緊急搬送費は高額と噂…!今知っておきたい「熱中症と保険のこと」

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30度を超える日も多くなり、暑い夏がやってきました。この時期に心配なのが熱中症ですね。病院に救急搬送されたというニュースは連日流れており、7月初旬は去年同時期の5倍以上の熱中症による救急搬送者がいたとの消防庁の発表もありました。

そのような中、熱中症で救急搬送された場合の治療費が高額になるとネット上で噂になっています。では、その治療費に対してどのような対策をしたらよいのでしょうか?

熱中症の緊急搬送は高額になる?

熱中症と言っても軽症のものから、肝・腎機能障害などの重症のものまであり、当然その治療内容により費用は全く異なります。そのため、一概に高額になるとは言えません。

しかし、意識障害等の重症により救急車で緊急搬送をされ、救命救急センターに入院をした場合はどうでしょうか。

救命救急センターへの入院料だけでも1日3万円前後かかります。これは、健康保険が適用された3割負担の場合で、正確には施設基準によって変わります。更に処置費や初診料等を加えるとかなりの高額となる可能性はあります。

熱中症で入院した場合:公的医療保険は使えるの?

では、重度の熱中症により入院を余儀なくされた時など、高額の医療費に対してどのように備えたらよいのでしょうか?

まず、熱中症は、公的な健康保険制度の対象のため、高額療養費制度が使えます。
高額療養費とは、病院や薬局で支払った額が、ひと月に一定額を超えた場合、その超えた金額が戻ってくる制度です。

年齢や収入によって自己負担額が決まっていますので、自身の自己負担額を事前に知っておくことは大切です。高額療養費をもらうには、加入している公的医療保険に自ら請求する必要があります。払い戻しには、診療月から通常3ヶ月程度かかります。なお、請求の時効は2年です。

事前に『限度額適用認定証』を準備できていれば、窓口での支払いはその自己負担限度額までとなります。

熱中症で入院した場合:民間保険は使えるの?

まず、熱中症は、病気の一種として扱われます。そのため、病気を対象にした「医療保険」に加入をしている場合は入院に対する給付金が支払われます。

注意が必要なのは、日常生活のケガや事故を対象にした「損害保険」に加入している場合です。損害保険は、「急激」かつ「偶然」な「外来」の事故が対象となりますので、基本的には熱中症は補償されません。

しかし、昨今は熱中症も補償対象としているけがの保険もありますし、特約を付けることで補償対象にできる場合がありますので、加入している保険の確認をしましょう。

また、保育園等から案内される「園児総合補償保険」やイベントなどに参加する時に加入する「イベント保険」「ボランティア保険」「スポーツ保険」等では熱中症も対象になっていることが多いようです。

当然のことながら、熱中症にならないように予防をすることが第一の費用対策です。しかし、防ぎきれない場合もありますので、突発的な支出に対応するための緊急予備資金を準備しておくことが次に大切です。

万が一重症化して入院を余儀なくされた場合に備えて、この機会に加入している保険の内容も確認をぜひしてみてください。

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