コンビニATMを使う人はお金が貯まらない?各銀行の引き出し手数料一覧

読了目安[ 8 分 ]

「やばい!手持ちのお金がない!」そんな状況で、あなたはどうしますか?

現金が必要な時や振込をしたい時など、普段何気なく使っているATMは、銀行内はもちろん駅や百貨店、コンビニなどあらゆるところで目にします。

キャッシュカードや通帳を持っていれば、現金引き出しだけでなく、預け入れ、残高照会、振り込みだけでなく、銀行によって外貨取引や宝くじの購入などもできてとても便利です。

ところで、あなたはお金を引き出した後の利用明細は、きちんと確認しているでしょうか。安易にATMからお金を引き出そうと考える人は、お金に対する意識が薄く、いつの間にか散財しやすい傾向があります。

今回は、ATMを頻繁に使う人が散財しやすい理由、お金が貯まりにくい理由についてお話しします。

ATMを頻繁に使う人がお金が貯まらない理由

なぜ、ATMで頻繁にお金を引き出す人は散財しやすいのでしょうか。こまめにお金を引き出した方が必要な分だけお金を使っているため、節約できるように感じる人もいるかもしれません。

理由1.使うお金に計画性がない

お金を頻繁に引き出す人はお金の管理ができていません。というのも、こまめに引き出す人ほど自分の無駄遣いに気づきにくく、また、自分の所持金に対する意識が薄いからです。

つまり、「足りなくなったからお金を引き出す」という感覚が習慣になっています。ある程度まとめてお金を所持するのは気が引けるかもしれませんが、計画的にお金を使うにはいつでも引き出せる感覚はなくさなければいけません。

理由2.コンビニATM手数料は意外と高い

ATM手数料は全て同じだと思っているなら、それは勘違いです。以前と比べて見るとわかりますが、コンビニのATM手数料は少しずつ無料の時間帯が減り、各金融機関は手数料を収益源だと思い始めています。

そのため、たとえ計画的に使える金額を決めてATMを利用するとしても、コンビニATMを使うと手数料分のお金を無駄に使っていることになります。

「でも、たかだか100円、200円程度でしょ?」と思う人は、1度自分が利用している金融機関とコンビニのATM手数料、自分が何回コンビニATMを利用しているか調べてみることをおすすめします。

コンビニATMの設置台数

わたしたちが普段からATMを利用する機会が増えたのは、便利なコンビニにATMが設置されるようになったためです。

コンビニをインフラとして、ここ10年ほどでATMの設置台数が爆発的に伸びました。現在、全国のコンビニに設置されているATMの数は何台くらいなのでしょうか。

各コンビニのサイトでコンビニATMの設置台数を調べてみると、セブンイレブンでは2017年3月現在で23368台、ローソンでは2017年9月7日現在で12161台、イーネット※では2017年8月末現在で13438台となっています。

イーネットとは、銀行やコンビニなどの企業が出資し、株式会社イーネットが運営するコンビニATMの総称です。提携するコンビニは、ファミリーマート、サークルKサンクス、スリーエフ、ポプラ、生活彩家、デイリーヤマザキ、セーブオン、セイコーマート、ミニストップなどがあります。

また、ライフ、バロー、ベイシア、サミット、マルエーなどのスーパー、その他ドン・キホーテ、コストコ、プレミアムアウトレットなどの専門ショッピングセンター、病院、レジャー施設、飲食店などにも設置されています。

イーネットのコンビニATM設置数は明確にはわかりませんが、単純にセブンイレブン、ローソン、イーネットのATM設置台数を合計すると、48967台です。

コンビニATMの出金手数料

では、コンビニATMを利用してかかる出金手数料はいくらくらいでしょうか。

ATMの手数料は、金融機関の種類、時間帯、平日・土日祝日、その他サービスによって細かく変わります。主要な金融機関の引き出しかかるATM手数料の基本は以下の通りです。

※2017年8月現在

金融機関のATM セブン ローソン イーネット
三菱東京UFJ銀行 216円 216円 216円
三井住友銀行 216円 216円 216円
みずほ銀行 216円 216円 216円
ゆうちょ銀行 216円 216円 216円
りそな銀行 216円 216円 216円
新生銀行 無料 無料 無料
イオン銀行 216円 216円
ジャパンネット銀行 162円 162円 162円
楽天銀行 216円 270円 270円
ソニー銀行 無料 108円 108円
じぶん銀行 108円 108円 108円
セブン銀行 108円

三菱東京UFJ銀行の補足

三菱東京UFJ銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、全てのコンビニで平日の08:45-18:00の間はATM手数料が108円になります。

三井住友銀行の補足

三井住友銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、全てのコンビニで平日の08:45-18:00の間はATM手数料が108円になります。

みずほ銀行の補足

みずほ銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、全てのコンビニで平日の08:45-18:00の間はATM手数料が108円になります。

ゆうちょ銀行の補足

ゆうちょ銀行は、各店舗のATM利用時間が異なります。たとえば、月曜は6:30-23:55、火-金曜日は0:05-23:55、土曜日は0:05-23:55、日祝日は0:05-21:00など。また、平日の08:45-18:00、土曜日の9:00-14:00の間はATM手数料が108円になります。

りそな銀行の補足

りそな銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。ただし、毎月第2土曜日の23:00-8:00は利用できません。また、平日の08:45-18:00、土曜日の9:00-14:00の間はATM手数料が108円になります。

新生銀行の補足

新生銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、平日・土日祝日、時間帯にかかわらずATM手数料が無料です。

イオン銀行の補足

イオン銀行は、セブンイレブンでは取り扱いがありません。ローソン、イーネットでは、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、平日の08:45-18:00の間はATM手数料が108円になります。

ジャパンネット銀行の補足

ジャパンネット銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、毎月1回入金・出金が無料になります。2回目以降は、3万円以上の出金の場合0円、3万円未満の出金の場合162円かかります。

楽天銀行の補足

楽天銀行は、セブンイレブンでは平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。ローソン、イーネットでは、平日・土日祝日の0:05-23:45の間ATMが利用できます。

また、前月末の残高によって、無料の利用回数が変わります(預金10万円以上の場合1回無料、300万円以上の場合7回無料など)。さらにセブンイレブンでは、すべての利用時間でATM手数料が216円、ローソン、イーネットでは、すべての利用時間でATM手数料が270円かかります。

ソニー銀行の補足

ソニー銀行は、平日・土曜日の24時間、日曜日は7:00-21:00の間ATMが利用できます。セブンイレブンではすべての利用時間でATM手数料が無料、ローソン、イーネットでは月4回まで無料、5回以降はすべての利用時間でATM手数料が108円かかります。

じぶん銀行の補足

じぶん銀行は、平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。ただし、毎月第2土曜日の21:00-7:00は利用できません。また、サービスによるステージによって月2-11回までの利用が無料、それ以降はすべての利用時間でATM手数料が108円かかります。

セブン銀行の補足

セブン銀行は、セブンイレブンのみ平日・土日祝日の24時間ATMが利用できます。また、平日・土日祝日の7:00-19:00はATM手数料が無料、それ以外はATM手数料が108円かかります。

※各金融機関とも自社サービスや他サービスとの連携によって、ATM手数料が変わる場合があります。
※上記金融機関同様、地方銀行や信用金庫などの利用時間、ATM手数料はそれぞれ違います。

コンビニATMの月間利用回数

全てのコンビニのATM月間利用回数が明らかになっているわけではありませんが、セブンイレブンでは2017年3月の月間利用回数が6800万回となっています。つまり、1日1台あたり97回ATMが利用されていることになります。

6800万回÷23368台÷30日=97回

単純計算で、前述した全てのコンビニのATM48967台が1日97回利用されていると仮定すると、1か月で1億4249万3970回使われていることになります。日本国民が月に1人1回以上使っていることになりますね。

その際の利用料金が仮に108円だとすると、1か月のATM手数料だけで153億8934万8760円ということになります。

1億4249万3970回×108円=153億8934万8760円

もちろん、これは全て仮のお話ですが、この中で本当にコンビニでATMを利用する必要性がある回数はどれくらいなのでしょうか。

賢くお金を貯めたいなら

コンビニATMは非常に便利です。ただ、ちょっと小腹がすいたついでにコンビニに立ち寄り、ついでに何となく必要そうなお金を1万円だけ引き出す……そんな生活を続けていては、お金は絶対に貯まりません。

では、賢いお金の使い方とはどのような方法なのでしょうか。やはり、月単位で決まった日に、決まったお金を引き出すのが賢いお金の使い方と言えます。

金融機関によっては、月に○回までATM利用が無料になるなどのサービスや○時から○時までは無料という時間帯があるため、それらを覚えておき、積極的に活用するようにしましょう。

お金を貯めるために、「でも、たかだか100円、200円程度でしょ?」という考え方は絶対にしてはいけません。

「1円を笑うものは1円に泣く(一銭を笑う者は一銭に泣く)」という言葉は、少額のお金でも使っていることを実感して、大切に扱うことの戒めです。

ぜひ、日々のお金に対する実感を忘れないでもらえたらと思います。

同じカテゴリの記事

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。