専業主婦からパートを始める時の注意点は?いくら稼げる?

読了目安[ 4 分 ]

主婦がパートを始める時の緊張感や負担感は、専業主婦の期間が長かった方ほど、大きいかと思います。

しかし、これまで収入がなかった専業主婦が働くことでの収入アップ対策は、一家のゆとりあるライフプランを叶えるための「強力な武器」となります。

この強力な武器を、最大限活かしていただくためのポイントをお伝えします。

パートをする目的を明確にしてスタートしましょう

家事等の仕事は比較的、自分のペースで作業を進めることができますが、外で働く場合にはそうはいかない場面が出てきますし、ミスをした場合には叱られることもあるかもしれません。その結果、早々に辞めてしまいたい気持ちになることもあるでしょう。

FPである筆者は、相談者から将来の資産形成のお手伝いをさせていただいているのですが、相談者の中にも、パートで収入を確保されている方がたくさんいます。

自分には向かない職場の場合に、次の続けられそうなお仕事を探しながら継続されている人や、一方で同じ職場で継続されている人など様々です。スタイルは色々であれ、お仕事を継続できている方には共通点があると感じています。

パートを始める人の共通点

専業主婦からパートを始める場合の共通点は、明確な目的を持っているということ。

例えば、

  • 子どもの教育資金確保のため
  • 好きなことをしながらも60歳で3000万円の金融資産を準備しておきたい
  • 人生の張り合いを持っておきたい

などなど。

目的を明確にしておくことで覚悟が持てて、時に辛いことがあったとしても乗り越えていけるのだと感じています。

パートだって有給休暇がもらえる!

有給休暇は正社員がもらうもので、パートやアルバイトはもらえない。そう思いこんでいたり、会社がそう主張してきたとしたら、それは間違いです。

法的には、パートやアルバイトにも当然有給休暇があります。しかもパートの場合は、1日何時間労働といった1日単位の労働時間ではなく、週何日働くかによってもらえる有給日数が決まります。

パートやアルバイトが有給休暇をもらえる方法と日数は 会社が拒否したら法律違反!パートやアルバイトが有給休暇をもらう方法 でご確認ください。

パートの少額給料でも20年で1000万越え!チリツモ効果はスゴイ

前段は少しネガティブな例も入ってしまい、「やっぱり仕事は大変かな~」と思わせてしまったかもしれませんね。でも大丈夫です。

なぜかと言いますと「無理のない範囲」で仕事をスタートして良いのです。専業主婦がパートで働くことで、金額は小額からでも「強力な武器」になります。

20年パートを続けるといくら稼げる?

例えば40歳から60歳までの間、毎月5万円をパート収入で得られたとすると20年間の総収入は1,200万円です。もう少し頑張って8万円の場合には1,920万円です。パートで確保したこの資金を将来のゆとり資金として守り育てられると、十分な威力を発揮してくれると思いませんか?

これが「チリツモ作戦効果」です。

扶養範囲を意識するなら知っておきたい、103万円・106万円・130万円の壁

  • 税務上の扶養から外れるのを避けるための「103万円」の壁(2017年まで)
  • 社会保険の扶養から外れるのを避けるための「130万円」の壁

この壁を超えてしまうことで、収入は増えても税金や社会保険料負担贈で手取収入が減ってしまう可能性があります。
筆者はこれまで「103万円の壁は特に気にする必要はなく、130万円を超えてから少し意識しましょう」と言ってきました。

2018年(平成30年)から変更される103万円の壁

先ほど103万円の壁をご紹介しましたが、2018年(平成30年)から、150万円まで拡大されます。つまり、これまでは103万円以上の収入で所得税が課税対象になっていましたが、これが150万円に変更になります。

社会保険適用対象者の範囲が広がる106万円の壁

しかし、2016年10月1日からもう1つ「106万円」の壁が出現し、社会保険適用対象者の範囲が広がります。会社の規模(従業員501人以上)等の要件はありますが、年間収入が106万円を超える場合、厚生年金・健康保険の加入対象者となる可能性が出てきました。
社会保険適用の給与条件が106万円となれば、収入が106万円を超えた時点で103万円以下の時と比較して世帯手取り収入が減少する可能性は高くなります。

パートでの収入が「103万円(2017年まで)」「106万円」どちらがお得?

では、どうするのが得なのか?

という話になりますが、目先の手取り収入を優先するのであれば、103万円、106万円の範囲内で働く、老後まで踏まえた長期視点であれば負担増は気にせずに働けるだけ働くというのも選択肢になります。

社会保険の加入対象となることはご自身の老齢厚生年金にも反映されますし、障害厚生年金の保険機能も付いてきますので決してマイナス要因ばかりではありません。

詳しくは、下記で説明していますので参照ください。
参考|マネーゴーランド – 手取りが大幅減?年収UPなのに「パート主婦が損する106万の壁」3つの事例

自分自身が楽しく仕事ができるかが重要!

これが一番ベストだ!という働き方は人それぞれです。

いずれにせよやりがいを持って楽しくお仕事をしていただき、ライフプランの最強の武器として収入アップ分は活用いただきたいと思います。

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