借用書は作るべき?FPが警鐘「お金の貸し借り」注意するコト3つ

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どんなに親しい間柄でも、お金の貸し借りをするとそれまでの関係が壊れてしまうことがあります。

そこで親しい友人からお金を貸して欲しいと頼まれた時、トラブルにならないようにするためにはどうしたら良いか、FPである筆者が注意すべきポイントについてお話します。

5割の人が「貸したお金が返ってこなかった」と証言

人にお金を貸すとき、「ちゃんとお金を返してくれるかな…」と心配になるものです。ではまず最初に、お金を貸した場合に返してもらえる割合がどのくらいか調べてみましょう。

マネーゴーランド編集部が独自で行った調査によると、お金を貸し借りした経験がある人のうち、53.1%の人が「お金が返ってこなかったことがある」と回答しています。

Q:友人・知人・親・子にお金を貸して、返済期日までにお金が返ってこなかった経験はありますか?
借用書は作るべき?「知人とのお金の貸し借り」注意するべきこと、マネーゴーランド意識調査

参考|友人にお金を無心されたら…相手が思わず黙る上手な断り方ベスト5

お金の貸し借りポイント1:信頼できる人に限定しよう

この結果を踏まえて筆者からアドバイスできることは、まず大前提として、信頼できる人にしかお金は貸さないことです。

当たり前のようですが、「頼まれたら仕方なく」とか「断りきれずに」といった理由で貸してしまっている人も多いのではないでしょうか。お金は返ってこないつもりで貸しているのであればいいのですが、そうでない場合きちんと返してもらうまで、毎日そのことばかり考えていたらストレスになります。

また貸した相手の行動も気になってマイナスのイメージを持ってしまうかもしれません。つまりお金の貸し借りは相手との人間関係を壊してしまうかもしれない危険を含んでいるのです。

お金の貸し借りポイント2:責任の証「借用書」を作成しよう

そんなトラブルを防ぐためにも“借用書”を作成することをおすすめします。親しい間柄だと、相手を信用していないようで「書いて欲しい」と言い出せないという気持ちもあるでしょうが、相手との関係を大切に思うのであれば、なおさら大事なことだと伝えるべきです。

もし、書くことを嫌がるようであれば最初からお金を貸すことは考え直した方がいいでしょう。その人はお金を借りることを軽率にしているということ。また人間関係を見直しても良いかもしれません。お金を借りるという行為に責任の持てない人に貸すことは、その人にとっても良いことではありません。

お金の貸し借りポイント3:借用書の作り方

借用書には特に決まった書式があるわけではありません。必要なことが書いてあればOK。最低限下記の項目があれば第三者に対しても証明になりますので覚えておきましょう。

(1) 貸した金額
(2) 貸した日付
(3) 返済の期日
(4) 返済方法
(5) 利息の有無
(6) 期限を過ぎた時の損害賠償(遅延損害金)
(7) 署名・押印

こんなに細かく書いてもらうのは気が引けてしまうという人は、「私◯◯(借りた人)は、××さん(貸した人)に◯月◯日◯◯円借りました」と、手書きで書いてもらうだけでも構いません。

大事なのは記録に残しておくということです。契約は口頭で成り立つ(当事者間の合意)ので、お金の貸し借りの約束を携帯電話・スマホの機能にあるボイスメモ機能で記録に残しておくのも良いでしょう。そして記録に残すことによって、借りた側も責任を強く意識するようになります。

お金の貸し借りは、今までの良好な関係を一瞬で壊してしまうかもしれないほどデリケートな問題です。頼まれた側もハッキリと断る勇気を持つことも大切。

貸さなくて済むのであればそれがいいのですが、どうしてもという時は、良好な関係を続けるためにもきちんと記録に残すようにしましょう。

※上記集計は2016年7月にマネーゴーランド編集部が行ったインターネットによるアンケートの集計結果です。(対象:全国の20代~60代の男女、回答数2,205名)

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