男性社員の休暇取得をサポート!「配偶者出産休暇制度」って何?

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今回は、配偶者出産休暇を導入した会社が受給できる奨励金についてお話しさせていただきます。これは、千代田区にある従業員30人ほどの会社に実際にご紹介させていただいた実例です。

配偶者出産休暇って何?

配偶者出産休暇とは、どのような休暇かご存知でしょうか。文字通り、配偶者が出産する時に従業員が休めるように作られた会社の制度のことです。こちらの休暇は法律で義務付けられたものではないので、全ての会社で導入必須というものではありません。

法律では育児休業制度を義務付けており、配偶者が出産する従業員もこちらの育児休業を取得することができます。また、労働基準法で定められている年次有給休暇を取得することだってできます。

しかし、育児休業は基本的に無給(雇用保険より賃金の50~67%支給される育児休業給付金あり)ですし、年次有給休暇だと何となく休みにくいという雰囲気があります。

そこで、こちらの配偶者出産休暇を導入する会社が増えているのです。

参考・育児休業と併せて助成金も取得!「女性が働きやすい社会へ」実例

男性の育休取得が進まないときに配偶者出産休暇こそ出番!

特に中小企業ですと、男性が育休(年休)を取るのはまだまだ難しいのが実情です。そんな中、配偶者出産休暇を設け、会社側から取得を推進すると、非常に休みやすくなります。そしてこの制度は有給で導入することが重要です。

男性の育休取得が進まない一因として、無給であることもあげられるでしょう。育児休業給付金が出るとはいえ、給与の100%が出るわけではありません。子育て世代の男性の収入が減るというのは、現実的に厳しいものがあります。

そこで有給の配偶者出産休暇の出番というわけです。

現在、千代田区では「配偶者出産休暇制度奨励金」として、20万円を支給する事業を行っています。千代田区内に事業所のある中小企業が対象で、「有給により連続2日以上取得できる特別休暇を就業規則に規定し、利用者が発生したこと」が必要となります。なお、休暇は配偶者が出産のために入院する日から、産後2週間までの期間に取得が必要です。

今回ご相談を受けた会社では、連続5日取得可能な配偶者出産休暇の規定をご提案させていただきました。奨励金は2日以上から要件を満たしますが、出産する女性側から考えると、1週間ほど旦那さんが家にいてくれると助かりますよね。特に、第2子以降では上の子の面倒も見なくてはいけませんので、退院できるまで休めると使い勝手が良いかなと思います。

千代田区の他にも、東京23区では港区や品川区で同様の制度があります。配偶者出産休暇の導入をお考えの事業主の方は、事業所のある自治体HPをチェックしてみて下さいね。

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