金メダル1個は238万円の価値⁉︎「金にまつわる」気になるアレコレ

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リオデジャネイロオリンピックでの日本選手の活躍がめざましく、獲得したメダルも日に日に増えていっています。

そこで、マネーゴランド編集部はメダルの中でも頂点に輝く金メダルに注目。金の実態に迫るべく、東京都大田区大森にある商店街で、金の買取を22年してきたSさんにお話を伺ってきました。

Q1:金の値段ってどうやって決まるの?

A:「ようは株と同じです。需要と供給のバランスで値付けされていきます。株と同じようにマーケットがあり、そこで取引されているんです。だから金の価格は日本独自のものではなく、世界で共通です。」

Q2:金とプラチナってどう違うの?

A:「金と銀、プラチナは貴金属と言われているもので、それぞれ特徴があります。金は言ってしまえば万能なんです。伸縮性が非常に高いので加工しやすい、そして熱伝導が高いのです。プラチナは工業用に主に使われていてハイブリッドカーやマフラーの裏側などに主に使われていますね。」

Q3:街中にある「金買取専門店」って何をしてるの?

A:「金買取専門店には2種類あって、投資と同じように“金を買う→値段を見て市場に出す”というやりとりをしているお店と、もう一つは上記で説明したような用途に使用したいお客様(例えばジュエリーを作る会社なんてわかりやすいですね)向けに卸しているお店がありますよ。」

オリンピック金メダリストの金メダルの値段は?、マネーゴーランド
▲Sさんが商いを行っている店は上記の後者に該当するそうです。

Q4:金の売買時の注意点は?

A:「金の取引は利ざや(借りたお金の金利よりも高い金利で貸し出した場合に得ることのできる利益のこと)が少ないのです。だから買取店は手数料で商売をする必要がある、なのでその手数料をちゃんと見て、それが妥当かどうかを考える必要があります。」

Q5:もし五輪金メダルが全て金でできていたらいくらになるの?

A:「オリンピックの金メダルは銀製のものに金メッキしているそうですが、もしもメダル全部が金でできていたとしたら…。現時点の金の地金税込小売価格が4,763円/g(日本時間2016年08月16日09:30公表)。今回のリオデジャネイロオリンピックのメダルは1個500gの重さと報じられています。なので500g全部が金だとしたら、238万1,500円となりますね。水泳男子のマイケル・フェルプス選手だと、これまでに獲得した金メダルは23個、そうなると総額約5,500万円ということになります。」

Q6:金を買うメリットは?

A:「株券と違って紙切れになり、無価値になることがありません。どこへ行ってもどんな状態になっても金は金、利ざやは少なくても価値が下がりにくいというのが金の魅力です」

Q7:昔いた「宝石商」って今は見かけませんね

そういえば昔テレビなどで、お金をたくさん持っていそうな「宝石商」と呼ばれる人がたくさんいたような気もしたのですが、最近見ません。どこへ行ったのでしょうか?

A:「消費税が導入される前、宝石類に高い関税がつけられており、当時はそれでも欲しいお客さんがたくさんいたため、希少性も相まって飛ぶように売れたそうです。つまり関税のリスクを背負ってでも仕入れることができる業者に優位であったということですね。それが消費税の導入で完成が消費税に移行され、どんな形でも輸入できるようになり、さらにはバブルの崩壊などもあって、昔ほど売れなくなり、「宝石商」の名前を持つ人が減ったようです。」

話を聞いてみて「実需」という言葉が頭に残りました、それは金買取業者でも2パターンあるように、Sさんが大事にしている「実需」、そんな視点で考えてみると投資も楽しくなりそうですね。

オリンピックでメダルをとった選手たちの偉業はその価値以上のものがきっとあるのではないでしょうか。ぜひ子供や孫に期待を託してみてはいかがでしょうか?

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