渉内容によって、返還される金額が変わる場合もあるようですので、交渉力も必要です。

弁護士や司法書士に頼むと高い?

弁護士や司法書士等の専門家に依頼する方は、自分で手続きするのが不安な場合や、忙しくて自分で返還請求する時間が無い、また、複数の金融機関で返済しては借り入れるということを繰り返していて、借入金額や完済時期の判断が難しいなどの理由があると思われます。専門家なら和解交渉にも慣れているという安心感もあるでしょう。和解内容に納得できず、裁判になるということもあるようです。

依頼した場合、一般的には着手金や成功報酬という形で、専門家に報酬を支払う必要があります。過払い金によってこれらの報酬を支払っても手元にお金が戻ってくるケースで、専門家を利用する場合が多いようです。初回相談や利息引き直し計算などは無料で行っている専門家もありますので、「完済した時から10年」という過払い金の返還請求の時効にも注意しながら、依頼するかどうか判断すると良いでしょう。

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