上司から意見を求めたら…人間関係を円滑にする「発信力」自己診断

読了目安[ 4 分 ]

社会人が身につけておくべきスキルを、クイズ形式で学んでいく本シリーズ。今回のテーマは、:【発信力】です。
まずは、あなたの発信力を事例クイズでチェックしてみましょう。

あなたの「発信力」自己診断

新人のあなたは、非常にお世話になっている取引先の社長より、「あなたのような若い人の視点で、うちの店舗の良くないところを教えてくれないか?」といわれました。「え、私がですか?」とあなた。実は気になる点は確かにあるのですが、どのように伝えるべきでしょうか。

(1)自分の意見を聞かれているのだから、その場で気になっていたことを素直に伝える。
(2)お世話になっている社長の気分を害してはいけないと考えて、「良くないところなんてありません」とお世辞をいい、相手を安心させる。
(3)「自分がお客様であれば、×××が気になると思います」と一般論にして伝える。

診断結果

(1) を選んだ人…発信力 50点
(2) を選んだ人…発信力  0点
(3) を選んだ人…発信力 90点

(1)は、相手の要求どおりのことをしているのですから、悪くはありません。しかし、本人が要求したことであっても、欠点をズバッと指摘されると面白くないと感じる人も多いものです。(3)のように、自分の視点ではなく、お客様の視点に立って一般論として指摘することで、相手の心理的抵抗を軽減することができます。(2)のようにお世辞を言ってもあまり意味はありません。それよりも、取引先社長の期待に応えることが信頼関係の形成に繋がります。

社会人が求められる「発信力」とは何?

発信力とは、自分の意見を分かりやすく伝える力のことです。考えていることを分かりやすく整理して、相手に理解してもらえるように伝える技術が発信力です。

なぜ「発信力」が必要なの?

職場では、上司や先輩の指示どおりに行動するだけでなく、自分の意見を持ち、相手に理解してもらえるようにそれを伝えることが重要です。社内だけでなく社外の関係者への連絡事項の伝達など、様々な場面で発信力が要求されます。
自分の意見や情報を正確に、わかりやすく相手に伝える技術を身につけることで、仕事を円滑に進行でき、周囲からの信頼を得ることもできます。

まとめ:発信力を鍛える5つのポイント

(1)言いたいことがあるときはメモを作り、考えを整理しよう!
(2)話をするときは結論や結果を先に伝えよう!
(3)わかりやすい言葉とシンプルな表現で話をしよう!
(4)相手の立場や状況に配慮して伝えよう!
(5)相手の理解状況など反応を確認しよう!

経済産業省が提唱している「社会人基礎力」は「前に踏み出す力(アクション)」と「考え抜く力(シンキング)」、「チームで働く力(チームワーク)」の3つの能力と、それを構成する12の能力要素で成ります。

このシリーズは、著書『わかる!できる!「社会人基礎力」講座 誰からも必要とされる人になるための12のスキル』(高橋忠寛著・ビジネス教育出版社)を一部改編しながらお伝えしていきます。

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