FXの損失をセーブ!投資家を守る「マージンコール&強制ロスカット」って?

読了目安[ 3 分 ]

「FXでは大きな損失が出てしまったらどうなるの?」よく聞かれる質問のひとつです。

ほぼすべてのFX会社は、証拠金を大きく上回るような損失が出ないよう、特別な仕組みを導入しています。証拠金とは、FX取引を開始するのに必要なお金のことでしたよね。

今回は、「マージンコール」と「強制ロスカット」について解説します。

証拠金が減ったことを知らせ、投資家に改善を促す「マージンコール」

マージンコールとは、預け入れた証拠金の残高が一定レベルを下回ると、FX会社から投資家に証拠金の追加入金を求める仕組みのことです。

この証拠金の縮小は、為替レートの変動により、発生した含み損(評価損)によって起こります。含み損を考慮した証拠金を「有効証拠金」と呼ぶことにしますが、この有効証拠金が必要証拠金の50〜70%を下回ると、マージンコールがかかることになります。

マージンコールが発生した場合、投資家はFX会社から指定された時刻(だいたい発生した日の翌営業日終了時刻)までに証拠金を追加したり、決済したりすることで、有効証拠金が必要証拠金を超えるようにしなければなりません。いずれの場合もそのままにしておくと、自動的に決済されてしまいます。

強制的にポジション決済し、投資家を守る「強制ロスカット」

強制ロスカット(単にロスカットと呼ぶことが多い)とは、有効証拠金が必要証拠金の20〜30%を下回った場合に、FX会社が強制的にポジションを決済することです。ロスカットとなる証拠金の割合の設定はFX会社によって変わります。

例えば、必要証拠金が10万円で、有効証拠金が2万円になった時点でロスカットが行われます。ちなみに必要証拠金のうち、有効証拠金が占める割合を「証拠金維持率」と言いますが、FX会社はこの証拠金維持率に対して、「マージンコール」や「ロスカット」の水準を設定しています。

 (有効証拠金÷建玉必要証拠金)×100=証拠金維持率(%)

このロスカットの役割は、全額を損失を出さず、損失を一定の範囲内で抑えることです。

FXの損失をセーブ!投資家を守る「マージンコール&矯正ロスカット」って?、マネーゴーランド

証拠金の預け入れ過ぎには要注意しましょう

証拠金を多く預け入れることで、マージンコールやロスカットになる可能性は小さくできます。でも、証拠金を入れすぎると、その分レバレッジを大きくかけてしまい、たくさん損失を被る可能性もあります。

あまり欲を出さず余裕を持った取引を心がけましょう。そのためにも自分の投資ルールを作り守っていくことが大切です。FX初心者のための「自分ルール」の決め方の記事も参考にしてみてください。

【バックナンバー】
#01 FXでお金持ちに!? 博打にならないFXで資産を増やそう!
#02 レバレッジって何!? 過度にリスクを取るのは禁物!
#03 スワップポイントって何!? 中長期のFX投資に重要な要素
#04 レバレッジの黄金倍率はこれだ!
#05 キャンペーンを利用してお得にFXデビュー!
#06 FX初心者のための「自分ルール」の決め方
#07 FXで稼ぐチャンスは1日4回!為替が動く時間帯を狙おう
#08 あなたにあった投資スタイルを選ぼう! 初心者の方は「スイングトレード」
#09 FX取引手数料は無料だが油断は禁物! 実質的な手数料「スプレッド」を理解しよう
#10 通貨の特徴を知ることは大切! FX初心者はこの3つの通貨ペアからはじめよう
#11 必ず知っておきたいFX用語! FX用語を知っておくと情報収集がスムーズに

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